両親には放置され、周囲から期待されず育った五歳の下級聖女・エヴァリーナは大好きな動物とほのぼの過ごしていた。ある日、和平の証として敵対する獣人国から聖女を要求される。動物に懐かれやすいという理由だけで獣人国の人質聖女にエヴァリーナが選ばれてしまい…!? 虐げ覚悟だったけど、噂と違い獣人国の人々は温かく迎え入れてくれる。実は転生者のエヴァリーナは、居場所をくれたもふもふさん達のために絆創膏を発明したり、水質改善で病気の蔓延を防いだり…気づけば獣人国が大発展! さらに祖国では発揮できなかった聖女の力が開花して…!?