ネタバレ・感想あり耀帝後宮異史のレビュー

(4.0) 6件
(5)
2件
(4)
3件
(3)
0件
(2)
1件
(1)
0件
難解な名称
2022年8月19日
なんとなく立読みで読みはじめました。
他の方がおっしゃるように、姓名と字、役職などが多く、説明も薄いので解りにくいのですが、それを上回る面白さがあり、購入にいたりました。おもしろかったです。続き、楽しみにしています。
いいね
0件
読むの辛かったけど、夜なべして一気読み
ネタバレ
2020年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華舞台のファンタジーらしく、読みにくいし覚えられない漢字満載と中華歴史ものらしい妲己ばりの残虐な刑罰。

でも死ねない体で受ける刑罰の数々より、自分が裏切られるなんて思ってもみなかった相手との約束が守られなかった事が辛いという、もうもうもう心がギュンギュン痛かったです。
結末はこの先希望があるよねっ?てとこで終わってます。

もし続きがあるなら、裏切った相手の心情も読んでみたい。
この本では曖昧に書かれていたけど、この人も辛かったんじゃないだろうか、恐ろしい恨みを抱えての生涯だったけど、実は後悔もあったんだってシチュで主人公に救いを与えて欲しい。

恨まれるのも辛いけど、恨みつらみに囚われた生涯もきついわ。
ハラハラしてます
ネタバレ
2024年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読了。ざっくり言うなれば妖魔達と異能力者と、闇堕ちした異能力者の闘いみたいなお話しでしょうか。人間の愛憎が生み出す物語ですので切ない展開もあります。3巻のラストで凶后入ってませんか?美凰の中に。凶后の執念が恐ろしい、、美凰は封印が解かれないままだと死ねないし、歳も取らないことになり、明器達しか周囲に残らなくなるよね。凶后を消滅させなければこちらが殺られるのだから対決は避けられない、、なら闘うしかない。天凱の負担が多方面に大き過ぎて気の毒ですが彼しか出来ないのよ。頑張れ!死なないで!登場人物達は皆さん不幸を背負ってて、幸せな展開が少ないのですが、鹿鳴に18年振りの幸せが巡って来たのがほっとしました。ついでに勇成も。
かなりツライ
ネタバレ
2020年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結論から申しますと私は好きな作品です。ただヘビーなのは確かです。とにかく主人公の過去がツラい。作品の世界観としては仕方ないとしても罪に対する罰が過剰すぎ、残酷な描写もあるので苦手な人は注意が必要です。愛だの恋だのが存在する余地もなく、作者さんの後宮シリーズ的な世界を期待して読むと、メンタルをやられそうですが、自分は面白く読めました。主人公は本当に良い子なので、少しでも幸せになってほしい。ラスボスも残っていますし、是非続きが読みたいですね。
ハードモード…
ネタバレ
2020年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中華風ファンタジーで宮廷での物語だけど、全くもって主人公に甘くない。
美凰はいわば十二国記でいう祥瓊のような立場。(公主ではなく、王妃である伯母は毒婦だが…)

作中で、天凱が美凰の罪は、無知であったこと、非力であったことの二つであると指摘しているが、
無知の件に関しては、美凰はまだ幼かったし、伯母の凶后は美凰に真実を告げようとするものは、完璧に排除していたのだから、美凰に凶后の本性を見抜け、というのは無理があると思う。
非力の件に関しては、それこそ美凰のせいではない。
本来なら、幼い美凰ではなく、彼女の周りの大人(特に身内)が凶后を諌める役目であったと思う。
しかし、美凰が不死になってしまい、生き残ってしまったばかりに、国中の憎悪や一族の罪を、その一身に背負わされて何とも可哀想である。
凶后のしたことを思えば、美凰のことを恨まなくてはやっていけない人々のこともわかるが(国民は美凰の人柄など知らないだろう)、祥瓊と違って何十年も無知な姫でいたわけではないし、美凰に罪はあるのだろうか?と個人的には思ってしまった。
天凱が言ったように、これが彼女の罪というなら、それは罪というより、業やさだめ、のようで何ともやりきれない感じ。
基本的に、四面楚歌の状態で、明器くらいしか美凰の味方がいなくて辛い。

文体は、当て字が多く、少し読みづらい印象。
また、宮廷での物語ゆえ、色々官職がでてくるが、文中で軽く説明される程度なので、わかりづらい。
冒頭に概略図などで世界観の設定が記されていれば、なお良いと思う。
難解…
ネタバレ
2020年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言でいうと『難解』。何とか読破しましたが、話がうまく入ってこない…そんな印象でした。それはなぜか。馴染みのない熟語の羅列と、登場人物に複数の呼び名があることです…。誰のことやっけ?この読みと意味は?とか考えると全然進まない。中華系?の小説を読み慣れている人や、博識な方は楽しめるかもしれません。が、自分には敷居が高すぎました…。 作者様、葵木あんねさんとしての作品もあるとのこと。いやいや、葵木あんねさん知ってる。『ルルル』の作品はほぼ全部読んでる!!のに、この作品はちょっと…はい。難しすぎました。レーベル違いの壁はこんなに高いのか…はたまた名前変更で一新されたのか…
とはいえ、世界観や壮絶な過去をかかえるヒロインの今後は気になるところ。次巻が出たときには、体力も気力もMAXの時にチャレンジしようと思います。うん。もう一回1巻を読み直してから…。
レビューをシェアしよう!