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『おくのほそ道』新考 ――自筆本からわかる芭蕉の真意
1巻配信中

『おくのほそ道』新考 ――自筆本からわかる芭蕉の真意 NEW

3,110pt/3,421円(税込)

作品内容

日本思想研究者による
芭蕉研究の集大成
1996年に発見された芭蕉自筆の『おくのほそ道』から、
作品に籠めた芭蕉の真意、そして「軽み」の展開を解明する。
===
【目次】
はじめに

第一章 芭蕉自筆『おくのほそ道』発見の衝撃
1 芭蕉自筆本、二百五十年ぶりの発見
2 芭蕉自筆本の執筆時期──元禄六年の盆
3 『おくのほそ道』完成までの過程──芭蕉自筆本・曾良本・素龍清書本
4 生前弟子に見せなかった理由と臨終に去来に譲る遺言
5 『おくのほそ道』の出版──元禄版から明和版・寛政版へ
6 芭蕉自筆本に基づく『おくのほそ道』のテキスト

第二章 芭蕉の俳諧の展開──出発点から奥羽行脚まで
1 伊賀時代──貞門俳諧からの出発と北村季吟との関係
2 江戸へ移住──談林調の流行を追求
3 深川隠栖──「不易」の文藝を目指して・漢詩調の俳諧
4 『野ざらし紀行』の旅と『冬の日』──蕉風形成、紀行文の成立
5 『笈の小文』の旅と『更科紀行』

第三章 奥羽行脚──元禄二年の旅で見出したもの
1 奥羽行脚の企画──「菰かぶるべき思い」
2 奥羽行脚の実際──『おくのほそ道』に書かれていないこと
3 奥羽行脚の中での悟り──「天地流行の俳諧」90
4 「軽み」の萌芽──俳諧指導の実際「翁直しの一巻」
5 旅中における芭蕉の変容

第四章 「不易流行」──『猿蓑』から『おくのほそ道』執筆までの過程
1 「不易流行」が言い出された背景
2 「軽み」の俳諧──「木のもとに」歌仙から『ひさご』へ
3 「幻住庵記」──「不易」の文藝への執念
4 「市中は」歌仙──新発見の芭蕉の修正稿から『猿蓑』へ
5 人生回顧と風雅論──「造化にしたがひ、造化にかへれ」
6 『猿蓑』の編集──「俳諧の古今集」を目指して
7 「几右日記」と『嵯峨日記』に見られる歌仙の構成
8 『笈の小文』──紀行文の書き方とその構成
9 江戸の俳諧事情と元禄六年盆の『おくのほそ道』の執筆

第五章 『おくのほそ道』の構成──序と五部構成の内容
1 序章と最後との呼応──基底となる宇宙観・人生観
2 叙述内容から見た構成──国別による区分
3 叙述内容から見た構成──月別による区分
4 自筆本当初の句数から見た構成
5 五部構成から見る『おくのほそ道』

第六章 『おくのほそ道』の文学的世界
1 『おくのほそ道』の特別な構成の背景
2 虚名と文学的な創作(フィクション)
3 古典の表現の引用──『源氏物語』から西行まで
4 五部構成の妙──対照する事柄のダイナミックな関係
5 俳諧の紀行文の完成
6 『おくのほそ道』の章段──章題と全句の構成

第七章 『おくのほそ道』完成から芭蕉の終焉まで──「軽み」の展開と清書本に籠めた思い
1 『おくのほそ道』における「軽み」の展開──句の制作時期に着目して
2 元禄六年十月──「軽み」の俳諧の摸索
3 「万世に俳風の一道を建立する」という自覚──芭蕉の俳論
4 『おくのほそ道』完成──素龍清書本
5 「軽み」の唱導──『炭俵』の世界
6 元禄七年五月、最後の帰郷
7 『続猿蓑』の編集──大改訂に籠められた思い
8 最後の大坂への旅
9 最後の一句──〈清滝や波に散り込む青松葉〉
10 『おくのほそ道』清書本を去来に譲る遺言
11 芭蕉の終焉

終章 『おくのほそ道』、不易の古典へ──広がりと研究、そして世界へ
1 蕉門の活動と『おくのほそ道』の刊行──遺作収集と俳論の記録、蕉風の伝播
2 芭蕉の復興運動──『おくのほそ道』再刊からの展開
3 近代の俳句と芭蕉の研究
4 現代の芭蕉研究の概観
5 Haikuの世界的な展開と『おくのほそ道』の外国語訳

あとがき
松尾芭蕉 略年譜
没後の芭蕉作品の扱い
松尾芭蕉関係文献

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  • 『おくのほそ道』新考 ――自筆本からわかる芭蕉の真意

    3,110pt/3,421円(税込)

    日本思想研究者による
    芭蕉研究の集大成
    1996年に発見された芭蕉自筆の『おくのほそ道』から、
    作品に籠めた芭蕉の真意、そして「軽み」の展開を解明する。
    ===
    【目次】
    はじめに

    第一章 芭蕉自筆『おくのほそ道』発見の衝撃
    1 芭蕉自筆本、二百五十年ぶりの発見
    2 芭蕉自筆本の執筆時期──元禄六年の盆
    3 『おくのほそ道』完成までの過程──芭蕉自筆本・曾良本・素龍清書本
    4 生前弟子に見せなかった理由と臨終に去来に譲る遺言
    5 『おくのほそ道』の出版──元禄版から明和版・寛政版へ
    6 芭蕉自筆本に基づく『おくのほそ道』のテキスト

    第二章 芭蕉の俳諧の展開──出発点から奥羽行脚まで
    1 伊賀時代──貞門俳諧からの出発と北村季吟との関係
    2 江戸へ移住──談林調の流行を追求
    3 深川隠栖──「不易」の文藝を目指して・漢詩調の俳諧
    4 『野ざらし紀行』の旅と『冬の日』──蕉風形成、紀行文の成立
    5 『笈の小文』の旅と『更科紀行』

    第三章 奥羽行脚──元禄二年の旅で見出したもの
    1 奥羽行脚の企画──「菰かぶるべき思い」
    2 奥羽行脚の実際──『おくのほそ道』に書かれていないこと
    3 奥羽行脚の中での悟り──「天地流行の俳諧」90
    4 「軽み」の萌芽──俳諧指導の実際「翁直しの一巻」
    5 旅中における芭蕉の変容

    第四章 「不易流行」──『猿蓑』から『おくのほそ道』執筆までの過程
    1 「不易流行」が言い出された背景
    2 「軽み」の俳諧──「木のもとに」歌仙から『ひさご』へ
    3 「幻住庵記」──「不易」の文藝への執念
    4 「市中は」歌仙──新発見の芭蕉の修正稿から『猿蓑』へ
    5 人生回顧と風雅論──「造化にしたがひ、造化にかへれ」
    6 『猿蓑』の編集──「俳諧の古今集」を目指して
    7 「几右日記」と『嵯峨日記』に見られる歌仙の構成
    8 『笈の小文』──紀行文の書き方とその構成
    9 江戸の俳諧事情と元禄六年盆の『おくのほそ道』の執筆

    第五章 『おくのほそ道』の構成──序と五部構成の内容
    1 序章と最後との呼応──基底となる宇宙観・人生観
    2 叙述内容から見た構成──国別による区分
    3 叙述内容から見た構成──月別による区分
    4 自筆本当初の句数から見た構成
    5 五部構成から見る『おくのほそ道』

    第六章 『おくのほそ道』の文学的世界
    1 『おくのほそ道』の特別な構成の背景
    2 虚名と文学的な創作(フィクション)
    3 古典の表現の引用──『源氏物語』から西行まで
    4 五部構成の妙──対照する事柄のダイナミックな関係
    5 俳諧の紀行文の完成
    6 『おくのほそ道』の章段──章題と全句の構成

    第七章 『おくのほそ道』完成から芭蕉の終焉まで──「軽み」の展開と清書本に籠めた思い
    1 『おくのほそ道』における「軽み」の展開──句の制作時期に着目して
    2 元禄六年十月──「軽み」の俳諧の摸索
    3 「万世に俳風の一道を建立する」という自覚──芭蕉の俳論
    4 『おくのほそ道』完成──素龍清書本
    5 「軽み」の唱導──『炭俵』の世界
    6 元禄七年五月、最後の帰郷
    7 『続猿蓑』の編集──大改訂に籠められた思い
    8 最後の大坂への旅
    9 最後の一句──〈清滝や波に散り込む青松葉〉
    10 『おくのほそ道』清書本を去来に譲る遺言
    11 芭蕉の終焉

    終章 『おくのほそ道』、不易の古典へ──広がりと研究、そして世界へ
    1 蕉門の活動と『おくのほそ道』の刊行──遺作収集と俳論の記録、蕉風の伝播
    2 芭蕉の復興運動──『おくのほそ道』再刊からの展開
    3 近代の俳句と芭蕉の研究
    4 現代の芭蕉研究の概観
    5 Haikuの世界的な展開と『おくのほそ道』の外国語訳

    あとがき
    松尾芭蕉 略年譜
    没後の芭蕉作品の扱い
    松尾芭蕉関係文献

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