小説。263ページ、1冊表題作(おまけショート+電子限定ショート付)。
良かった〜〜!
大好きです、この草原シリーズ。
各巻読み切り、舞台背景を共用するスピンオフでの連作シリーズ。
発刊順は、
〈1:草原の王は花嫁を〜→2
:恋人たちは草原を〜→3:永遠の二人は〜→?〉
シリーズファンにはご存知、舞台はふた昔前のモンゴルあたりがモデルであろう、草原の民。
弓や剣のみ、大国の脅威がちらつく中でのお話。
自然の中で放牧、馬、独特な部族社会での地位。
お話の背景がしっかりとしており、そこで繰りなされる、馬を並べる仲、というバディもしくはそれ以上の特別な関係の2人が主人公になっていきます。
今回も拗れてすんなりいかないけど、そこで主人公の気づきや成長がある。
彼らのこれからの関係、未来のお話、その後の話ももっと読みたかった〜!
1−2作目の主人公たちが脇役登場してますが、彼らの話の続きはないので、前作読まなくても楽しめます。
シリーズ読むなら時系列もあるので、順番で読むのがスムーズ。
あぁ〜〜、作者さん的には4冊目のお気持ちもあるみたい。
ぜひとも!続刊お待ちしてます〜!
既刊の続編も、嬉しいです。
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