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これでいいのか新潟県新潟市
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これでいいのか新潟県新潟市

980pt/1,078円(税込)

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作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

2005年に周辺13市町村と合併し、晴れて政令指定都市に移行した新潟市。
新潟市政が施行された1889年から比較すると、面積は約60倍、人口は約18
倍にまで増加した。現在は8区で構成され、特徴が大きく異なるそれらの区は、
それぞれで個性豊かなまちづくりを行ってきた。かつての亀田町や豊栄市、新
津市、巻町は今でも旧制に対するこだわりが強く、産業構造や文化的風土も異
なっている。ただ全体では米どころゆえに飯はうまいし、日本海の恵みによ
って新鮮な海産物も豊富。自然の豊かさでは、政令市の中でも群を抜いている。
しかも本州日本海側で唯一の政令市とあって、県内外から人が流入する「ダム
都市」としての期待を背負って、ニュー新潟市は華々しくスタートした。
 だが、ここまでの経緯を辿ってみると、新潟市は防戦一方だ。人口は右肩下
がりで減少し、2020年には、ついに80万人の大台を切ってしまった。死亡
数が出生数を上回る「自然減」に加え、転出が転入を上回る「社会減」も増加
傾向にある。若者が進学や就職の際には県外へと流出するという少子高齢化の
3モデルケースから抜け出せていないのだ。そして人がいなくなれば産業が先細
りするのは当たり前で、新潟市の新規開業率は政令市で最低クラス。その上、
驚くべきことに黒字であっても後継者不足で廃業するケースも増加。税収の減
少による公共サービスの低下も叫ばれている。
 そんな現状を打破すべく、新潟市は中心市街地の大改造に踏み切った。玄関
口の新潟駅は南北の回遊性を高め、南口には中長距離バスターミナルも建設予
定。旧大和跡地には古町ルフルがオープンし、あちこちでマンション開発も行
われている。だが、市が進軍ラッパを威勢よく鳴らしても、市民の市政への目
は冷ややかだ。モータリゼーション解消のために立ち上げたBRTは痛烈な批
判を浴び、利用者が伸び悩むどころか、早くも「無用の長物」呼ばわりされて
いる。そんな中で新潟市の大改造が成功し、魅力的な街に発展する可能性はあ
るのだろうか? 本書では、新潟市がこれまで辿ってきた歴史を掘り下げ、街
の特徴や住民気質に迫りつつ、現在抱えている各区の問題点や課題をあぶり出
していく。果たして新潟市は、直面している苦境を脱し、高く飛翔することが
できるのか。その可能性を探っていこう!

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  • これでいいのか新潟県新潟市

    980pt/1,078円(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    2005年に周辺13市町村と合併し、晴れて政令指定都市に移行した新潟市。
    新潟市政が施行された1889年から比較すると、面積は約60倍、人口は約18
    倍にまで増加した。現在は8区で構成され、特徴が大きく異なるそれらの区は、
    それぞれで個性豊かなまちづくりを行ってきた。かつての亀田町や豊栄市、新
    津市、巻町は今でも旧制に対するこだわりが強く、産業構造や文化的風土も異
    なっている。ただ全体では米どころゆえに飯はうまいし、日本海の恵みによ
    って新鮮な海産物も豊富。自然の豊かさでは、政令市の中でも群を抜いている。
    しかも本州日本海側で唯一の政令市とあって、県内外から人が流入する「ダム
    都市」としての期待を背負って、ニュー新潟市は華々しくスタートした。
     だが、ここまでの経緯を辿ってみると、新潟市は防戦一方だ。人口は右肩下
    がりで減少し、2020年には、ついに80万人の大台を切ってしまった。死亡
    数が出生数を上回る「自然減」に加え、転出が転入を上回る「社会減」も増加
    傾向にある。若者が進学や就職の際には県外へと流出するという少子高齢化の
    3モデルケースから抜け出せていないのだ。そして人がいなくなれば産業が先細
    りするのは当たり前で、新潟市の新規開業率は政令市で最低クラス。その上、
    驚くべきことに黒字であっても後継者不足で廃業するケースも増加。税収の減
    少による公共サービスの低下も叫ばれている。
     そんな現状を打破すべく、新潟市は中心市街地の大改造に踏み切った。玄関
    口の新潟駅は南北の回遊性を高め、南口には中長距離バスターミナルも建設予
    定。旧大和跡地には古町ルフルがオープンし、あちこちでマンション開発も行
    われている。だが、市が進軍ラッパを威勢よく鳴らしても、市民の市政への目
    は冷ややかだ。モータリゼーション解消のために立ち上げたBRTは痛烈な批
    判を浴び、利用者が伸び悩むどころか、早くも「無用の長物」呼ばわりされて
    いる。そんな中で新潟市の大改造が成功し、魅力的な街に発展する可能性はあ
    るのだろうか? 本書では、新潟市がこれまで辿ってきた歴史を掘り下げ、街
    の特徴や住民気質に迫りつつ、現在抱えている各区の問題点や課題をあぶり出
    していく。果たして新潟市は、直面している苦境を脱し、高く飛翔することが
    できるのか。その可能性を探っていこう!

レビュー

これでいいのか新潟県新潟市のレビュー

平均評価:4.0 1件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) ローカルな話題が豊富
    みかんさん 投稿日:2023/4/10
    【このレビューはネタバレを含みます】 ここに在住している人であればきっと共感できる話が満載の、面白い書籍だと思いました。新潟県の県庁所在地が新潟市であるということは有名ですが、地理的には県中央やや西部に位置しているためか、場所によっては交通面において少し遠く感じやすい一面があることを知りました。特に南西部の上越に住んでいる人にとっては、時間帯などによっては県庁へ向かうよりも地元の駅から東京に向かう方が早く到着するということもあるようで、体感的な距離は感じやすそうです。合併により市域が広くなったことで存在感が増し、市街地の再開発も著しいところですので、今後は北陸の一大都市として頑張ってほしいと思いました。 続きを読む▼

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