ラノベ産の異世界?歴史モノ。
ちとメディア色が強すぎに感じる作品でした。
というわけで、良いと感じる部分が特になかったので、『イマイチ』だと思った部分を挙げます。 //
・戦というよりバトルもの。1巻は…ですが、戦闘法がおとなしめ
のトンデモ内功(所感)なので今後もバトルな気がする。
・主人公が三国志マニアなわりに、アプリでの知識が最優先に出てきて、マニアっぽい知識があまり出てこない(選ばれたわりに)。
・主人公の悪癖。これ癖なのかな?って思うけどそれは置いておいて、状況の打開のための…ではなく「煽るために」が先にくるのは微妙(そういうハルジオンな悪主人公ならまた別になるけれど)。しかもそれが通るの?という不承不承なレベルの弁舌。
・上記もなかなかだけれど自分的に一番気になったのは、それなりの頻度でいい大人が世界的に自分しか知らないゲーム用語などを、「思わず」とか「呟いた」でもなく、真面目に会話に入れる所。これって専門職の人が専門外の人に…みたいな感じで個人的に馴染まない。頭が堅い気もするけれど、最初に説明の入る異世界言語翻訳とはまた別だと思うし、そういう主人公(オタク感?)という印象も特に受けないので、きつい言い方をすると文章的な逃げに感じる。 //
最初、ちょっと好きなキャラができたら心配するレベルで屍大量生産状態(魔王董卓感)だったけれど、まあよくある感じで緩やかになります。が、いずれは(三国志やし)というのもほんの少しですが、以降巻を読む気勢を削ぐ一因かなとも。それらを越えるほど面白いとはならなかった。☆3.4
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