俺はお前に美味いもの食わせたい
言われた千秋が隠したい過去とは!?
自らに厳しい食事ルールを課し決まったものしか口にしない千秋。不動産営業として顧客受けも対応も抜かりなく、すべて正しいはずだった。しかし高校の同級生だった友光に再会。料理人になったきっかけはお前だと言われ、千秋は「偏食家のためのレストラン」というコンセプトの練習台になることに。質問形ゲームさながらに誘導されメニューを考えていくうち、千秋は厳格な食事の動機、友光の厚意を拒絶した過去を振り返ることになってしまい……。
電子限定書き下ろしSS「人肌で」収録。