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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP雑誌・写真集雑誌 美術出版社 美術手帖 美術手帖美術手帖 2021年10月号
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美術手帖 2021年10月号

1,280pt/1,408円(税込)

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384pt/422円(税込)

作品内容

近年、アートマーケットの活性化が著しいが、しばしば高額な落札額に「なぜこれにそんな値段が?」「この作品にはどんな価値があるの?」と困惑することがある。それは、アートの価値がどんなシステムのなかでつくられるのか、 価格と価値がどんな関係性にあるのかが不透明だからではないだろうか。本特集では、キュレーター、ギャラリスト、批評家といったプレイヤーたちが、 どのように価値づくりを支えているのか、その仕組みを解明。 これからのアートの価値とは何かを考える、道筋を照らし出す。



目次
Editor’s note
特集 アートの価値の解剖学
「アートの価値」を象徴する作品とは? Part1
アートの価値の意味を知るための基礎分析
アートの価値を支えるシステムにいま何が起きているのか?
美術館の役割とコレクションの価値基準とは?
陽炎の美術批評
パンデミック下での美術館と地域社会の関係とは?
日本のギャラリーはどう現代美術の価値を根付かせたか? #1東京画廊
#2 SCAI THE BATHHOUSE
#3 Take Ninagawa
美術作品の教材化の功罪
Part2 アートのエコシステムのなかでどう価値はつくられるのか?
美術作品の価格はどう決まるのか?
近現代のアート界におけるエコシステムの変遷
豊かな美術館コレクションはどうつくられるか?
Instagramから見るアートワールドの表と裏
文化政策はアートシーンを活性化できるか?
「アートの価値」を象徴する作品とは? Part2
アート業界の労働環境をフェアにするために
多様な価値軸で生きる作家の「美術」の担い方
ARTIST PICK UP 荒木悠
美術検定
Go Artists Go! Vol.71 坂内友美
呉竹×Inktober 2021
注目の美術館&展覧会
ニューバランスのアップサイクル・プロジェクト
カルティエ現代美術財団「横尾忠則:The Artists」展
WORLD NEWS
ARTIST INTERVIEW 加藤翼
REVIEWS「エキシビジョン・カッティングス」椹木野衣
REVIEWS ラファエル・ローゼンダール+玉山拓郎 清水穣
青柳龍太「我、発見せり。」(21)
平山昌尚「つづく」48話
特別寄稿 芸宿試(私)論
プレイバック! 美術手帖プレイバック! 美術手帖
BOOK
月刊美術史
常備店リスト
バックナンバー案内
次号予告

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作品ラインナップ 

  • 美術手帖 2023年4月号

    1,440pt/1,584円(税込)

    近年「ブラック・アート」の躍動が目覚ましい。2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレで、アフロ・カリブ系イギリス人であるソニア・ボイスの手がけたイギリス館の展示が金獅子賞(国別)を受賞し、同年のターナー賞は、17年のルベイナ・ヒミド以来、黒人女性として史上2人目のヴェロニカ・ライアンが受賞している。また「ブラック・アーティスト」や「マイノリティ」と呼ばれる作家たちの活動や意義の見直しを図る展覧会が各国で開催され、『アートレビュー』誌が選出する、美術界でもっとも影響力のある100組 のランキング「Power 100」では、アフリカの現地を拠点に活動する作家やキュレーターの名前も数多く見られる。
    しかしながら、私たちが「ブラック・アート」と名付けるものとはいったい何を指すのか? なぜ私たちは地域や世代ではなく「色」で、その作品や人物をカテゴライズしているのか? 本特集では、文化研究者の山本浩貴を総合監修に迎えて、「ブラック・アート」という言葉と概念をとらえ直してみたいと思う(共同監修=中村融子[アフリカ現代美術研究])。
    欧米を中心としたアートサーキットで活躍するブリティッシュ・ブラックやアフロ・アメリカンの作家やキュレーターにくわえて、アフリカやカリブ海地域で生まれ、現地を拠点に活動するアートのプレイヤーを取り上げ、同時に「ブラック・アート」を語るうえで欠かすことのできない、その「歴史」や「研究」にも目を向ける。現在美術界で活躍する「ブラック」のプレイヤーたちの言葉に耳を傾け、その言葉に潜む歴史を知ること、日本で「ブラック・アート」を語る意味を考えたい。

    SPECIAL FEATURE
    ブラック・アート
    山本浩貴=総合監修 中村融子=共同監修

    「ブラック・アート」とは何か? 「ブラック・アーティスト」とは誰か?
    山本浩貴=文

    PART1
    ブラック・アートの現在地

    ソニア・ボイス
    山本浩貴=聞き手・文

    シアスター・ゲイツ
    菊池裕子=聞き手 山本浩貴=構成

    コヨ・クオ
    中村融子=聞き手・文

    イブラヒム・マハマ
    中村融子=聞き手・文

    メグ・オンリ
    金井美樹=聞き手・文

    未来と過去が織り成す交点──ブリティッシュ・ブラック・アートの現在地
    山本浩貴=文

    2010年代以降のアメリカにおけるブラック・アートの新たな地平
    國上直子=文

    美術と主権を「複数化」すること──アフリカ現代美術のエコシステムの涵養
    中村融子=文

    カリブ海・環大西洋ブラック・アート論序説
    中村隆之=文

    [対談]「ブラック・アート」研究のこれまでとこれから──日本における可能性と課題
    萩原弘子×小笠原博毅
    山本浩貴=進行 永峰美佳=構成

    「ブラック・アート」をめぐるキーパーソンたち
    エル・アナツイ/サミー・バロジ/インカ・ショニバレCBE/ルベイナ・ヒミド/ローナ・シンプソン/マリアンヌ・イブラヒム/アレクシス・ペスキン/ボナベントゥアー・ソー・ベジェン・ンディクン

    吉國元
    永峰美佳=取材・文

    マーロン・グリフィス
    菊池裕子=聞き手

    PART2
    ブラック・アートの歴史
    奴隷制と植民地主義/欧米での展覧会/ヴィフレド・ラム/ジャン=ミシェル・バスキア/言説と批評/美術と政治

    「ブラック・アート」をより深く考えるためのブックガイド

    [翻訳論考]ブラック・アート──代表するという重荷
    コビナ・マーサー=文

    [論考]「ニグロ・アート」とブラック・アート:誰が文化を規定するのか
    柳沢史明=文

    ARTIST IN FOCUS
    石垣克子
    白坂由里=取材・文

    百瀬文
    中島水緒=取材・文

    WORLD REPORT
    New York/Dublin, Nottingham, London/Scotland/Berlin/Tainan/Kuala Lumpur

    ARTIST INTERVIEW
    牛島智子
    竹口浩司=聞き手

    REVIEWS
    「日本の中のマネ 出会い、120年のイメージ」展
    椹木野衣=文

    金氏徹平個展「POOOPOPOO」
    清水穣=文

    PAPERS
    ランドアートのレガシーとその向こう
    原田真千子=文

    青柳龍太「我、発見せり。」(28)
    安藤裕美「前衛の灯火」第5話
    プレイバック!美術手帖 原田裕規=文
    BOOK
    月刊美術史
  • 美術手帖 2023年1月号

    1,440pt/1,584円(税込)

    場所や天候、動物までも巻き込んだサイトスペシフィックな作品や活動を各地で展開し、芸術の根源的な問い直しを続けている作家、鴻池朋子。本特集では、今夏からリレーし、視覚以外の感覚にも開かれた個展「みる誕生」を起点に、「みる」とは何かを問う。



    目次
    目次
    Editors note
    鴻池朋子 足元に降り立つ「みる誕生」
    鴻池朋子インタビュー
    FOCUS 01 みる誕生会
    FOCUS 02 筆談ダンス
    FOCUS 03 糞土思想とミュージアム
    FOCUS 04 物語るテーブルランナー
    コラム:転がる転がるテーブルランナー
    鴻池朋子のストラクチャー
    FOCUS 05 大島と「金陽会」の絵
    コラム:美術の初源を伝えるー鴻池朋子さんについて
    FOCUS 06 「逃走階段」と 「緑の森の一角獣座」
    エッセイ:惑星のほうへー高松と大島を旅して感じたこと
    特別対談:池澤夏樹 × 鴻池朋子
    展覧会情報
    アート&デザイン学校ガイド
    ARTIST IN FOCUS 1:今井俊介
    ARTIST IN FOCUS 2:青柳菜摘
    WORLD OF NFT ART Adam byGMO
    WORLD REPORT
    ARTIST INTERVIEW:プレシャス・オコヨモン
    REVIEWS
    青柳龍太「我、発見せり。」( 27)
    PAPERS:ルース・アサワー生命/環境のネスト
    安藤裕美「前衛の灯火」第4話
    プレイバック!美術手帖
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト / バックナンバー案内
    次号予告
  • 美術手帖 2022年10月号

    1,440pt/1,584円(税込)

    「もっとヘタになりたい」と語る、五木田智央の絵画はもちろんのこと、それらを生み出す文化的コンテクストにも焦点を当て、彼の絵画構築の方法や創作の原点に迫る。



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    Editors note
    特集扉
    五木田智央インタビュー
    The Sketches in notebooks
    五木田智央100問100答
    「コンセプト」なき 絵画制作の方法論
    ジェイミーソン・ウェブスター(精神分析医)
    The Sketches in notebooks
    五木田智央100問100答
    ジム・オルーク(音楽家)
    The Original Photo Book by Tomoo Gokita 2001
    五木田智央の「ヘタうま」画業人生
    テイ・トウワ/ティム・ブラム/石井孝之
    The Sketches in notebooks
    五木田智央100問100答
    みんなで語る「五木田智央」
    The Sketches in notebooks
    五木田智央にとっての「アート」と「イラストレーション」 文=塚田優
    ターンテーブルとしての画家の肖像 文=佐々木敦
    The Sketches in notebooks
    SPECIAL FEATURE ドクメンタ15 金井美樹=文
    ARTIST IN FOCUS 工藤麻紀子
    ARTIST IN FOCUS 田口和奈
    ヴーヴ・クリコ ソレール・カルチャー
    WORLD OF NFT ART Adam byGMO
    WORLD REPORT ニューヨーク
    WORLD REPORT ロンドン
    WORLD REPORT カッセル/ベルリン
    WORLD REPORT パリ
    WORLD REPORT サンパウロ
    ARTIST INTERVIEW アレック・ソス
    レビュー「中村恭子」展 椹木野衣=文
    レビュー 「ゲルハルト・リヒター」展 清水穣=文
    青柳龍太「我、発見せり。」(26)酒器
    Papes:粟田大輔「表徴を愛する」
    安藤裕美「前衛の灯火」(3)
    プレイバック! 美術手帖
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト・バックナンバー案内
    次号予告
    ミュージアムはデジタル化にどう向き合うか
  • 美術手帖 2022年7月号

    1,440pt/1,584円(税込)

    1932年にドレンスデンで生まれ、ナチスや共産主義体制のもとで青年期を過ごしたゲルハルト・リヒター。60年代に写真をもとにしたイメージにぼかしなどの技法を加える「フォト・ペインティング」で高い評価を受け、70年代には「アブストラクト・ペインティング」を発表。抽象絵画と具象絵画を行き来して、数多くの作品を生み出してきた。彼はその間にも家族を含む自身の記憶とドイツの歴史、その光と影に向き合い続けてきた。そしてついに、アウシュヴィッツとイメージの問題に真正面から取り組んだのが、2014年の《ビルケナウ》である。本特集では、リヒターの60年にわたる画業の到達点《ビルケナウ》に焦点を当て、2つの論考と「アーティストブック」を通して、作品を読み解くとともにリヒターの思索の軌跡を辿った。


    SPECIAL FEATURE
    ゲルハルト・リヒター 《ビルケナウ》という到達点

    PART1
    ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》(2014)
    [論考]イメージと倫理の位相
    ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》とアウシュヴィッツ
    西野路代=文


    PART2
    Artist’s Books of Gerhard Richter
    リヒターにとっての「アーティストブック」とは何か?
    河内秀子=文


    PART3
    《ビルケナウ》以降のリヒターの抽象絵画とドローイング

    [論考]ふたたび始めること ──ゲルハルト・リヒターの 新作抽象絵画
    ディーター・シュヴァルツ=文 中野勉=翻訳

    SPECIAL FEATURE
    ロバート・スミッソン「フレデリック・ロー・オルムステッドと弁証法的風景」
    平倉圭+近藤亮介=翻訳 近藤亮介=解題

    ***

    ARTIST IN FOCUS
    小寺創太
    大岩雄典=聞き手・文

    富田直樹
    岩垂なつき=聞き手・文

    WORLD NEWS
    New York/London/Berlin/Taiwan / Sharjah

    ARTIST INTERVIEW
    ムン・キョンウォン& チョン・ジュンホ
    馬定延=聞き手

    PAPERS
    無為を表象する ──セーヌ川からジョルジュ・スーラへ流れる絵画の(非)政治学
    中島水緒=文

    REVIEWS
    「生誕100年 松澤宥」展
    椹木野衣=文
    山本尚志個展「ゲーム」「ART SHODO-進化する芸術運動としての書-」展
    清水穣=文

    青柳龍太「我、発見せり。」(25)
    追悼 池田修 川俣正=文
    安藤裕美「前衛の灯火」第2話
    プレイバック!美術手帖 原田裕規=文
    BOOK
    月刊美術史
  • 美術手帖 2022年4月号

    1,280pt/1,408円(税込)

    新宿や渋谷の繁華街でネズミを追いかけていた結成初期から17年。アート界の異端的存在だったChim↑Pomが資本主義の象徴ともいえる六本木の高層階で回顧展「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」(2月18日~5月29日)を開催中だ。社会の不穏な匂いや問題のありかを直感的に察知するや、全身全霊をかけて現場に飛び込み、当事者たちと円陣を組みながら、あらゆる制約や衝突を乗り越えて、「アート」として社会に提示する。そんな挑戦を続けてきた6人とは、いったい何者なのか。展覧会の準備のさなか、全メンバーの絶妙な想像力の融合によってかたちづくられる「Chim↑Pom」の実体に迫った。

    SPECIAL FEATURE
    Chim↑Pom

    PART1

    制作ドキュメント
    「Chim↑Pom展 ハッピースプリング」ができるまで
    東海林広太=撮影 杉原環樹=文

    Chim↑Pomインタビュー
    アートと社会が出会う場で、自由な表現を獲得するには?
    窪田研二=聞き手

    2005-2022 Chim↑Pom Chronology

    コラム:僕の視点からみたChim↑Pom結成直後
    会田誠=文


    関係者インタビューで迫るプロジェクトの共犯関係
    ・広島!プロジェクト/松波静香

    ・LEVEL7 feat.『明日の神話』/水野祐

    ・Don’t Follow the Wind/エヴァ&フランコ・マッテス

    ・また明日も観てくれるかな?/手塚マキ

    ・Sukurappu ando Birudo 道が拓ける/周防貴之

    ・道(Street)+道上趴體 - ART is in the pARTy -/ベティ・アップル

    ・にんげんレストラン/松田修

    ・A Drunk Pandemic/HERE AND NOW展と、持続可能な美術館の未来
    グラニエ・フリン×田附那菜×水野響


    PART2

    Keyword1:パブリック
    小田原のどか×卯城竜太
    「公共」と美術を問い直す

    Keyword2:ジェンダー
    上野千鶴子×エリイ
    自由を希求するアートにこそできること

    Keyword3:キュレーション
    卯城竜太×水野俊紀×久保寛子×涌井智仁×髙木遊
    新しいキュレーションのかたちとは?


    PART3

    語り直す前衛、爆発する想像力
    福住廉=文

    グローバル・ヒストリーから読み直す前衛とChim↑Pomの関係
    富井玲子=解説

    Chim↑Pomの準ゾミア
    ジェイソン・ウェイト=文 中野勉=翻訳

    ***

    ARTIST PICK UP
    ジェスパー・ジャスト
    久保田晃弘=聞き手

    原田裕規
    松岡剛=聞き手

    WORLD NEWS
    New York/London/Berlin/Korat/Insight

    ARTIST INTERVIEW
    松江泰治
    倉石信乃=聞き手

    特別寄稿
    美術批評の地殻変動──冷戦崩壊後あるいは平成のはじまり
    筒井宏樹=文

    REVIEWS
    「人工知能美学芸術展:美意識のハードプロブレム」
    椹木野衣=文
    松江泰治「makietaTYO」展
    清水穣=文

    Go! Artists Go! Vol.72 谷口智美
    とやま工芸シンポジウム
    Adam byGMOが描くNFTアートの未来像

    追悼 糸井貫二(ダダカン) 椹木野衣=文
    青柳龍太「我、発見せり。」(24)
    安藤裕美「前衛の灯火」第1話
    プレイバック!美術手帖 原田裕規=文
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
    バックナンバー案内
    次号予告
  • 美術手帖 2022年2月号

    1,280pt/1,408円(税込)

    医療や福祉の現場における意思決定のプロセスや、ケア労働とジェンダーの問題などが議論されるなかで、自己責任の限界を提唱する「ケア」の概念が注目されてきた。本特集では、介護や子育てといったケア労働を扱った作品から、 他者との関係性のなかにある自己について考える作品まで、広く「ケア」の思想に通じる活動をする作家やプロジェクトを取り上げる。美術はこれまでも、異なる身体や感覚を持つ人々が他者について想像する契機となってきた。コロナ禍により、かつてなく生命の危うさに向き合わざるをえない今日、私たちはいかにして個人主義的な価値観を脱し、ともに生きることができるのか。アートの視点から考えてみたい。



    目次
    Editors note
    SPECIAL FEATURE ケアの思想とアート
    アーティストたちがナビゲートするケアの視点で見るアート
    稲葉俊郎×田中みゆき アートにみるケア、ケアにみる創造性
    小川公代インタビュー 固定観念に抗う「ケア」の時代の想像の力
    渡辺篤インタビュー 斎藤環=聞き手
    碓井ゆいインタビュー 中尾英恵=聞き手
    小林エリカインタビュー 清水知子=聞き手
    佐々木健×飯山由貴 傍にある生を照らす、美術の向き合い方
    ケアの思想とは何か
    佐藤慎也に聞く美術館の「アクセシビリティ」
    砂連尾理×伊藤亜紗×青木彬 ケアがひらく体と表現
    Part2 ケアから考える表現と世界
    世界のアーティスト&プロジェクト10
    批評としての《ケア》 飯岡陸=文
    ケアの思想から関係性へ 杉田敦=文
    ケアあるいは不確かさの共同体 田中功起=文
    岡野八代×杉田敦×田中功起 「ケア」を起点に考える、新しい社会のかたち
    ARTIST PICK UP クリスチャン・マークレー
    ARTIST PICK UP セシリー・ブラウン
    やなぎみわが手掛ける台湾オペラ『アフロディーテ?阿婆蘭?』
    エスパス・ルイ・ヴィトンにて2大作家の個展が同時開催
    伊藤公象の現在地
    アート&デザイン学校ガイド
    WORLD NEWS
    ARTIST INTERVIEW ホー・ツーニェン
    エキソニモ「CONNECT THE RANDOM DOTS」展 椹木野衣=文
    「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」展 清水穣=文
    青柳龍太「我、発見せり。」(23)
    特別寄稿 VRと国家 星野太=文
    平山昌尚「つづく」50話(最終回)
    プレイバック! 美術手帖 原田裕規=文
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
    バックナンバー案内
    次号予告
  • 美術手帖 2021年12月号

    1,280pt/1,408円(税込)

    特集
    「NFTアート」ってなんなんだ?!
    デジタル・アート売買の新たな生態系を探る

    デジタルデータの唯一性を担保し、半永久的に遺り続ける(と言われる)デジタル資産「NFT(非代替性トークン)」。この技術基盤の誕生によって、従来コピー可能であったデジタルデータにも価値がつき、仮想通貨により売買が可能になった。
    2021年は、NFT元年とも言える年で、NFTを活用したデジタル・アートは驚くような高値で取引され、大企業がNFTを活用した様々なサービスやコンテンツを生み出し、いまもなおNFT市場は活況を呈していると言えるだろう。
    本特集では、そのNFTを活用したデジタル・アート=NFTアートと、それを支えるコミュニティの実態を取り上げる。それらは既存のアート界とはまったく別の「新たなアートの生態系」と呼べるものだ。「NFTアート」とは何か? いったいそこでは何が起きているのか? 既存の美術界との関係はどうなるのか? その価値と可能性を考えたい。


    目次
    Editor’s note
    特集 「NFTアート」ってなんなんた??!
    NFTアートの基礎知識
    ジェイソン・ベイリー インタビュー
    NFT×アート事件簿
    Part1 NFTがつくる新たなアートの生態系
    高尾俊介 インタビュー
    Hackatao インタビュー
    mera takeru インタビュー
    ミス・ティーン・クリプト インタビュー
    NFTアート・マーケットプレイス比較
    NFTアートの買い方&売り方
    Lev インタビュー
    川口達也 インタビュー
    フィジカルアートとの比較から考えるNFTアートの特徴と法律的課題
    PART2 アート×NFTのルール設計とその未来
    ラファエル・ローゼンダール インタビュー
    真鍋大度 インタビュー
    メガギャラリーに聞く、NFTアート積極参入の理由
    アーティストたちによるNFTアートにおけるルール設計の試み
    NFTアートが生み出すコミュニティの変革と未来
    ARTIST PICK UP 今津景
    小笠原敏晶記念財団
    ポルトムインターナショナル北海道
    WORLD NEWS
    ARTIST INTERVIEW ロニ・ホーン
    REVIEWS「秋山祐徳太子と東京都知事選挙」椹木野衣
    REVIEWS オスカー・ムリーリョ 清水穣
    青柳龍太「我、発見せり。」(22)
    特別寄稿 「社会的転回」の市場化について
    平山昌尚「つづく」48話
    プレイバック! 美術手帖プレイバック! 美術手帖
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
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    次号予告
  • 美術手帖 2021年10月号

    1,280pt/1,408円(税込)

    近年、アートマーケットの活性化が著しいが、しばしば高額な落札額に「なぜこれにそんな値段が?」「この作品にはどんな価値があるの?」と困惑することがある。それは、アートの価値がどんなシステムのなかでつくられるのか、 価格と価値がどんな関係性にあるのかが不透明だからではないだろうか。本特集では、キュレーター、ギャラリスト、批評家といったプレイヤーたちが、 どのように価値づくりを支えているのか、その仕組みを解明。 これからのアートの価値とは何かを考える、道筋を照らし出す。



    目次
    Editor’s note
    特集 アートの価値の解剖学
    「アートの価値」を象徴する作品とは? Part1
    アートの価値の意味を知るための基礎分析
    アートの価値を支えるシステムにいま何が起きているのか?
    美術館の役割とコレクションの価値基準とは?
    陽炎の美術批評
    パンデミック下での美術館と地域社会の関係とは?
    日本のギャラリーはどう現代美術の価値を根付かせたか? #1東京画廊
    #2 SCAI THE BATHHOUSE
    #3 Take Ninagawa
    美術作品の教材化の功罪
    Part2 アートのエコシステムのなかでどう価値はつくられるのか?
    美術作品の価格はどう決まるのか?
    近現代のアート界におけるエコシステムの変遷
    豊かな美術館コレクションはどうつくられるか?
    Instagramから見るアートワールドの表と裏
    文化政策はアートシーンを活性化できるか?
    「アートの価値」を象徴する作品とは? Part2
    アート業界の労働環境をフェアにするために
    多様な価値軸で生きる作家の「美術」の担い方
    ARTIST PICK UP 荒木悠
    美術検定
    Go Artists Go! Vol.71 坂内友美
    呉竹×Inktober 2021
    注目の美術館&展覧会
    ニューバランスのアップサイクル・プロジェクト
    カルティエ現代美術財団「横尾忠則:The Artists」展
    WORLD NEWS
    ARTIST INTERVIEW 加藤翼
    REVIEWS「エキシビジョン・カッティングス」椹木野衣
    REVIEWS ラファエル・ローゼンダール+玉山拓郎 清水穣
    青柳龍太「我、発見せり。」(21)
    平山昌尚「つづく」48話
    特別寄稿 芸宿試(私)論
    プレイバック! 美術手帖プレイバック! 美術手帖
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
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    次号予告
  • 美術手帖 2021年8月号

    1,280pt/1,408円(税込)

    「女性作家」の再評価が世界的に進むいま、本特集ではフェミニズムやジェンダーの視点から戦後美術史に介入し、「女性作家」を新たな方法で記述する。田中敦子や山﨑つる子、三島喜美代をはじめとする、「前衛」の時代に新たな芸術を模索した1920〜40年代生まれのアーティストを中心に紹介。さらに現代のアーティストや美術史家たちの声をお届けする。



    目次
    Editor’s note
    Introduction フェミニズム/ジェンダー美術史って何?
    特集 女性たちの美術史
    田中敦子
    山崎つる子
    福島秀子
    岸本清子
    三島喜美代
    田部光子
    富山妙子
    桂ゆき/丸木俊/菅野聖子/堀尾昭子/芥川(間所)紗織/江見絹子/多田美波/岡上淑子
    日本の前衛と女性
    現代美術史のフェミニズム、ポストコロニアリズム、トランスナショナリズム
    久保田成子
    宮脇愛子
    宮本和子
    中谷芙二子/出光真子/塩見允枝子/斉藤陽子/林三從/杉浦邦恵/野中ユリ/合田佐和子
    なぜ女性の大彫刻家は現れないのか?
    芸術と科学技術、そして「女性」作家 ──ある違和感から
    イトー・ターリ
    アン・イーストマン
    志賀理江子
    Timeline Project
    バックラッシュを越えて──「女性」アート・コレクティブの興隆とBack and Forth Collectiveについて
    Interviews & Opinions
    Cross Talk「フェミニズムズ/FEMINISMS」展
    「Viva Video! 久保田成子展 キュレーター座談会
    対談:鈴木みのり×丸山美佳
    グリゼルダ・ポロック インタビュー
    東京ビエンナーレ2020/2021
    菊地良博「VACCINE」展
    「Youth(仮)」展 奈良美智インタビュー
    ARTIST PICK UP SIDE CORE
    WORLD NEWS
    ARTIST INTERVIEW ピピロッティ・リスト
    平山昌尚「つづく」47話
    レビュー 森山安英「光ノ表面トシテノ銀色」+urauny「urauny dinner」 椹木野衣=文
    レビュー 川端健太郎「Knee Bridge」 清水穣=文
    特別寄稿 ジャンルは何のために?──絵画の場合
    プレイバック! 美術手帖
    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
    バックナンバー案内
    次号予告
  • 美術手帖 2021年6月号

    1,280pt/1,408円(税込)


    「なぜ偉大な女性芸術家は現われなかったのか」。美術史家リンダ・ノックリンがこの問いを提示した1971年から、今年で50年が経つ。いまだ世界のあらゆる場面でジェンダー不平等への指摘が後を絶たないが、作家や研究者が蓄積してきた実践の成果として、近年「女性アーティスト」 (と呼ばれる作家たち)に関する研究に注目が集まり 、国内外の美術館では見直しを図る展覧会が相次いでいる。日本でも戦後、「女性作家」が多数登場したが、その多くは「戦後美術史」が編纂される際に重要な位置を占めることなく振るい落とされてきた。
    そこで本特集では、フェミニズムやジェンダーの視点から戦後美術史に介入し、「女性作家」を新たな方法で記述する。主に取り上げるのは、日本にルーツを持ち、「前衛」の時代に新たな芸術を模索した1920〜40年代生まれの作家たち。そのなかから、今回は以下を重視して選定した。①グループの紅一点や著名作家のパートナーとして、男性中心的な芸術観において付属的に扱われることが多い作家。② 国境を越えたトランスナショナルな活動を行った作家 。③インターセクショナリティの観点から語ることができる作家。また、これらの視点から1950〜80年代生まれの作家数組の解説と、世代を縦断する論考を併せて掲載し、問題意識を現代へと接続することを試みた。
    まずは魅力的な作品を見て、作家たちをめぐる語りに耳を傾けてほしい。その出会いが美術史やこの社会、そして自分自身の足元や輪郭をも見直す契機となり、そこからまた新たな美術の言説が生まれることを願う。


    SPECIAL FEATURE
    女性たちの美術史

    Introduction
    フェミニズム/ジェンダー美術史って何?
    吉良智子=解説

    田中敦子 加藤瑞穂=文
    山崎つる子 加藤瑞穂=文
    福島秀子 中嶋泉=文
    岸本清子 香川檀=文
    三島喜美代 建畠晢=聞き手 杉原環樹=構成
    田部光子 正路佐知子=文
    富山妙子 山本浩貴=文
    久保田成子 小田原のどか=文
    宮脇愛子 小田原のどか=文
    宮本和子 富井玲子=文
    イトー・ターリ 北原恵=文
    アン・イーストマン 馬定延=聞き手・構成
    志賀理江子 馬定延=文
    Timeline Project 編集部=文

    桂ゆき/丸木俊/菅野聖子/堀尾昭子/
    芥川(間所)紗織/江見絹子/多田美波/岡上淑子
    檜山真有+加藤瑞穂=文

    中谷芙二子/出光真子/塩見允枝子/斉藤陽子/
    林三從/杉浦邦恵/野中ユリ/合田佐和子
    檜山真有=文

    ESSAY
    日本の前衛と女性
    中嶋泉=文

    現代美術史のフェミニズム、
    ポストコロニアリズム、トランスナショナリズム
    ──インターセクショナリティの視座から
    山本浩貴=文

    なぜ女性の大彫刻家は現れないのか?
    小田原のどか=文

    芸術と科学技術、そして「女性」作家
    ──ある違和感から
    馬定延=文

    バックラッシュを越えて
    ──「女性」アート・コレクティブの興隆と
    Back and Forth Collectiveについて
    内海潤也=文

    Interviews & Opinions
    Cross Talk「フェミニズムズ/FEMINISMS」展
    長島有里枝×藤岡亜弥×風間サチコ×高橋律子

    「Viva Video! 久保田成子展」
    キュレーター座談会
    濱田真由美×橋本梓×西川美穂子×由本みどり

    対談:鈴木みのり×丸山美佳
    クィア、インターセクショナルな視点と、葛藤を手放さないこと

    グリゼルダ・ポロック インタビュー
    美術史におけるフェミニズム的介入という
    思考実践はなぜ必要なのか?
    中嶋泉=聞き手 田村かのこ=翻訳・構成

    ARTIST PICK UP
    SIDE CORE
    慶野結香=文

    WORLD NEWS
    Philadelphia /Liverpool /Düsseldorf /Art Scene

    ARTIST INTERVIEW
    ピピロッティ・リスト
    馬定延=聞き手

    「Youth(仮)」展 奈良美智インタビュー
    宮村周子=聞き手

    東京ビエンナーレ2020/2021
    菊地良博「VACCINE」展

    特別寄稿
    ジャンルは何のために?
    ──絵画の場合
    福尾匠=文

    REVIEWS
    森山安英「光ノ表面トシテノ銀色」
    +urauny「urauny dinner」
    椹木野衣=文
    川端健太郎「Knee Bridge」
    清水穣=文

    平山昌尚「つづく」47話
    プレイバック!美術手帖

    BOOK
    月刊美術史
    常備店リスト
    バックナンバー案内
    次号予告

    *青柳龍太「我、発見せり。」は休載です

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平均評価:5.0 1件のレビューをみる

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最新のレビュー

ありがたい
海外在住で、どこにも売っていたいしオンラインでも他に入手出来ないので、大変ありがたいです。
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2018年12月15日

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