名古屋という都市を論じる書の決定版!
名古屋をテーマにしながら、単なるご当地本ではない、非常に大きなスケールで名古屋が論じられ検討されている。
ういろう? 味噌カツ? シャチホコ? 名古屋城? よそ者に閉鎖的? 名古屋といえばこんなイメージだが、こういったブツやらなにやらのイメージからあえてはなれ、現代思想を道具として用い、名古屋という都市の形成過程を歴史的に追うことで、名古屋という都市空間の一般的な性格を導き出す。
改めて、名古屋、ひいては都市一般を考える上で必須の一冊。
【主な目次】
第一章 1918 鶴舞
第二章 1965 小牧
第三章 1989 世界デザイン博覧会
参考文献
あとがき