13年後の名古屋の未来を書いた本である。私は、期待が出来る自信が無い。
思えば私が生まれる前に出た未来を描いた絵本やアニメを見たら、当時は期待が大きかったのに、現実は大した事は無かった。
そして、私が生まれ小学生の頃から21世紀の未来を
讃える歌や漫画やアニメを視たり、聴いたりして、未来の夢を見ながら生きて来た。しかし、2001年9月11日以降未来の期待が出来なくなった。あの日以来、昭和30年代から40年代を舞台にした映画やドラマ、アニメがヒットしたのは当然である。みんな嫌な現実の未来から逃げたいのだ。朝ドラの『ひょっこ』が大ヒットしたのも当然だろう。
2030年にもう一度この本を読もう。この本の通りの未来に成るか、それとも酷い世の中に成るか?
それまで頑張って生きよう。ただそれだけである
。
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