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廃妃は再び玉座に昇る 耀帝後宮異史
2巻配信中

廃妃は再び玉座に昇る 耀帝後宮異史

680pt/748円(税込)

476pt/523円(税込)
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作品内容

血染めの廃妃、後宮に帰還す――。

「おまえを廃位する。しかるのち、極刑に処す」

 花婿である皇帝、司馬雪峰から突きつけられた言葉は、幸せな結婚を夢見ていた劉美凰の心を容赦なく引き裂いた。残虐非道な稀代の悪女と呼ばれる凶后の姪で、その寵愛をほしいままにしていたがゆえに、美凰は婚礼の夜に起きた政変で断罪され、天下万民の怨敵として刑場に引っ立てられた。

 そして十年の歳月が流れ、雪峰の崩御後に皇帝となった司馬天凱は、廃妃劉氏――美凰が幽閉されている離宮を訪ねる。都で猛威をふるう鬼病を鎮めるため、彼女の身に宿る奇しき力が必要になったからだ。幼き頃、姉弟のように過ごした二人はふたたび邂逅し、美凰はいまだ怨憎が煮えたつ禁城に舞い戻る。こたびは紅の面紗をかぶった天子の花嫁ではなく、白き喪服をまとった、皇太后として――。

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  • 廃妃は再び玉座に昇る 耀帝後宮異史

    680pt/748円(税込)

    476pt/523円(税込)
    5/2まで

    血染めの廃妃、後宮に帰還す――。

    「おまえを廃位する。しかるのち、極刑に処す」

     花婿である皇帝、司馬雪峰から突きつけられた言葉は、幸せな結婚を夢見ていた劉美凰の心を容赦なく引き裂いた。残虐非道な稀代の悪女と呼ばれる凶后の姪で、その寵愛をほしいままにしていたがゆえに、美凰は婚礼の夜に起きた政変で断罪され、天下万民の怨敵として刑場に引っ立てられた。

     そして十年の歳月が流れ、雪峰の崩御後に皇帝となった司馬天凱は、廃妃劉氏――美凰が幽閉されている離宮を訪ねる。都で猛威をふるう鬼病を鎮めるため、彼女の身に宿る奇しき力が必要になったからだ。幼き頃、姉弟のように過ごした二人はふたたび邂逅し、美凰はいまだ怨憎が煮えたつ禁城に舞い戻る。こたびは紅の面紗をかぶった天子の花嫁ではなく、白き喪服をまとった、皇太后として――。
  • 廃妃は青き深淵に微睡む 耀帝後宮異史

    680pt/748円(税込)

    476pt/523円(税込)
    5/2まで

    凶事が続く後宮で廃妃が見たものは…。

    夫である皇帝が起こした政変により、皇后の座を奪われ、廃妃として残虐な刑に処された美凰。万民の怨憎を一身に受ける美凰は、恐怖と苦痛の中で己のなかに眠っていた力を目覚めさせて不死となり、幽閉される。月日は流れ、息をひそめるように生きてきた美凰の前に、ある日、幼馴染みでもある新帝・司馬天凱が現れる。都に蔓延する奇病を鎮めるために美凰の奇しき力が必要だと天凱に告げられた美凰は、皇太后として後宮に舞い戻ることに。
     そして二ヶ月後。事態をおさめ、後宮を去っていた美凰のもとに再び天凱がやってきた。懐妊した妃嬪たちが奇妙な石を産むという異常事態が、後宮で続いているというのだ。しかし、地方で蝗害が発生し、天凱は都を離れなければならない。そのため、美凰に事態の収拾を任せたいのだと天凱はいう。
     天凱のいない後宮で怪異の調査を始めた美凰を手助けするのは、天凱の異母兄である白遠。十数年ぶりの再会を喜ぶ美凰と白遠だが、皇宮では白遠にまつわるよくない噂が流れていた。そして都を離れ、駆蝗に奔走する天凱は新たな災厄を目撃する――。
     怨憎と混乱と悲しみの後宮史、第二弾!

レビュー

耀帝後宮異史のレビュー

平均評価:4.0 5件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 難解な名称
    nnさん 投稿日:2022/8/19
    なんとなく立読みで読みはじめました。 他の方がおっしゃるように、姓名と字、役職などが多く、説明も薄いので解りにくいのですが、それを上回る面白さがあり、購入にいたりました。おもしろかったです。続き、楽しみにしています。

高評価レビュー

  • (5.0) 読むの辛かったけど、夜なべして一気読み
    saganさん 投稿日:2020/10/27
    【このレビューはネタバレを含みます】 中華舞台のファンタジーらしく、読みにくいし覚えられない漢字満載と中華歴史ものらしい妲己ばりの残虐な刑罰。 でも死ねない体で受ける刑罰の数々より、自分が裏切られるなんて思ってもみなかった相手との約束が守られなかった事が辛いという、もうもうもう心がギュンギュン痛かったです。 結末はこの先希望があるよねっ?てとこで終わってます。 もし続きがあるなら、裏切った相手の心情も読んでみたい。 この本では曖昧に書かれていたけど、この人も辛かったんじゃないだろうか、恐ろしい恨みを抱えての生涯だったけど、実は後悔もあったんだってシチュで主人公に救いを与えて欲しい。 恨まれるのも辛いけど、恨みつらみに囚われた生涯もきついわ。 続きを読む▼
  • (4.0) ハードモード…
    あきらさん 投稿日:2020/9/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 中華風ファンタジーで宮廷での物語だけど、全くもって主人公に甘くない。 美凰はいわば十二国記でいう祥瓊のような立場。(公主ではなく、王妃である伯母は毒婦だが…) 作中で、天凱が美凰の罪は、無知であったこと、非力であったことの二つであると指摘しているが、 無知の件に関しては、美凰はまだ幼かったし、伯母の凶后は美凰に真実を告げようとするものは、完璧に排除していたのだから、美凰に凶后の本性を見抜け、というのは無理があると思う。 非力の件に関しては、それこそ美凰のせいではない。 本来なら、幼い美凰ではなく、彼女の周りの大人(特に身内)が凶后を諌める役目であったと思う。 しかし、美凰が不死になってしまい、生き残ってしまったばかりに、国中の憎悪や一族の罪を、その一身に背負わされて何とも可哀想である。 凶后のしたことを思えば、美凰のことを恨まなくてはやっていけない人々のこともわかるが(国民は美凰の人柄など知らないだろう)、祥瓊と違って何十年も無知な姫でいたわけではないし、美凰に罪はあるのだろうか?と個人的には思ってしまった。 天凱が言ったように、これが彼女の罪というなら、それは罪というより、業やさだめ、のようで何ともやりきれない感じ。 基本的に、四面楚歌の状態で、明器くらいしか美凰の味方がいなくて辛い。 文体は、当て字が多く、少し読みづらい印象。 また、宮廷での物語ゆえ、色々官職がでてくるが、文中で軽く説明される程度なので、わかりづらい。 冒頭に概略図などで世界観の設定が記されていれば、なお良いと思う。 続きを読む▼
  • (4.0) かなりツライ
    unun99さん 投稿日:2020/10/19
    【このレビューはネタバレを含みます】 結論から申しますと私は好きな作品です。ただヘビーなのは確かです。とにかく主人公の過去がツラい。作品の世界観としては仕方ないとしても罪に対する罰が過剰すぎ、残酷な描写もあるので苦手な人は注意が必要です。愛だの恋だのが存在する余地もなく、作者さんの後宮シリーズ的な世界を期待して読むと、メンタルをやられそうですが、自分は面白く読めました。主人公は本当に良い子なので、少しでも幸せになってほしい。ラスボスも残っていますし、是非続きが読みたいですね。 続きを読む▼
  • (2.0) 難解…
    ぐみさん 投稿日:2020/7/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 一言でいうと『難解』。何とか読破しましたが、話がうまく入ってこない…そんな印象でした。それはなぜか。馴染みのない熟語の羅列と、登場人物に複数の呼び名があることです…。誰のことやっけ?この読みと意味は?とか考えると全然進まない。中華系?の小説を読み慣れている人や、博識な方は楽しめるかもしれません。が、自分には敷居が高すぎました…。 作者様、葵木あんねさんとしての作品もあるとのこと。いやいや、葵木あんねさん知ってる。『ルルル』の作品はほぼ全部読んでる!!のに、この作品はちょっと…はい。難しすぎました。レーベル違いの壁はこんなに高いのか…はたまた名前変更で一新されたのか… とはいえ、世界観や壮絶な過去をかかえるヒロインの今後は気になるところ。次巻が出たときには、体力も気力もMAXの時にチャレンジしようと思います。うん。もう一回1巻を読み直してから…。 続きを読む▼

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