ざまぁ対象は真の悪役であるゲームヒロインと神殿長のみで、「魅了」でおかしくなっていた攻略対象たちはお咎めなしです。だけど彼らは「魅了」されていた間もヒロインを理不尽に攻撃したりせず、あくまで「愛しているのはゲームヒロインだけどヒロインのこと
を嫌ってはないよ」という姿勢だったからまぁお咎めなしでも別に良いか、と。ベースはヒロインと神様のやりとりで進んでいくのでそこも心穏やかに読めた理由かな。ヒロインの家族のことはヒロインのモノローグでしか書かれていないので、そこも少し読んでみたかったと思いました。ただ、ヒロインとヒロインが転生者だと知っている神様のやりとりが殆どなせいか、ヒロインの言動には公爵令嬢らしさはかけらもありません。もふもふ好きな10代の女の子です。なので身分に不釣り合いな言動のヒロインが苦手な方にはおすすめしません。
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