「かな?」「だよね?」
「ほらね」「だよねー」
とまあ、分かりやすい伏線である意味安心して読めました。
裏の逆の斜め上の、複雑怪奇な伏線ビシバシや大どんでん返しも好きですが、こういった分かりやすい設定のものも好きです。
登場人物の数がちょう
どよく、少なめのメモリでも(この人誰だっけ! 仕事はなんだっけ!)とならずにすみました。
人が多すぎると文字数オーバーしまくって、大事なところを削ってしまうことになりかねませんしね。
最初、地の文でも言われているように人間関係や血縁関係が多少複雑ですが、読み進めていくうちにちゃんと頭に入ってきます。大丈夫。
タイトルの理由も最後に纏まっています。
ただ、ヒロインの「私なんて」感が強めなので、そのあたりが地雷の人には合わないかもしれません。
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