途中までものすごい高いレベルの作品が、意外な展開を狙って駄作となることもあるので、今のままならばという注釈は付くが、おそらくファンタジーの中で名作といえるレベルの作品。ライトかどうかは別として。
深く作り込まれた世界観、類をみない表現力と
ともに、練り込まれたストーリー、そしてかいまみえる作者の方の美学と名作となるべき要素を兼ね備えている。
主人公に弱さがあり、人間らしさがきちんと表現されているのも素晴らしい。いわゆるチート系だと完璧超人になることが多くてストーリーがふくらまない、または、そんな判断をするチートってただの無能、みたいな物語になってないのがすごい。
いわゆる性的な表現とかR指定要素が生々しいところが好き嫌いは別れるかもしれないけれど。
人間臭さとか、敵キャラの信念的な部分とか、味方も敵も人間らしい嫌らしさとかとにかくレベルの高い素晴らしい作品だと思います。
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