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小説・実用書
さくら舞う 立場茶屋おりき
25巻完結

さくら舞う 立場茶屋おりき

660pt/726円(税込)

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作品内容

品川宿門前町にある立場茶屋おりきは、庶民的な茶屋と評判の料理を供する洒脱で乙粋な旅籠を兼ねている。二代目おりきは情に厚く鉄火肌の美人女将だ。理由ありの女性客が事件に巻き込まれる「さくら舞う」、武家を捨てて二代目女将になったおりきの過去が語られる「詫助」など、品川宿の四季の移ろいの中で一途に生きる男と女の切なく熱い思いを、気品あるリリシズムで描く時代小説の傑作、遂に登場。

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作品ラインナップ  全25巻完結

  • さくら舞う 立場茶屋おりき

    660pt/726円(税込)

    品川宿門前町にある立場茶屋おりきは、庶民的な茶屋と評判の料理を供する洒脱で乙粋な旅籠を兼ねている。二代目おりきは情に厚く鉄火肌の美人女将だ。理由ありの女性客が事件に巻き込まれる「さくら舞う」、武家を捨てて二代目女将になったおりきの過去が語られる「詫助」など、品川宿の四季の移ろいの中で一途に生きる男と女の切なく熱い思いを、気品あるリリシズムで描く時代小説の傑作、遂に登場。
  • 行合橋 立場茶屋おりき

    640pt/704円(税込)

    行合橋は男と女が出逢い、そして別れる場所――品川宿にある立場茶屋おりきの茶立女・おまきは、近頃度々やって来ては誰かを探している様子の男が気になっていた。かつて自分を騙し捨てた男の顔が重なったのだ。一方、おりきが面倒をみている武家の記憶は戻らないまま。そんな中、事件が起きる……(「行合橋」)。亀蔵親分、芸者の幾千代らに助けられ、美人女将・おりきが様々な事件に立ち向かう。気品溢れる連作時代小説シリーズ、待望の第二弾。書き下ろしで登場。
  • 秋の蝶 立場茶屋おりき

    640pt/704円(税込)

    陰間専門の子供屋から助け出された三吉は、双子の妹おきち、おりきを始めとする立場茶屋の人々の愛情に支えられ、心に深く刻みつけられた疵も次第に癒えつつあった。そんな折、品川宿で“”産女“騒動が持ち上がった。太郎ヶ池に夜遅く、白布にくるまれた赤児を抱えた浴衣姿の女が、出現するという……(「秋の蝶」より)。四季の移り変わりの中で、品川宿で生きる人々の人情と心の機微を描き切る連作時代小説シリーズ第三弾、書き下ろしで登場。
  • 月影の舞 立場茶屋おりき

    648pt/712円(税込)

    立場茶屋「おりき」の茶立女・おまきは、夜更けの堤防で、月影を受け、扇を手に地唄舞を舞っている若い女を見かけた。それは、幾千代の元で、芸者見習いのおさんであった。一方、おりきは、幾千代から、茶屋の追廻をしていた又市が、人相の悪い男たちに連れられていたという話を聞き、亀蔵親分とともに駆けつけるが……。茶屋再建に奔走するおりきと、品川宿の人々の義理と人情を描ききる、連作時代小説シリーズ、第四弾。
  • 秋螢 立場茶屋おりき

    648pt/712円(税込)

    「茶屋や旅籠の商いも至って順調です」――おりきは先代の墓参りに訪れた寺で、四十絡みの品のある面長な顔をした男性とすれ違った。もしや先代の一人息子?! と思ったが声をかけることはできなかった。その晩、おりきは鬼一郎の胸に抱かれている夢をみた。鬼一郎の身に何かが起こったのではと心配になるが……(「秋螢」)。表題作他全五篇を収録した、涙と笑いと義理と人情に溢れた大人気シリーズ、待望の第五弾!
  • 忘れ雪 立場茶屋おりき

    648pt/712円(税込)

    立場茶屋「おりき」で下足番の修行をしていた三吉の、京への旅立ちが近づいていた。京の文墨客加賀山竹米に、絵の才能を見出されたのだ。おりきや双子の妹おきちはその旅立ちを喜んだが、孫のように面倒を見ていた善助は、魂が抜けたようになってしまっていた。そんなある日、おりきは番頭から、茶立女のおまきが妊娠しているらしい、と相談される……(「忘れ雪」より)。人生の出逢いと別れを温かく濃やかに描く、大人気シリーズ、待望の第六弾
  • 若菜摘み 立場茶屋おりき

    667pt/733円(税込)

    皆が支えあって行きていけることほど、幸せなことはありません――。品川宿の近江屋のお登勢が、里帰りしてきた。お登勢の様子から、婚家先で、何か大きな事件に巻き込まれたに違いないとふんだ岡っ引きの亀蔵は、立場茶屋「おりき」の女将に、さりげなく探ってほしいと頼むが……(「秋ついり」より)。他に、「籬の菊」「初明かり」「若菜摘み」の全四篇収録。義理と人情に溢れた「立場茶屋おりき」を舞台に描く大好評シリーズ第七弾、ますます絶好調。
  • 母子草 立場茶屋おりき

    667pt/733円(税込)

    父親の時蔵に置き去りにされた芳樹が、「立場茶屋おりき」で暮らしはじめて、ひと月あまり。皆とすっかりなじんだ矢先、ばくちに手を出して江戸追放と決まった時蔵が、芳樹を迎えにやって来た。おりきは、二人の門出に、心尽くしの祝い膳を用意したが……。(「母子草」より)。表題作他「斑猫」「藤の雨」「蛇苺」の全四話を収録。苦難にあっても、皆で力を合わせて懸命に生きる人びとの、涙と笑いと意地と誇りを描き切る、書き下ろしシリーズ、第八弾。
  • 願の糸 立場茶屋おりき

    667pt/733円(税込)

    七夕の笹竹に短冊を結びつけることを「願の糸」という――立場茶屋おりきでも、みずきらに交じって先の震災で親兄弟を失った子供たちが、短冊に各々の願い事を認めていた。そんな折、おみのが暇をもらいたいと言い出した。どうやら人に言えない深い理由があるらしい……(「願の糸」より)。表題作ほか「夏の果」「走り蕎麦」「柳散る」の全四話を収録。市井の人びとの優しさと人生への希望、そして季節の美味しい料理……。書き下ろしシリーズの第九弾、ますます絶好調。
  • 雪割草 立場茶屋おりき

    667pt/733円(税込)

    どんなに冬が厳しくとも、必ずや、春はやって来る――品川門前町の堺屋が、菊水楼という妓楼に見世を出すという噂に、おりきたちは寄合を開いて善後策を話し合っていた。そんな折、今まで「おりき」に何かと嫌がらせをしてきた堺屋の主人が、脳卒中で倒れてしまった……(「石蕗の花」より)。他に「雪割草」「花冷え」「春告鳥」の全四篇を収録。大きな悲しみを乗り越え、仲間とともに、明日に向かって生きる。「立場茶屋おりき」シリーズ、待望の第十弾。

レビュー

立場茶屋おりきのレビュー

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