少年鑑別所に行くほどヤンチャだった僕でも、理容師になる夢を実現できた。
「無茶をしろ!こわがるな!スキなものを追求しろ!」
自分を曲げることができずに生きてきた男が、〝いまを生きる若者〟に贈る、熱すぎるメッセージ! 僕はずっとはみだしてきた。
これからもはみだし者であり続けるだろう。
だが「はみだせ!」とは言えない。はみだすことが目的ではないからだ。
目的はあくまで〝自立〟であり、〝好きなモノ〟を追求することだ。
その過程を恐れるな。
はみだしてもなお、あなたは社会の一員なのだ。
それを忘れないで欲しい。それはきっとあなたを光り輝かせる。(「終わりに」より)