「結果が出せるなら動機はどうでもいい」――。
こんなことを言う上司がいたら、その会社はダメかもしれない。
「結果を出すために動機にかかわっていく」
これこそがいま求められているマネジメントなのです。
メンバーが後ろ向きになった原因を分析して
適切な処方箋を出せば必ず輝きは取り戻せる。
長年、営業コンサルタントとして活躍。
トップセールスの行動習慣を分析し、
『営業は感情移入』『諦めない営業』のベストセラーを上梓した
著者が、辿り着いた最終テーマがこの「動機づけ」。
やる気のない部下、スタッフを抱えたあなた、
チームの生産性を上げたいと考える店長、
目標達成にまい進する部をつくりたいマネジャー、
そうした方々にぜひ読んで欲しい一冊です。
【著者紹介】
横田雅俊 (よこた・まさとし)
長野県生まれ。工学部にて設計を専攻。設計士として活躍。その後、外資系ISO審査機関にて営業職を経験。「最年少」「最短」「最高」記録を更新し、世界8か国2300人のトップセールスとなる。東京本社マネジャーに就任し、3年で同機関を日本有数のISO審査登録機関(単年登録件数日本No.1)へと急成長させる原動力として活躍。その後、営業に特化したコンサルティングチーム、株式会社カーナープロダクトを設立し、代表取締役に就任。理論主義を否定し、実践重視の営業力分析・営業戦略構築・営業トレーニングに定評がある。「利益に直結させる」をモットーに、これまで数多くの企業の営業力強化に携わってきた。さらに、トップセールスの交流と育成に努める全国組織である、トップセールスリンクを主宰。1,800人を超える優秀な営業マンの「ノウハウ」や「営業手法」を、日本企業の営業力強化に役立てるべく尽力。講演、セミナー実績多数。主な著書に『営業は感情移入』『諦めない営業』(プレジデント社)がある。
【目次より】
まえがき
第1章◆なぜ「やらされ感」が生まれるのか
第2章◆部下は動機づけで蘇る
第3章◆あきらめている人への動機づけ
第4章◆なぜ上司の熱意は部下に伝わらないのか
第5章◆戦力の浸透は動機づけにつながる
第6章◆トップセールスはモチベーションで仕事をしない
第7章◆動機づけされた最強チームをつくる