呪いによって日中は鷹、夜は人と姿を変えなければならない王のウオルシュ。思慮深く堅実で、賢王として大臣や貴族から信頼を寄せれる存在でも、どこか両者の間に隔たりを感じていたが、鳥族のエナガと出会うことで、自分や周囲の人間に目を向ける余裕が自然と
でき始め、少しずつだが臣下達との距離が縮まっていく。後半は、呪いや王位継承に関する騒動がありますが、そこでもエナガはウオルシュの為に必死に頑張ります。騒動の結末は少しあっさりし過ぎて物足りなさも否めませんが、イラストも綺麗で、炎の精霊や大臣、鳥族などのサブキャラも、物語に良い味を出していました。何より、小さな体で悩殺的な愛らしさを振りまくエナガには、悶えるぐらいキュンとしますし、ウオルシュたち同様、癒やされました
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