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1巻配信中

風車の恋歌

藤波ちなこ Ciel

（4.2）投稿数37件

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640pt/704円(税込)

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作品内容

商人の娘・芹は、若君の乳母を務める母に呼ばれ、城へおもむくことに。
だがそこで芹に与えられた役目は、若君・知澄の側女となることだった。
母からの突然の命令に愕然とする芹。
知澄はそんな芹を、ある誤解からひどく詰り、乱暴に抱いてしまう。
互いの事情を知らぬまますれ違う二人。
それでも、知澄を慕う芹は、彼の歪んだ欲望を受けとめ続けていた。
一方知澄も、芹に対する激情は恋だと認め始めるが、
その矢先、二人は引き離されて……。

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風車の恋歌

640pt/704円(税込)

商人の娘・芹は、若君の乳母を務める母に呼ばれ、城へおもむくことに。
だがそこで芹に与えられた役目は、若君・知澄の側女となることだった。
母からの突然の命令に愕然とする芹。
知澄はそんな芹を、ある誤解からひどく詰り、乱暴に抱いてしまう。
互いの事情を知らぬまますれ違う二人。
それでも、知澄を慕う芹は、彼の歪んだ欲望を受けとめ続けていた。
一方知澄も、芹に対する激情は恋だと認め始めるが、
その矢先、二人は引き離されて……。

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

恋愛・ロマンス小説 / ライトノベル一般 / TL小説

作品タグ

：商人

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：イースト・プレス

雑誌・レーベル

：ソーニャ文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2017年9月7日

ファイルサイズ

： 9.4MB

出版年月

： 2017年7月

ISBN

：

9784781696034

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

風車の恋歌のレビュー

平均評価：4.2 37件のレビューをみる

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高評価レビュー

いーさん

(女性/－) 総レビュー数：511件

涙が止まらない！TLで一番好きな作家さん

☆5にしました
もうずーっと泣けます！！
初恋の爪痕でファンになり、もちろん最愛の～も読みました！
今作も本当に泣けて仕方ないです。
可哀想可哀想ーな展開でジレジレさせてからの、ヒーロー目線の語り！！
見せ方が上手いですし、可哀想な境遇でもヒロインが卑屈過ぎず、本当に控えめで…
良くできています。
時代背景もTL読者層には受けにくい戦国時代。
私も最初、購入に迷いました。
でも購入して良かった！！
何度読み返しても胸が苦しくなったり、キュンとしたり…いい歳して子どももいるオバサンですがw
初恋の爪痕と対照的な母子関係ですね。
ラスボス・母といってもいいほどなんですが、母の葛藤も読み取れます。
だから、単純に憎たらしいキャラクターではないんですよね。
もちろん、許せないところもありますが。
父や祖母も酷い人たちですが、父は…まぁ、最後の方は… 後悔を元に変われるかな？
冷たい周囲のなか、草介さんの存在は助けになりました。
草介さんいなかったら心が折れていたかも。
…芹ではなく、読んでいる私の方が。
駒さんは、ちょっとしか出てきませんでしたが魅力的でしたね。

とにかく読んでよかったです。
次回作も楽しみです！

1件

2021年2月22日

きうさん

(女性/－) 総レビュー数：569件

今回も

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 素敵なお話でした。日本とか現代が舞台の物語は、どうしても先入観があり、入り込めないので避けていましたが、戦国時代だし、作者さんの初恋の爪痕と、最愛の花がどちらも素晴らしかったのもあって、なかなか手が出しづらかったけど、購入してみました。
読んだ3作品の中で1番よかったです。いつも家族に恵まれない不遇のヒロインのお話ですが、違った魅力があり、今回は目が腫れるほど泣いてしまいました。
幼い頃すらも、大人から愛情を向けられたことのない、人肌恋しいヒロインが、初めて肌の温もりを感じたヒーローに、かなり酷い扱いを受けながらも惹かれていくのは、もう哀しいし仕方ないしで、時代的な倫理観や育った境遇、身分とかも相まって何も自分の気持ちを言葉にすることが出来ない状況が、
可哀想ですごく胸が痛くなりました。
ヒーロー視点のお話もよかったです。Cielさんのイラストも、いつも可愛い令嬢や、ワイルドでお色気たっぷりなヒーローを見ていたので、和風はどうなんだ！？と期待大でしたが、本当にまたまた更に素敵でした。

3件

2020年11月7日

yotika さん

(女性/50代) 総レビュー数：274件

涙が出てくるほど不憫

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ なヒロイン。もう鬼のような設定で、ヒロインの行く末が気になって一気読みしました。ヒーローが非道なのはこの際置いといて、とにかくヒロインの両親がひどい。特に母は毒親がすぎる。乳母として育てた若君にしか関心がなく、娘は徹底して道具扱い。娘の人生も、命さえも自分の好きにしていいと思っている傲慢さ。若君の子を身籠った時だけ、娘に価値が生まれるという徹底ぶり。それでも、どこかに母親の複雑な愛情が垣間見えないかと読み返したけど、読めば読むほど愛のない母親にブレがなくて怖い！若君との恋の切なさよりも、毒母の仕打ちのほうが強く印象に残ってしまいました。

最後は怒涛の大団円になりますが、若君とヒロインが心を通わせるシーンにもう少し厚みを持たせてほしかったです。そうじゃないと、「ヒロインの心の傷」＞「愛に癒やされる喜び」で、読後の心中はまだマイナスなんですー！もう少し癒やしがほしかった。。。

0件

2023年9月6日

でめきん＠りおさん

(－/－) 総レビュー数：1223件

よき。

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ ソーニャの値下げキャンペーンに便乗して購入しました。ソーニャにしては珍しい和風テイストが気になって。最初に159ページ？少なっ、と失敗も頭にチラつきながら読み進めました。やんごとなきお方の乳母を勤める母を持つヒロインと、そのやんごとなきお方ヒーロー。総合的に言うとよく見かける設定ですが、登場人物それぞれの心情がしっかり描かれていて、ページ数を気にすること無く読み応えがありました。諸悪の根源であるヒロインの祖母もそういう家庭で育ったんだろうと推察され、誰一人憎む対象がいないのではと思えるほど1人1人丁寧に書かれてます。ヒーローsideも後半から登場し、全体を通して綺麗にまとまっていました。あえて不満点を挙げるなら、壁に飾られていた青い風車をヒーローが見つけた時もう少しヒロインに想いを馳せても良かったかな。タイトルになってるくらいなのに扱いがあっさりしすぎでしょ。

0件

2022年2月4日

紅のハムさん

(女性/30代) 総レビュー数：27件

読み応えあり！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 泣けました。イラストも素敵。若い主人公カップルの恋情に加えて、親が子(および孫)を思う愛情が上手く絡められて描かれているため、読み応えがありました。後の方になるまでヒーロー側の考えや感情がなかなか描かれないので、序盤は特に彼に感情移入できず、ヒロインに対する酷い言動やそれに翻弄されるヒロインの描写を読むのが少々辛かった・・・が、後には色々と明らかになり、まぁ納得できました。男性老医が物語のキーパーソンの1人で、最後の出産〜臍の緒のくだりは特に良かったです。ソーニャ文庫HPに限定で公開されている番外編(幸せ一杯な感じの後日譚)も併せてオススメです。

3件

2018年5月30日