何の変哲もないウェイトレスの私を、なぜ大富豪が花嫁にしたがるの――?
姉が遺した幼子2人を引き取ったフレディは、大学を辞め、高級ホテルのバーでウェイトレスとして働いている。まだ若く貧しいので、正式な養母になれないのが悩みの種だ。そんな折、最上階の大富豪から契約結婚を持ちかけられて驚く。ザック・ダ・ローシャは言った――莫大な遺産を継承させる後継ぎのみが必要で、愛はいっさい不要、子供さえ産んでくれれば、幼子たちも養子に迎えよう、と。もちろん、愛する家族を守りたい。でも……そのために純潔を捧げてしまっていいの?
■ハンサムなだめ男に身を滅ぼされた亡姉のようになるのが怖くて、恋愛に臆病なヒロイン。ハンサムな大富豪と契約結婚することで、運命はどう変わるのでしょうか? 『天使に魅入られた大富豪』、『王子と間に合わせの妻』に続く、身分違いロマンスの決定版! リン・グレアムが得意とする、ピュアで芯のあるヒロインが登場する心揺さぶる珠玉作です。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。