ならばもう一度言おう、我が名は――
2036年。岡部倫太郎が「運命石の扉」に辿り着けなかった世界の逃れえぬ運命の終着点。それは、第三次世界大戦の勃発と仲間達の死という最悪の未来であった――。「岡部さん。あの子を――、紅莉栖を救ってあげて……!」 幾多もの犠牲の上に未来のラボメン達から想いを受け取った岡部は、過酷な運命に抗い立ち上がる事が出来るのか? そして秋葉原で暗躍するストラトフォーとの決着は!? 「白衣を持て! そう、これこそが我が聖なる白銀の鎧!」 長き眠りの時を越え、“狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真”が蘇る。やがて死に至る世界線の物語――堂々完結!