巻を追うごとに若干、面白さは落ちていく。というのは最強キャラ系の主人公だと仕方ないんだけど、展開のパターンを作るためにどうしても有能のクセにマヌケムーブをせざるを得ないから。はじめのほうならわかるかもしれない相手にきちんと聞いたり情報を集め
たであろうことなどを聞かなかったり、逆に情報収集だとか言って危機が本格化するまでうだうだしてたり。そういうのが無ければ無いほど長い続刊の弊害が無い傑作や名作なのですが、この作品も物語が破たんするほどでは無いにしろそういった現象がみられてると思う。
あと、一行空けなどがとても多く、ページ数も少ないので1巻当たりの中身はかなりスカスカしている。これで電子版の定価1000円超えはかなり読者にとってコスパのわるい作品ではある。
それでもかなり面白いのは面白いと思う。
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