ポーションが至高で希少、作れる者の少ない世界。
何故そんな偏った世界なのか?結果的にそうなったといった経緯が明白で、自分の様な理屈っぽい輩にも受け入れ即効でした。
加えて世界の在り方にコンタクト出来る “錬金術師” という存在の特殊性や
設定がキメ細やかで、死生観が自己に近く好ましいものである事も良かった。没入できる世界観が好きなのです。
そして何より、おぞましいエピが満載!主人公のふざけたユルフワ感との対比でライトに読め…いや重苦しいな…だがそれが良い。最高。奴隷で人体実験したり、贄の一族とかいう凄惨な影武者いたり黒い黒い。命が軽い。世界は苦渋に満ちている。(ゆるい日常話のほうが比重あります。)
最近はお気に漫画の原作を買う事が増えていて、その圧倒的な情報量と面白さに、何故ラノベを忌避していたのか後悔しています。でもまだ漫画版を経てからしか買えない。
漫画の続きで2巻のみ既読、ウッカリ紹介文を読んでしまいお気にキャラの死別が予期されちゃったけどこれから楽しみです。
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