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ライトノベル
あなたの愛など要りません2
2巻配信中

あなたの愛など要りません2

1,300pt/1,430円(税込)

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390pt/429円(税込)

作品内容

物語は終わっていなかった―― 形ばかりの妻として、ラシェルを娶ったヘンドリック。死んだはずが、謎めいた「白の世界」に囚われた彼は、灰色のローブの男の導きで「水鏡」に映るラシェルたちの人生を否応なく見せつけられる。そこには、ヘンドリックとの出会いを運命だと語るラシェルと、息子ランスロットの温かい触れ合いが。しかし、その光景の裏で、弟キンバリーとの埋めがたい溝や、常に正しさを求められた苦悩が鮮明に蘇る。「あなたの愛など要りません」という拒絶の言葉から、死を迎えるまで映し出された先に何が待っているのか……? シリーズ累計10万部突破の超話題&心揺さぶる感動作、待望の第2弾! ※電子版は単行本をもとに編集しています。

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レビュー

あなたの愛など要りませんのレビュー

平均評価:4.1 148件のレビューをみる

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高評価レビュー

漫画版から
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ※レビューの口が悪い長文です。
最初はコミカライズで読んでたのですが続きが気になりすぎて、クソ旦那くんがどうなるかを知りたくて原作に手を出しました。途中までは本当に擁護のしょうもないほどクズでヤバくて旦那としての責務も貴族としての責務もほっぽって愛人(という名のクソ旦那くん曰く運命の人)にこれでもかと傾倒しているので、何でこいつ貴族なんかに生まれちゃったんだよ……と読んでるこっちが何か制裁を加えられないかと思うほどのクソ旦那くんでしたが、あの最期を見てさらにその後を見ると因果応報ザマァwwと一概に言えなくなってしまうものもありました。それでもクソ旦那くんがやった事、言ったことは取り返しがつかないほど最低だよ。ただ、ラシェルも言ってましたが、この人がいなかったらラシェルはランスロットに会うこともなかったので、そう考えると少しは役割があったのかな……と。でも自分の感情にさえ疎くて、愛する人は一人だけなんて親の言葉を信じたあげく、俺の運命はアリーだけ!ラシェルに一目惚れしたなんて認めたくない!とか、ラシェルは公爵家の金で養われてるんだから当主代わりの仕事をするのも当たり前!とか言うのは見苦しくて仕方なかった。やっぱり、何でこいつ貴族なんかに生まれちゃったんだよ、としか言いようがない。離婚する前や離婚してからは改心の兆しを見せていたし、あの白い世界から生まれ変わっていけるほどちゃんと人の心を持ったのだとしても、どうしてもクズの割合が多いので、多分何度読んでもこいつは好きになれないな……。
個人的にはキンバリーくんの純愛が実って良かった!ずっと母子を支えていてくれた彼の温かく優しい愛情も本作の見どころだと思ってるので……。元クソ旦那くんよりも騎士としては劣っていたとしても、きちんと自分の気持ちに向き合い、相手の気持ちを慮り周囲を大事に出来るぶん、彼のほうが圧倒的にラシェルの愛を得るのに相応しい人物でしたね。ようやく愛する人と結ばれて、過保護にもなっちゃうキンバリーくんもかわいすぎて。やり直しを経てだけども、ラシェルも本当の自分らしく、美しく強い母親として生きることができてよかったね、と泣いてしまうラストでした。
いいね
62件
2024年12月21日
ランスとラシェルの愛に感動…!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ これは傑作…!ライトノベルじゃねえ、文学作品だよこれ…!

ランスロットの無償の愛、ラシェルの母としての愛、キンバリーの包み込むような優しい愛…そんな美しい愛の数々の他に、アリーのからりとした穏やかな愛や、ヘンドリックの無自覚で歪んだ愛など、様々な愛の形に溢れた作品です。

他の方もおっしゃるように描写は群像劇の形に近いですね。
ラシェルやランスたち以外にもアリー視点の描写もあって良かったです。彼女のさっぱりと飄々として、力強く生きるキャラクターは素晴らしい。決して悪役ではないところも良い。あと意外と常識人なところも。
あとヘンカス(あんなのカス呼びでいいよな?)視点の描写も意外と多かったです。出る度にムカつく行動するから、うるせえすっこんでろドグサレサイコ野郎って思ってたけど。

そんな腐れ野郎のヘンカスが中盤あたりからゆっくりと、真綿で締めるようにじわじわと崩壊していく様は最高でした。ほぼ勝手に自滅こいてただけですが。
決してオラッ断罪!スカッと爽やか!って感じじゃないけど、あれは緩慢で致死性の断罪描写だったと思うのですよね。なぶり殺しスタイルの断罪、最高に良いです。
そしてこんな奴にも救済の道があるのがこの作品のポイントであり良いところ。
でもこいつラシェルへの数々の酷い仕打ちだけでなく、アリーに子どもが出来た時も「子どもが出来たの」→「そうか(虚無)」ってクソみたいな対応してんだよね。
やっぱこいつ救済要らねえわカスだわ、死んでくれ(死んだけど)。

あといくつかの伏線が回収されてない、というレビューがありましたが多分伏線は全て回収されていると思います。
はっきりした描写じゃなく「多分あの時のあれもこいつの仕業かなあ」とか「ここまで言えばわかるわね?」って感じの匂わせ描写もあるので、若干わかりにくいですが。
伏線回収がされてるのは嬉しい誤算でした。
皆様のレビューにはいつも作品購入の判断材料として大いに助けられていますが、時には自分の直感を信じて買うのもアリだなと思った次第。

こういう感動と余韻に浸れる作品に久々に出会えた気がします。買って良かった!
いいね
74件
2023年12月24日
面白かった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ いつも途中で飽きちゃうのか小説を読み終えることが少ないんだけど、これは一日で読んじゃいました!
ラシェルやランスについては言わずもがな、皆様が語ってくださっているので割愛します。

ヘンドリックについての感想です。
漫画やアルファポリス様で公開してる外伝を読んじゃってから書いてるので、そんな描写無かったなんてことがありましたらすみません。
ちなみに、漫画だけだと描写が分かりづらくて、こちらを読んで印象が変わりました。

灰色ローブさんが言っていた、心にひびが入っている、とはヘンドリックとして生まれる以前に修繕できないほどの心の傷を負っていたせいで、自身の感情の機微すら分からない人間になってしまった?
英雄と呼ばれ負け知らずだったヘンドリックが初めて戦闘中に背中を庇われたアリーに感じたのは戦友に対するそれで、けれど頑なに運命や愛情だと言っていたのは人生で与えられてきた感情のカテゴライズではなく、生まれて初めて自身で気づいた感情だったから?
ラシェルに対しても遅すぎる初恋を拗らせた頃にはすでにアリーという恋人がいる、愛を捧げるのは人生で一人じゃないといけないという教えに固執したせいでラシェルを人心を惑わす魔女として罵って行動し、結果最悪な事態を引き起こしてしまった。
だけど一度目の人生でラシェルを殺してしまったことにキンバリーですら初めて見る涙を流し、後に塔から飛び降り、記憶がない筈の二度目の人生にも影響を及ぼすほどに深層心理では確かにラシェルを愛していたと思うヘンドリック。
これでもし……物語の前提を壊すもし、ですが。
もしヘンドリックが幼少時に初恋を経験していたなら。もし自身の感情から逃げずに少しでも向き合っていたなら。もしアリーが男性だったら運命の恋なんて言わずそれこそ背中を預け合う友になっていたかも。
どこかで少しでも歯車がズレていたら……なんて。
小説の最後、ラシェルが息を引き取るまで白い世界に留まっていたヘンドリックはきっと心の傷も回復したから生まれ変わりに入ったんじゃないかと思う。
続編があったなら、ヘンドリックにもぜひどんな形であれ幸せになってもらいたいです……!
いいね
37件
2024年8月26日

最新のレビュー

2巻購入は是か非か
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズでの主人公の夫のあまりに理不尽な仕打ちに、
ラノベの方も2巻のサイドストーリー的な補足の部分まで読み終えました。

巻き戻り前の一度目の人生で、主人公も報われない人生だったけれど、
息子「ランスロット」の不幸は胸が痛くなるほどの状況でした。
コミカライズでは詳細に表現はされませんでしたが、
1回目では息子を甘やかした乳母を解雇してしまうのですが、
巻き戻った2回目で乳母の面談をした時、「ランスロット」の従者としてその息子たちを、
教育係としてその夫を雇い入れ、これからの子育てを万全なものとしようとした主人公に、
不覚にも涙してしまいました。
そう、沢山の協力者の手があれば、憂いは減るだろう事が想像できたから・・・かな。

大筋のストーリーは、ラノベ1巻分で終わり、2巻は、その時々の状況を詳しく紐解いたお話で
新しい事は何も無く、物語への興味も急速に萎みつつありました。

夫「ヘンドリック」の情緒の欠けた部分は、死んだ後の白の世界でも、
物語で語られる〝心のヒビ〟が埋まることは無く時間だけが過ぎていました。
が、あることがきっかけで、特別な感情を抱いた相手が次に生まれ変わる時まで、
自分もヒビを埋める努力を白の世界でしてみたいと
この物語で本当に初めて前向きな思いを彼が抱くのです。

ラノベ1巻の本編では、2回目の人生でも「ヘンドリック」の氷のような心は
本人の気づきも無く幕を下ろしてしまい、
お話が完結しても何かスッキリしないものが残りましたが、
2巻での最後の部分を読み終えて、やっと腑に落ちたような気持ちになりました。
2巻を購入して少し後悔していましたが、
最終的にはよかったように思います。
この部分をコミカライズではどう表現されるのか、とても興味があります。
いいね
1件
2025年10月22日

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