このエンドでよかった。
もしかしたら… の可能性もあるかも。それだったらやだなと思っていたので。
読み応えはあります。
あとがきにも書かれてましたがヒロインは他の転生ものヒロインのように強くて運命を自ら切り開くというタイプではないかも
しれません。
なので、それにイライラして途中で投げ出す読者もいるだろうなと思いました。
私は中盤やたら閨ことを思い出す欲求不満?なのか?という煩悩だらけのヒロインにちょっと飽きかけもしましたがラストが気になって読み続けました。
最後まで読んでよかったなと思います。それぞれのヒーローの思いも良くわかるので読みやすかったです。
不妊に対するヒロインの悩みというか、抱えている思いを受け止めてくれるヒーローでよかった。
最後まで不妊かどうかは結局わからないので、子どもができるのかは読者の想像力に任せられているのかなと思います。
血族婚を繰り返してきたカレールはもう限界というか終わりに向かう国で閉塞感がありました。
4度目のやり直しで国が変わっていく、少し未来の可能性が感じられるような方向のラストで良かったな。
うーん、と思うところもありましたが好みの問題でもあるので私は☆4にします。
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