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英雄はアンブロシアを喰む上【電子特別版】

小綱実波円陣闇丸

（4.3）投稿数44件

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作品内容

俳優の真宮藍は撮影のため渡米し、美貌のボディーガード・イーサンと出会う。イーサンは「ようやく見つけた」という謎めいた言葉とともに藍を翻弄し、神と人間が生きる異世界へと藍を連れ去る。イーサンの正体は半神ニキアスであり、神の庭から悪神によって流された『英雄の果実』を取り戻すために派遣された英雄候補だった。そして英雄候補に無限の力を与える果実こそ人間として受肉した藍の本性であった。異世界に連れてきたニキアスを許せずにいた藍だが、ニキアスの過酷な使命を知り、力になりたいと思い始める。だが無意識に甘い匂いを放つ藍を巡り、各国の英雄候補たちとの戦いが起こり――？

【電子特別版】小綱実波先生の書き下ろしショートストーリー「楽園に堕ちる」を電子版だけに特別収録！

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説 / 電子特典付き

作品タグ

：俳優 / 先生 / ボディガード / 壮大なストーリー / 必要な存在 / 登場人物が魅力的 / 緻密なストーリー / 設定が好き

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

： KADOKAWA

雑誌・レーベル

：ルビーコレクション

シリーズ

：英雄はアンブロシアを喰む

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2023年12月1日

ファイルサイズ

： 6.3MB

ISBN

：

9784041144268

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

英雄はアンブロシアを喰むのレビュー

平均評価：4.3 44件のレビューをみる

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高評価レビュー

かいなしれいなさん

(－/－) 総レビュー数：544件

汝ら天を揺るがす破とならん

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったんですけど、世界観に周波数を合わせるのに時間を要し、なかなかのめり込めず、上下巻読むのに1ヶ月近くかかりました。でも、その分長くこのお話を楽しめたかな、と思っております。藍さん、役者としては物足りない…もっと我を出していかなきゃ、エキストラみたいになっちゃうよ？とか言われて、かわいそうだった…芝居のダメ出しの中でもかなりキツい部類じゃない？なんか、自分じゃなくてもいいんじゃないか。役者になりたい人なんかたくさんいるんだから、誰からも求めてもらえなくなってしまうんじゃないか。そんな不安も吹き飛ぶ異世界転生。正直ユウトくんは、八つ当たりで怒ったり、ヤリちん暴露したりと話が進むごとにうわ〜ってなって好きじゃなくなってしまった…藍のために身体はっていろんなピンチを乗り越えてくれたその男気に拍手。その他、脇を固めてくれた大好きなキャラクター達ありがとう！シメオンが藍に並々ならぬ想いを寄せていて、あまりにも不憫で見てられんからセルジオスと結ばれてくれ！！！神殿兵士同士仲良くして…電子特別ショートでセルジオスだけ白けた顔してるの、藍とニキアスがあまりにも熱々すぎてまーたイチャイチャしてる、みたいな感じで呆れていたからですよね！？そんな2人をみて切なくなってしまうシメオンをよしよししてくれるのはお前だけだーー！！！！（ハァハァ…息切）あと、カイロスね。お前…ニキアスに向けるそのクソデカ感情、重すぎるだろ！結局ニキアスのこと大好きで、300年ぶりに会えたのに挨拶にも来ねえし、寂しかったんですよね！？カーッかわいいやつ！ニキアスのこと、もっと知りたいから藍のことも知りたいし、奪ってみたいなの、沸る。正直3P欲しかった。カイロスともガッツリ交歓してほしかった。その時、どう思うのか聞いてみたかった。さらにオケアノスさん。藍発見時の興奮状態怖かったけど、なんか古の神子って感じがすごく出てた。愚かで力無い人間を愛いっていう感情表現がいいなと思いました。最後にニキアスさんですが、誓いを守り抜いた男。カッケー！イーサンっぽいところも、神子っぽいところも全部合わさって今のニキアスなんだ。何度ボロボロになっても立ち上がる。天使みたいに綺麗じゃないところもたくさん見せつけられたけど、2人の運命に乾杯、合唱です。2人が最後まで一緒にいるエンドを迎えられて感無量だよ。髪が短くなったのもすきだよ。

1件

2025年3月14日

MW さん

(女性/－) 総レビュー数：3185件

至高のファンタジー〇〇〇〇BL小説

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、「背中〜」シリーズを興奮のあまり寝ずに一気読みした私としては、やはりこの作者さんの作品は一気読みすべき、と、下巻発売まで待ってました。
さすが小綱先生、体格差と受けくん抱っこの重すぎる(物理的にも)攻め溺愛を書かせたら右にでるものなく、もう歯が溶ける甘い甘い。それに今作は異世界転生した元ボディガードの神の子と元俳優の神の果実が愛しあってしまう美しい創世物語ですからね。そしてブロマンス的友情あり神の子の血湧き肉躍る闘いあり、厨二ばっちこい、なんなら皇二でも、って、もう完全に入りきってるファンタジー世界にどぶんと頭まで浸ってトリップできるお話。寝不足で1日半で読み終えました。

あ、ファンタジーとしてこの作品を純粋に楽しみたい方はこれ以降ネタバレ読まない方がいいですよ。
あのですね、この異世界にはなななななんとおパンツがないんでございます(作者さんX談)。確かに、作中、下着描写がなかった！ってことは、あんなシリアスな戦闘シーンもロマンチックで静かなシーンも表紙下巻の美しい抱っこシーンでさえも！ぜんぶノーパン！！
もうノーパンが頭にずっとチラついてて、いったいここでは、、とか、見えてるよね、絶対、、、とかなんとか。ええ、ほんとすみません。ある意味ノーパンBL小説の最高峰。

作者さんXによると出張もあるお仕事もされていて、執筆するお時間限られているみたいで。。うずうずして新作、続巻待ってました。でもその分、現実の続きではなくて、机に向かったらファンタジー異世界にジャンプ！っていう作者さんが持ってるだろう感覚が読者にもより鮮やかに味わえますよ。

作中でも色々ifが語られてて楽しいんだけど(俳優を国を超えて追っかけて押しまくる美形ボディーガードのifも単独で1冊くらい書けそう)、私も推しだったあの子のその後が知りたいなぁ。全く書かれてないところが余計に気になる！スピンオフはアイドルものでもいいな〜

13件

2024年9月28日

yumi さん

(女性/40代) 総レビュー数：5件

次巻が楽しみです！

今回も小綱先生の筆力が炸裂しててすごく面白かった！新刊が待つのが辛いので次巻発売日が近くなってから手をつけました。
内容には触れないでおきますが先生の作品に共通してるのは攻めの一途な愛です。
この“圧倒的オス感”が堪りません！
今やスパダリは小説にしかないのですが先生の作品にはそれがこれでもかと味わえます。
今回の攻めは神子キャラではありますが狼属性を持っています。この設定がすごく良いんですよ！
読後は狼のことを検索するほどオオカミ属性にときめいていました。
唯一イメージしづらくて戸惑ったのは、車に連れ込まれて誘拐されそうな幼顔の主人公が180センチの体格をしているという表現です。
日本人としては、大きい＝幼い、が想像しにくいのではと思いました。美青年キャラを立てるならもう少し低めな身長の方が小柄な日本人には想像が楽になったかなと思いました。
小綱先生は長編の方が向いていると思います。他社のような一冊完結の作品を出して売れれば続編、の傾向が強い所では先生の持ち味は生かされなかったと思う。
鈍器本に寛容な出版社にも感謝したい。

2件

2024年7月15日

クロエれおさん

(女性/50代) 総レビュー数：2178件

英雄が生まれたところ

神の果実が受肉して生まれた藍。ニキアスに連れられて渡った世界はギリシャ□のような世界。段々とこの世界にいたときのことを思い出していく。自分は何なのか。どうありたいのかを悩みながら、考えながら。ニキアスや他の人との語らいの中で段々と形作られていきます。アンブロシアであるが故に、ニキアスたち、神子に惹かれてしまうところが嫌だと思いますが、悠斗と語らいを持ったことで、軸がはっきりしてきます。どうありたいのか。何が必要なのか。神と神子たちのこれまでが、乙女たちの歌をなぞるように変化していく。神は逡巡したのちに正しいことも選べるようにしているわけです。とても面白くて、上下巻一気読みしてしまうと思うので、お時間ある時に読んでください。藍が俺を食べてというセリフをよくいうのですが、果実なので…。その言葉が、役目を果たすことの意義と自信を感心させるのです。円陣闇丸先生のイラストがまた、素敵でした。大満足！乙女たちがかわいいです。

1件

2024年9月2日

どどどさん

(女性/30代) 総レビュー数：4件

購入してよかった！！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作品ははじめてでしたが、レビューを見て気になり購入させて頂きましたがとても良かったです。
主人公がまさかの果実設定が面白かったです。
攻めぽい人はたくさん出てきますが、総受けみたいな感じでめちゃくちゃに話は進んでかないので安心してください。

最初は暗い雰囲気が続きますが、あと絶望感、、ストーリー的しょうがない！でも乗り越えて心を通わせてからはもうやばいです！たまらんです。
個人的は色々なシーンが印象に残りますが3人でのキスシーンのところは突然きて心に刺さりました。(普段攻め以外との絡み嫌いなんてますがなんか別次元の萌えを感じた笑)
初めからずっと面白いですが、ラストはもうずっと面白いです。1巻より2巻のがだいぶハッピーに読めます！味方も増えるからかな、1巻の時のどうしようコレ、、みたいな窮地は少ないですが。こちらの作品出会えてよかった。悩んでる人いたらぜひ

0件

2024年9月17日