シリーズ本編10作め。前作からの登場人物とノリを引き継いだ感じのストーリーでした。ノリというのは「まさかのものが見えるパート2」ですが、あまりネタバレしたくないので伏せておきます。映の凶悪なトラウマは解決した気がしていましたが、雪也の方は…
?と思っていたのが、ここへ来てやっと詳しい内容が明らかになり、辛い過去からの脱却となる重要回でした。今回は、直接的な事故も事件もなくひたすら2人の心情を掘り下げた巻だったと思います。後ろを振り返りながら進んでいたような2人が、真っ直ぐに前を見て歩き始めたように思います。大きなトラウマとは折り合いがついたものの…映にとっての絵と、雪也にとっての組問題は依然として残ってるわけで…ラスト、どのような形で締めくくられるのか楽しみです。
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