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作品内容

【道は違えど、不変の想い。】
魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が十代の頃、藍忘機(ラン・ワンジー)と協力して妖獣を倒したことで二人の距離は少し縮まった。
しかし、それがきっかけで雲夢江(ジャン)氏は岐山温(ウェン)氏により壊滅に追い込まれてしまう。
襲撃から生き残ったものの、突然姿を消した魏無羨を捜し続ける藍忘機と江澄(ジャン・チョン)。
そして再会した時、彼は笛音と翳りを身に纏い鬼道を操るようになっていた。
その強大な力を恐れ持てはやす者たちに反して、藍忘機だけが彼をまっすぐ見つめ、正道へ引き戻そうとする。
会えばいつも喧嘩別れになる二人だったが、何度突き放しても藍忘機は諦めず――。

※本作品には挿絵はございません

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簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全4巻完結

レビュー

魔道祖師のレビュー

平均評価:4.9 336件のレビューをみる

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高評価レビュー

萌えに国境なし
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりにワクワクしながらページをめくる作品でした!読み終わってしまった、、もっと読んでいたかった!もう最高に面白かったです!

キャラクターの魅力的なことといったら星5つでは足りず、星10個!
主人公2人はもちろんのこと、脇を固めるキャラクターもみんなそれぞれ魅力的で人物像がよく分かります。どのキャラクターも活字の中でいきいきと動き回っているような感覚になるほど。

翻訳本は翻訳の仕方が自分の感覚に合う合わないがあると思いますが、読みやすく、多くの人に受け入れられやすい翻訳になっていると思いました。
作者の先生はもちろん、翻訳して下さった方に感謝しかないです。

多分、多くの人が人名に混乱されると思いますが、大丈夫。読み進めるうちに慣れてきますし、漢字の雰囲気でわかり始めると思います。
小説を読んでからアニメも少し見ましたが、人名が不安な場合はアニメを見るとキャライメージがついて分かりやすいと思います。
個人的には舞台背景がアニメで脳内補完されて物語の解像度が上がり、良かったです。

物語は現在と過去を交差させながら謎が解明されていく構成になっています。
どんな極悪非道な奴だったんだ魏嬰…の印象から物語が始まりますが、読み進めるうちにこの人物のとんでもない魅力の虜になります。
そしてもう一人の主人公、忘機。
清廉潔白な聖人君子ですが、お話が進むごとに印象が変わってきます。2人ともカッコよく、可愛く、大好きです。

当初そこまでのBLと思ってなくて、読み始めてからもブロマンスの匂いはありますが、単に冒険活劇としての物語が面白くて読み進めていました。
4巻はそれまでのブロマンスが一転、愛が大爆発しますので、がっつりBLが苦手な方は3巻で止めておいた方がいいと思います(笑)
それまで微糖、くらいだったラブが突如としてお砂糖大匙3杯+練乳くらいになり、読みながら爆笑してしまいました(笑)

BLがなくても面白く読んでたのに、4巻まで読んでBL設定が公式なんだ!?と認識してからまた1巻から読み返すと、要所要所ニヤけるポイントがあって2度楽しめるという、、

価格高めですが、1ページ2段構成の文章量で読み応え・満足感の得られるストーリーなので妥当です。
番外編でずーっと読んでいたい、、出ないかな。

どっぷり世界観に浸れる作品なので、お休みの日にぜひ!
いいね
20件
2021年11月30日
大作。紙で読了済でしたがこの度電子も購入
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は人となりとギャップを知るほど愛しさ募る、情が深すぎる寡黙な美丈夫×討伐され死から13年の時を経て蘇った破滅と隣合せの奇才、かつ善性と掴み処のなさを併せ持つ口から生まれたような男2人のラブロマンスが主軸でありながら、前世と今生の謎が少しずつ交錯し紐解かれていくミステリ(バディ)要素、血統主義の古代中国を舞台とした武侠ものとしての個々の物語がしっかりと存在しており読み応え抜群です。
2人の距離が少しずつ近づいていく様子が心理描写巧みに描かれており、そのふとした言動や変化に悶えること必至。真逆に見える彼らが如何にして全幅の信頼を置く破れ鍋に綴蓋な唯一無二の関係になっていくのか、その一筋縄ではいかない過酷な過程とその先にある幸福をぜひその目で確かめてみてください。公式が最大手とはこのことで4巻は完全にR18です。
報恩と復讐の応酬、思惑が渦巻く社会、不条理な身分差別、血族に受け継がれていく負積と呪縛、それらが複雑に絡み合った結果の必然的悲劇、悲劇を経たからこそようやく辿り着いた血筋によらない愛の物語に情緒の変動激しく夢中になること間違いなし。
翻訳も文体も違和感なく読みやすく、文中に注釈やルビがある安心設計。
伏線回収の巧妙さ、飴と鞭の使い分けや過去現在を行き来する構成をよく活かした筋運びに加え、本文の情景描写が豊かで心理描写も丁寧なので読み出すと止まらない不思議な吸引力があります。
更に複雑で難解な人間模様を入れ子構造にすることで対比や暗喩を至る所に仕込んでいるのも魅力的。作者の小説の技巧に舌を巻くことでしょう。想像の余地が沢山あり何度も繰り返し読んでは新たな発見をする究極のスルメ小説です。
この作品は社会の変革(英雄/反英雄物語)ではなく、善悪における人間の群衆心理や、社会を簡単に変えることはできない諦観、個人の正しさが必ずしも誰かを救い何かを成すことに繋がるわけではないという容赦ない部分もしっかり描かれているので、登場人物全員が幸せを掴む大団円を好む方は消化不良に感じるかも。個人的にこのご都合感を一切排除した締めくくりが堪らなく好きです。
忘羨の物語としても綺麗に着地しており、過去の傷を背負い子供達の未来を見据え、欠けているものを補い合いながら、過去お互いに放った言動を塗り替えるように愛を紡ぐ2人の幸せな様子に笑みがこぼれます。素晴らしい物語でした。
いいね
14件
2022年3月30日
心の琴線に触れる珠玉の作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりの面白さに恋に落ちてしまったかのような心境です。読み返す度にその深い世界観の虜になっています。ドラマの『陳情令』も視聴してみたくなりました。それほどにドはまりしました。

なぜこれ程までに心を奪われたのか。まず修真界を舞台としたファンタジーの設定がよく練られていて息つく暇もないほど非常に面白いのです。そして墨香先生の文章が天衣無縫で驚嘆するほどブラボーなのです。中国語独特の表現(一言九鼎等)も雅で趣があります。魅力ある登場人物を生み出し完全に掌握するその手腕、お見事です。主要登場人物には名・字・号があり、藍忘機・藍湛・含光君のように三つの名称を覚える必要がありますが、それには意味があります。最初は人物相関図を確認しながら読むということが必要かもしれません。しかし気がつくと自然に頭に入っているのでノープロブレム。

4巻は特に素晴らしくお気に入りです。雲夢の蓮花塢を訪れた際に魏無羨が藍忘機に自分の育った環境を案内し、思い入れのある木にするすると登り藍忘機の胸元へ飛び降りた場面は最高潮に感動しました。魏無羨と藍忘機の紆余曲折を経た関係の顛末には「1~3巻までじっくり読んできて良かった」と思えるようなご褒美が待っています。番外編ではその後の2人の幸せな様子も官能描写込みで堪能でき、読後の余韻は極上です。

魏無羨殿あなた様はなんと人たらしなのでしょう。
藍忘機殿あなた様はなんと高潔で純粋なのでしょう。あなた様の揺るぎない愛情の深さには泣けてしまいました
。2人の年少の頃からのやり取りが面白く(魏無羨が藍忘機をからかう様子がたまりません)また一度は悲しい別れを経た後の再会以降は胸が高鳴るばかりでした。2人は素敵で無敵。墨香先生は主人公が「同じ過ちは繰り返さない」という一皮剥けた様を描くのが秀逸だなと思います。(『天官賜福』の太子殿下の昇天前と後の様子や、本作品の魏無羨の献舎前後の様子は違います)

家族や(義)兄弟、師弟の情というもの、友情、恩義、道理、愛情様々な要素が絶妙なハーモニーを奏で心を激しく揺すぶられました。番外編で魏無羨が金凌のことを親しみを込めて「阿凌」と呼び金凌も「なんだよ」と返事する仲にまでなったことも心が温かくなりました。忘機琴さながら心の琴線に触れるような作品です。まだ当分の間その世界観に浸り酔いしれたいと思います。
いいね
8件
2024年1月29日

最新のレビュー

名作は国境を超える
数年前に布教動画にて『天官賜福』を知り、日本語版が完結するまでの繋ぎとして読み始めた大人気小説。
冒険活劇との前情報からウルトラマン的な必殺技が飛び出す勧善懲悪ものだと思い込み、正直あまり期待していなかったので1巻だけを買い求めたのですが…浅はかでした。
初めこそ難解な世界観にあくせくし理解に苦しんだものですが、義城編ですっかりエンジンがかかり、気づけば全巻買い揃えて2周目に突入していましたとさ(結局3周読んだ)…
大雑把にいうと生と死と、魂や因果応報までをもひっくるめたオカルトチックな大スペクタクル。そこへ執念に象られた愛の物語までもが複雑に絡み合ってくるものだから、軽はずみな言葉では到底この作品の深さを表しきれません。
ただひとつ確実に言えるのは、普段BL小説を読まない人間が夢中で読み終えてしまうほどの面白さと切なさと、溢れんばかりの愛の詰まった作品であるということです。
読み終えた誰もがそうおっしゃるように1巻〜3巻までの恋愛模様としてはブロマンスですが、4巻で急激にBL化しますので、それを目当てに読み進めるのもアリかと。
幾重にも意図の張り巡らされた本筋のストーリーにも回収されない謎はありませんので、これから読む方はどうぞ安心してハラハラドキドキしちゃってください。
いいね
5件
2025年3月4日

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