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ライトノベル
狡猾な被虐愛
1巻配信中

狡猾な被虐愛

700pt/770円(税込)

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作品内容

――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ

子爵令嬢の小早川環は、
父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。
初客として現れたのは、かつての下男で、
初恋相手でもある相馬圭吾だった。
今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。
だがそれは、妻や愛人にするためではなく、
環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。
昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。
縮まぬ距離に傷つく環だが、
深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!?

卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛 !


【目次】
序章
一 屈辱の再会
二 母の呪縛
三 拝跪する恋情
四 狂いだす歯車
五 浅薄な目論見
六 ねじれる想い
七 崩壊
終章
あとがき

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

  • 狡猾な被虐愛

    700pt/770円(税込)

    ――ああ、姫様……俺なんかに、こんなご褒美を……っ

    子爵令嬢の小早川環は、
    父の借金のせいで没落し、遊郭に売られてしまう。
    初客として現れたのは、かつての下男で、
    初恋相手でもある相馬圭吾だった。
    今や実業家として成功した彼は、大金を支払い環を身請けする。
    だがそれは、妻や愛人にするためではなく、
    環にふさわしい伴侶を見つけるためだという。
    昔のように「姫様」と呼び、嬉々として下僕のようにふるまう相馬。
    縮まぬ距離に傷つく環だが、
    深夜の浴室で、己に向けられる変質的な欲望を目の当たりにし――!?

    卑屈な忠犬実業家×素直になれない没落令嬢、罪と悔恨で歪んだ主従愛 !


    【目次】
    序章
    一 屈辱の再会
    二 母の呪縛
    三 拝跪する恋情
    四 狂いだす歯車
    五 浅薄な目論見
    六 ねじれる想い
    七 崩壊
    終章
    あとがき

レビュー

狡猾な被虐愛のレビュー

平均評価:4.1 16件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 陰湿な純愛もの
    にょるみんさん 投稿日:2024/4/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 ソーニャ文庫を読む時は「どこまでがヒーローの計画なんだ?」と思いながら読み進めるタイプです。「狡猾な」とあったので、ヒロインを囲い込むような作戦を練っているのかと思いきや、今回のヒーロー、相馬君はよくある結婚するまでのプランを立てていなかったです。彼は「狡猾」というより「陰湿」なのかな。相馬君、自分は主人公の環ちゃんと結ばれる資格がないと考え、代わりに自分の息子は自分で処理ばかりしてしまいます。アタックしてほしい環ちゃんが悶々としてしまうのも共感できます。二人とも意固地な部分があり、またお互いの関係性も相まって、濡れ場のシチュエーションはどれも特殊で楽しめました。男性が受けというのは新鮮なものですね。 話の展開はすったもんだあるわけですが、相馬君は最後の最後まで環ちゃんに対して誠実で純真だったと思います。でも性格が破綻している面もあって、そこはきちんとソーニャ風味でした。ごちそうさまでした。ちなみに主従関係ものでイケイケGOGOな感じの従者をお求めの場合は、同じく葉月先生の「執事の蜜愛に花嫁は喘ぐ」の方をお勧めします。完璧タイプなヒーローなので行く末をそれほど心配せずに楽しめます。そしてなんならこちらのヒーローの方が狡猾な気がします。当作品は、ツンツンせざるを得ないヒロインと弱々どMヒーローを楽しみたい方にお勧めです。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 新たなトビラが開きそう…
    いちぢくさん 投稿日:2020/7/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 初読みの作家さん。表紙に惹かれて買ってみたら、最高でした!気位の高い華族のお嬢様、彼女に心酔する元従者という設定が、二人の恋のすれ違いに説得力を持たせています。TL小説らしいシーンも濃厚。ヒロイン攻めなシーンではヒーローが割と喘ぐので、苦手な方は苦手かも…私は大好きです! 続きを読む▼
  • (5.0) 姫様命なヒーロー
    10 千さん 投稿日:2020/11/16
    姫様命でドMなヒーローってはじめてで 新鮮だった笑 でも本当はドMってわけでもなく 姫様の望む通りに、、 本当の自分とは、本人すら分からずになっても それでも姫様の側で生きていければ幸せなヒーローでした
  • (5.0) 流石です!
    441さん 投稿日:2021/11/22
    もうほんとにこの作者さんが大好きです!!あまり日本を舞台にしたTL小説は読まないのですが、作者さんが好きなので購入。やはり裏切りません! 大好きな作者さんのソーニャは最高です^ ^ また読み返したいと思います!
  • (5.0) お勧めです
    すーさん 投稿日:2020/8/23
    元々好きな作家さんなのですが、今回もなかなか読み応えありました。 購入して良かったです。
  • (4.0) 最後までブレてない
    nijikoさん 投稿日:2023/4/8
    この作家さんのファンで、特にソーニャ文庫の作品が好きなので、2023年現在、6作のソーニャ文庫のうち、5作を購入しました。アンソロジーの3作目の話を読んでから、この方のファンになったのですが、今のところ、「背徳の恋鎖」が一番怖くて気持ち悪く て面白いと思っています。その背徳〜の舞台を日本の大正末期にしたのが、この作品かなと感じました。ヒロインの母の、怪談にもなりそうな最期のシーンは流石の描写で、それが毎夜の悪夢になっているのがヒロインを縛る十字架のようなものになっています。相手役の男性が他の方のレビューの通りにイライラして呆れるのですが、その罪の重ね方が終盤に分かり、姫様を唯一の拠り所にするしかなかった男としてのピュアさもなんとなく分かりました。いい加減認め合えばいいのに・・と思っていましたが、エンディングに進む大震災と、かなり吹っ切ったその後の二人の関係も、この作家さんならでは展開で納得でした。 もっとみる▼

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