「歴史を探究する」とはどういうことか 「覚える歴史」から「考える歴史」へ。
最新の研究動向と史料をもとに歴史を探究する手法を解説。世界史の教科書でおなじみのトピックを深く掘り下げ、研究の最先端と世界史教育の現場を繋ぐ。 第一線で西洋古代史を研究する学者たちが、最新の研究動向をふまえながら史料を用い、歴史像がいかに構築されるかを解説。たんなる概説書ではなく、専門家が行う「歴史を考える」知的作業の一端を紹介する。 紀元前800年からビザンツ帝国滅亡まで、西ローマ帝国滅亡後も古典の遺産が継承された「終わらない古典古代」という独自の視点から、2200年以上にわたる文明の連続性を探る。 なぜ、教科書の記述は書き換えられるのか。その史料的根拠は何か。その根拠となる史料は何を示すのか。今日にも深く影響を与え続けるギリシア・ローマへの探究は、現代社会を理解するための重要なヒントとなるだろう。