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ライトノベル
薬屋のひとりごと
15巻配信中

薬屋のひとりごと

580pt/638円(税込)

91pt/100円(税込)
10/15まで

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作品内容

大絶賛を博したあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。

大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があったからだ。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。


日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。

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作品ラインナップ  15巻まで配信中!

  • 薬屋のひとりごと

    580pt/638円(税込)

    91pt/100円(税込)
    10/15まで

    大絶賛を博したあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。

    大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
    名前は、猫猫(マオマオ)。
    花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
    そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
    まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があったからだ。
    そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
    美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
    人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
    きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
    壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
    稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 2

    600pt/660円(税込)

    300pt/330円(税込)
    10/15まで

    大評判につき2巻も刊行決定! ! 中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が今度は外廷で起こる難事件に挑んでいく。

    後宮女官を解雇させられた猫猫(マオマオ)は、花街に戻ってきた。しかし、戻るや否や、今度は超美形の宦官壬氏(ジンシ)のお付として、外廷に出仕することになる。
    壬氏への嫉妬から他の官女たちにからまれ、倉庫の小火、官僚の食中毒、腕利き職人が残した不変な遺言の調査など奇妙な事故や事件が多発する。
    いろいろな事件が重なりあう中、それらはある一つのことに収束することを猫猫は知る。そこにはある人物の思惑があった。
    そしてそんな中、壬氏に付きまとう武官羅漢(ラカン)が現れる。変人として有名なこの男は、何かにつけて壬氏に問題を持ってくるようになる。それは、羅漢が古い緑青館の馴染みで猫猫をよく知っていたためであった。
    猫猫に対してただならぬ執着を持つ羅漢に対して、猫猫の態度は普段と少し違っていた。いつもの飄々とした雰囲気と違う猫猫を気づかい、羅漢から守ろうとする壬氏であるが――。
    羅漢の本当の狙いとは一体?
    型破りな薬屋の娘と超美形だがどこか残念な宦官、それに巻き込まれる人々。
    薬と毒、宮廷と花街、官と妓女、そして過去と現在が交わる中で、物語は紡がれていく。


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 3

    620pt/682円(税込)

    310pt/341円(税込)
    10/15まで

    中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が大活躍する人気シリーズ第3弾。後宮で起きた死亡事件から見えてくる新たな真実。そして壬氏が命の危機に!?

    玉葉妃の妊娠により、再び後宮に戻ってきた猫猫(マオマオ)。
    皇帝の寵妃ということもあって、それは秘密厳守。
    しかし、女たちの腹の探り合いは日常茶飯事で、しかも、後宮内だけでなく外部からも怪しげな動きが見え隠れする。
    それとともに、後宮外では壬氏たちが隣国の特使の要求に頭を悩ませていた。
    特使たちは、数十年前にいたという妓女、それが見たいと無理難題を言ってきたのである。花街の事情に詳しい猫猫に相談を持ちかけてくるが、それは意外な人物であり――。
    猫猫はその美女にかわる絶世の美人を用意することとなる。
    茸中毒で死んだ妃、後宮内の廟の秘密、先帝がかかった呪い、その謎を解くにつれ、壬氏が宦官の枠を超えて扱われていることに猫猫は気が付く。
    そして、猫猫はその壬氏の願いで、後宮を出て北の避暑地へと同行することになる。そこで待っていたのは、腹に一物持った高官たちと再び壬氏の命を狙う者たちだった。
    猫猫たちは、無事、宮中に戻ることはできるのか!?


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 4

    620pt/682円(税込)

    310pt/341円(税込)
    10/15まで

    大人気ミステリー早くも第4弾。幽霊、逆子、拉致…怒濤の展開から目が離せない!

    壬氏が宦官ではないと知ってしまった猫猫。
    後宮内で皇帝以外のまともな男がいるのはご法度、それがばれないようにどきどきする毎日を過ごす。
    そんな中、友人の小蘭が後宮を出て行ったあとの就職先を探していることを知る。
    猫猫と子翠はそんな小蘭のために伝手を作るために後宮内の大浴場に向かう。
    その折、気弱な四夫人里樹妃が幽霊を見たという話を聞いてそれを解決すべく動き出す。
    一方、翡翠宮では玉葉妃の腹の子が逆子だとわかる。
    ろくな医官もいない後宮でこのまま逆子を産むことは命に関わると、
    猫猫は自分の養父である羅門を後宮に入れるよう提案するが新たな問題が浮上する。
    後宮内で今まで起きた事件、それらに法則があることに気が付いた猫猫はそれを調べようとして――拉致される。
    宮廷で長年黒く濁っていた澱(おり)、それは凝り固まり国を騒がす事態を起こす。


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 5

    600pt/660円(税込)

    300pt/330円(税込)
    10/15まで

    読後満足度絶好調の大人気シリーズは新章突入。難事件の謎解きは勿論、猫猫と壬氏の関係から目が離せない!

    子の一族の反乱がおさまり、宮廷では皇子が生まれたことで玉葉妃が正室になった。
    壬氏もまた、宦官ではなく皇弟として政を行うこととなる。
    一見、何事もなく平和におさまったかに見えたが、都にはすでに不穏な空気が漂っていた。
    猫猫はといえば、謎の毒菓子事件、蝗害への不安、紙の村の所有権問題……いつものごとく巻き込まれ、首を突っ込むことになる。
    また、壬氏からの命令で、玉葉后の故郷、西都へと向かうことになった。
    色とりどりの花たちが咲く舞踏会で何者かの陰謀が渦巻いていく。
    猫猫はその思惑を暴くことができるだろうか! ?


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 6

    600pt/660円(税込)

    420pt/462円(税込)
    10/15まで

    猫猫は壬氏からのプロポーズを受けるのか? 花嫁の自殺、人気画家の食中毒、湖の上を歩いて渡る仙女……第六弾も大注目!

    西都にて、壬氏に求婚された猫猫。
    今まであやふやだった関係が大きく変わろうとしていた。
    今までと変わりなく接したい猫猫に壬氏は焦る。
    皇弟として、政に関わる者に恋という自由はない。
    猫猫もまた、壬氏の心を知りつつも、己の立場を考えると
    首を縦に振ることはできない。
    軍師羅漢の縁者、それが西都で用意された猫猫の肩書だった。
    猫猫は重い気持ちのまま、ある決断をくだすのだが────。


    日向 夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 7

    600pt/660円(税込)

    420pt/462円(税込)
    10/15まで

    コミックス2作品(小学館版1巻、スクウェア・エニックス版2巻)が2月下旬に発売。女官となった猫猫が大活躍の第7弾!

    里樹妃との一件が片付いたのもつかの間、
    猫猫の元に高順が厄介ごとを持ってやってくる。
    どんな用事かと言えば、猫猫に女官試験を受けないかというものだった。
    猫猫は、半ば強制的に試験を受ける羽目になる。
    新しく医官専属の女官となった猫猫の前に現れるのは、
    面倒くさい変人軍師に厳しい上司の医官たち、それと同僚たる同じ女官たちだが――。
    猫猫は同僚たちにお約束の通り嫌がらせを受ける。
    特に、女官の首領である姚(ヤオ)は猫猫に対して突っかかってくるのだった。


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 8

    630pt/693円(税込)

    441pt/485円(税込)
    10/15まで

    シリーズ累計130万部突破! オーディオドラマ化決定! コミック2冊もほぼ同時発売。猫猫の推理が冴えわたる待望の第8弾!

    毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、
    猫猫のもとに大量の書物が届いた。
    送り主は、変人軍師こと羅漢。
    碁の教本を大量に作ったからと、猫猫に押し付けてきたらしい。
    興味がないので売り飛ばそうかと考える猫猫の考えとは裏腹に、
    羅漢の本によって、宮中では碁の流行が広がっていくことになる。
    一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、
    砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。
    そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、
    羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。
    開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、
    さぼっている仕事をこなすように説得するのだが――。


    日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 9

    650pt/715円(税込)

    455pt/500円(税込)
    10/15まで

    シリーズ累計600万部! 待望の最新刊では二人の「その後」が明らかに! 猫猫と壬氏が船旅に?

    壬氏の一世一代の行動の結果、
    とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。
    折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。
    実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。
    とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、
    姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。
    一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、
    猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。
    できる範囲で治療を施していくが、
    医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。
    壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、
    医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。
    そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだが――。


    日向 夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。本作にてデビュー。著書に『女衒屋グエン』、『なぞとき遺跡発掘部』など。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
  • 薬屋のひとりごと 10

    680pt/748円(税込)

    476pt/523円(税込)
    10/15まで

    シリーズ累計1200万部突破!妖怪!蝗害!災害!西都に呼ばれた謎!最新10巻はドキドキとワクワクの波状攻撃が止まらない!

    無事に西都に到着した猫猫。
    環境は変化しても仕事は相変わらずで、薬屋として、また医官手伝いとして働いていた。
    どこに行っても呑気なやぶ医者に、何を考えているかわからない新人医官・天祐。
    猫猫は、壬氏の火傷が二人にばれないようにとひやひやしながら西都での日々を過ごしていた。
    壬氏もまた皇弟として政務をこなす毎日だが、西都側は壬氏を名前だけの権力者として扱っていた。
    そんな中、猫猫は農村部を視察するために連れて来られた羅半兄とともに農村へ行くことに。
    視察するにあたって、かつての羅漢の部下・陸孫が動いていることに気付く。
    彼は、中央とは異なる農村部のやり方に疑問を持っていた。
    一方、かつて起こった大蝗害の生き残りの老人と出会うのだが-----。


    日向 夏(ヒュウガナツ):福岡県在住。本作にてデビュー。著書に『女衒屋グエン』、『なぞとき遺跡発掘部』など。

    しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
    『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。

レビュー

薬屋のひとりごとのレビュー

平均評価:4.8 740件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (3.0) ちょっとわかりづらい
    三夏さん 投稿日:2024/10/6
    漫画から入り、続きが気になってきたので小説も読んでみましたが、文章が少しわかりにくいです。今まで読んだ事のある小説では気にならなかったので、文章力ってあるんだなと思いました。話はおもしろいです。

高評価レビュー

  • (5.0) 濃くて厚く、熱いキャラたち
    ちふさん 投稿日:2024/4/29
    アニメを21話まで一気見し、続きが気になり。コミカライズかノベルか。ノベルはこの時点で14巻。長いと思いつつどうせなら原作をとまずは2巻を購入。アニメはこの時点で網羅で満足かと思いきや面白すぎて結局全巻購入。読中に15巻が発売されここまで読 了。何故にこうも惹き込まれるのか。主人公が簡単にラブラブにならないこと、濃すぎるキャラたち、話が進むにつれ年齢も上がっていくこと、他にもたくさんあるけど、私の中でこれらはは大切な要素。少しの進展はあるものの、問題解決せぬまま突っ走らないこと、うやむやになってないこと、が大きいかと。面白過ぎて読み進めたいのに、進むのがもったいなくて、2冊3冊読んではもう一度読み返すを繰り返し。眠い目を頭を堪えて読むので読み落としや理解不足の箇所もあり、落ち着いて読み返すのは、腹に落ちてさらに面白みを増す、という循環。今の時点の最新刊まで読み切り思うには、また最初から読み返したい。作者様、いったい、何手先から話を組み立てるのか、創作しながら組み立てていくのか、結末があってそこにいたる道を戻ってきているのか、、。考えても私には解らないので、単純に物語を楽しむことに精を出すことにします(笑)。話中、決して細かく状況説明がされている訳ではありません。これまでの伏線を頭に入れてないと読みこぼすこともあるので、2度読み3度読み、お勧めします。面白いので全く苦でなく、むしろ読み返すことで納得感増し増しです。 もっとみる▼
  • (5.0) 12巻まで読了
    nobuoさん 投稿日:2020/10/30
    【このレビューはネタバレを含みます】 話題になっている人気作ということで、コミカライズから試して原作も読むことに。淡々とした謎解き話かと思って気楽に読んでいましたが、巻を追うごとにどんどん話は深まり広がっていき、明かされていく真実の一つ一つに関連性があり、一つに繋がっていくのが面白いです。主人公の猫猫はじめ登場人物達に変人奇人の割合が高くて理解が追い付かず、共感できないまま話が進んでいくのに読む手が止まらないのは、ストーリー展開自体がとんでもなく魅力的だからでしょうか。 私が一番好きなキャラは羅漢で、恐らく相貌失認に加え、複数の発達障害を併せ持っているであろう軍師様。面倒ごとばかり起こすので、なかなか周りから理解されず、才能の割に人生が思うようにならないけれど、自分にとって大事なことがはっきりしていて、その分かりやすい生き方に好感が持てます。 あと、壬氏も好きです。見た目が派手なのに、中身は超地味なところ、大人な対応の合間に、時折子供っぽさを見せてくるところなど、くすぐられますね〜。正にギャップ萌えです。彼の恋を応援していましたが、猫猫の反応を見る限りでは成就は難しいように感じていました。それが何と!!12巻でツンドラ猫猫に微かなデレが見られて大興奮でした。壬氏の人柄が羅門に似ていると気付いた辺りから期待しすぎないよう自制していましたが、13巻には期待してもいいかもしれない。もう一押し!がんばれ壬氏!! 続きを読む▼
  • (5.0) 続きが気になる作品です。
    nonさん 投稿日:2023/11/22
    【このレビューはネタバレを含みます】 漫画を読んで続きが気になったので、小説も出版されているものはすべて読みました。 登場人物が多く、血縁関係が複雑なんですが、権力争いやそれぞれの思惑がおもしろいです。 生い立ちに驚かされる人物がたくさん出てきます。 また、登場人物が個性豊かなので、好きなキャラクターが必ずいるのではないでしょうか。 恋愛に関しては、はじめはラブコメ要素が強めですが、徐々に切なさも生まれ、なかなか結ばれない壬氏さまと猫猫の関係がいいです。 2人の距離が近づくシーンなんかは、もう少し細かく動作や心情の描写してほしい気もしますが、私の想像力が足りないのでしょうか。 見た目とは異なり、自己評価が低く、真面目で利他的な壬氏さま。実の親から愛情を受けず、妓楼で育ったため、恋愛に夢を見ることのない猫猫。 壬氏さまは猫猫には素の自分を見せるようになり、猫猫は壬氏さまの人柄を知り、最も尊敬する養父羅門に似ていると思うようになります。 壬氏さまは皇弟の立場を捨てるのか、それとも本当の立場が公になり、皇帝になるのか。そして猫猫が正妃になったりするのか。 2人の夜伽はいつになるのか。 続きが楽しみです。 壬氏さまの一途さや、あの猫猫が恋心を認めざるを得なくなっていく感じがキュンとします。 猫猫が本当の愛情を知り、幸せになることを願っています。 続きを読む▼
  • (5.0) とても魅力的なお話
    もかさん 投稿日:2019/9/7
    先に漫画を読んで嵌り、小説の方を一気に購入してしまいました。主人公の一風変わったキャラクター設定と、その周りのキャラクター達がとても魅力的で、どんどん読み進めてしまいます。主人公が安易に恋愛体質にならず、一貫してある意味一般的な主人公設定で は無いキャラとして描かれているのが、自分はとても好きです。今のやきもきさせられる関係性が超絶焦らし感があって、新刊はまだなのか…!となります。ただ、自分の理解力が無いせいかページ数の問題なのか、読んでいて場面描写や心情描写が省略されている気がしたり、前後の文章に齟齬感を感じたりはしました。台詞が出て来てそのキャラクターがそこにいる事やどの場所にいるのかを知ったり、時間経過をしている事が分かったりほか色々。文章表現が独特と言う意味では無く、単純に簡素というか…ちぐはぐな文章を書く作家さんのように思いました。それと、所々の単語の違和感。意味合いの捉え方が前後の内容とそぐわないのでは?と思う箇所がちょいちょい出てくるのが気になりましたが、編集さんや関係者の方々が目を通した上で販売している訳なので、自分の理解力の問題かとも思います。ただ、そういった文章としての違和感を感じようとそれらを薙ぎ倒し、一気に買い進めさせるほどの魅力を持った小説である事は保証致します。(我が身で← もっとみる▼
  • (5.0) シリーズ全制覇してしまった!
    沈丁花さん 投稿日:2024/4/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 漫画版、私が読んでいるのは「ガンガン」なのですが、アニメが始まった当初、毎回視聴後その続きを読んで、最新に辿り着いてしまうと気持ちの持って行き場が無く‥というのを繰り返して、結局ストーリーが進んでいる「サンデー」版の最新まで読んで、最終的にはラノベ14巻まで一気買いしてしまいました。 日向夏先生は、初め、4巻までしかお話を考えていらっしゃらなかったそうで、サクッと終わらせるつもりでおられたとの事。 それでも、5巻以降もストーリーが複雑に絡まり合っていて楽しめます。ただ、ひとつの巻で一応の解決をみるという話の進め方がわかってくると、この巻の内容は何だったか‥と思い出すため、自分で副題を付けています。例えば5巻は「虎」6巻は「塔」7巻は「毒」…というふうに。 漫画に比べ活字の方が目が疲れるのと、ラノベで最新に辿り着くと新刊を待つ日々が辛いのでゆっくり読み進めようという気持ちです。 「壬氏」の立場がハッキリしてからは、舞台が大きく広がってしまい、後宮でのお話だけに収まらなくなっていくので、面白くはあるのですが、あまり広がりすぎないといいなぁとも思います。 塩対応の「猫猫」の変化や、ちょっぴり甘い感じも12巻あたりに出てくるらしいので、楽しみに読み進めたいです。 続きを読む▼

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