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女性マンガ
とつくにの少女 1巻
11巻完結

とつくにの少女 1巻

550pt/605円(税込)

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165pt/181円(税込)

作品内容

新たな人外×少女の物語、始まる――。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全11巻完結

  • とつくにの少女 1巻

    550pt/605円(税込)

    新たな人外×少女の物語、始まる――。分かたれる世界でも、繋がり合う心。 昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
  • とつくにの少女 2巻

    550pt/605円(税込)

    これは、絵本。これは、童話。これは、詩集。化物と少女、交わらぬはずだったふたりの数奇で美しい物語。 絶対に、触れられてはならぬはずだった――。シーヴァの頬に触れたのは、「せんせ」以外の黒く冷たい手。呪いをうけ、外の者になってしまうという行為にか弱い少女は戸惑い、「せんせ」は慄然とするが……。静かな混乱の中で、彼女に触れた外の者が呟く言葉『お母さん』が意味するものとは……。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
  • とつくにの少女 3巻

    550pt/605円(税込)

    運命に翻弄される命ある者と、なき者。 化物と少女、交わらぬはずだったふたりの数奇で美しい物語。 これは朝と夜―――― その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。 二度と会えぬであろうと思った、おばとの再会に心躍らせるシーヴァだったが、ふたりの行く末には暗澹とした路が広がっていた。馬の嘶きと、低く冷たい声が石畳に滲む中に、還っていった少女の運命は果たして―――――――
  • とつくにの少女 4巻

    550pt/605円(税込)

    宵闇の帳にも、せめて燭光切らさぬように。 化物と少女、交わらぬはずだったふたりの数奇で美しい物語。 自らの嘘が引き起こした惨事に動揺するシーヴァ。化物と化したおばを連れ帰ってきた先生が彼女から聞いた言葉は、俄かには信じ難い事実だった……。年端もいかぬ幼い少女に課された運命の重さに苦悩する先生、その一方で外の者となったおばにも変化が───。これは朝と夜───その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
  • とつくにの少女 5巻

    550pt/605円(税込)

    薄墨に沈むのは、断絶の白と優しい嘘――。 累計30万部突破。化物と少女、ふたりの数奇で美しい御伽噺。
  • とつくにの少女 6巻

    550pt/605円(税込)

    逃れ得ぬ、真実。追い縋るのは、過去――。 累計40万部突破。化物と少女、ふたりの数奇で美しい御伽噺。
  • とつくにの少女 7巻

    580pt/638円(税込)

    ひとの証明。それは姿なのか、魂なのか。 救いを求めるように二人に縋る兵士であった者たち。詳らかになる先生の過去。彼が過去に懊悩する中で、シーヴァの身に危険が迫る……。どこまでいっても二人に安住の地は無いのか。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
  • とつくにの少女 8巻

    580pt/638円(税込)

    わたしが、わたしでなくなる。それでもこの子の為に――。 内と外。白と黒。引き裂かれるふたりを待つのは、希望か絶望か。
  • とつくにの少女 9巻

    580pt/638円(税込)

    あなたがおぼえていなくても。わたし、きっとわすれないわ。 離れ離れになったふたり。再び互いを見つけた時に待つ感情は。
  • とつくにの少女 10巻

    580pt/638円(税込)

    君は、私のあかり。希望。そう思っていた―― それを聞くまでは。 朝と夜のあわいに、見えたのは幻か。それとも、変えがたき思いか。

レビュー

とつくにの少女のレビュー

平均評価:4.4 47件のレビューをみる

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高評価レビュー

神話のような宗教のような哲学のような
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ その人の持つ引き出しに合わせて、いろんな解釈が出来る作品だと思います。いろんな解釈が出来るが故に、割り切れなくてむつかしいところも…。

魂なき器(黒の子)は、欠けた魂(心)を求める。
心を持たぬ彼らは、常に飄々として悩みもなく苦しみもない。
心を持つせんせはシーヴァと出会うことで、歓びと愛しさを感じると同時に、苦しみ絶望する。時に他者をも巻き込んで、残酷な結末を迎えたりもする。
それら様々な出来事を経て、全てを受け止め、受け入れた果てに訪れる平安。その完全さ。

かつて内と外は一つだったと物語は言う。
黒の子は、全き一つの源である「母」から生まれ落ち、母から欠け落ちた魂を求めてさまよう。彼らが探す魂は、母の物=源を同一とする彼ら自身のものでもあるのだろう。
欠けた何かを求めてさまよう姿は、この世に生まれ落ちる我々自身の姿に重なっているのかもしれない。
シーヴァ(器)とせんせ(器)は、同じ魂を二つに分け合うとこで、奇しくも黒の子達が求める境地にたどり着いたのか。

最後、真っ白な光の中で、「アルベルト」と名を呼んだのはシーヴァのようでもアリ、せんせ自身のようにも見える。
もはや彼我の差はなく、相手は自分であり、自分も相手である…そんな状態なのかな。
安らぎと穏やかな調和。
でも少し、ほろ苦い。
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7件
2021年6月7日
陰と陽
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ せんせと少女、異形と人間、外と中…などさまざまな対が登場します。画面も(実際は違いますが)白黒だけで構成されたようなミリペンで細かく描いてるあの感じ。
最近主流のデジタル感があまりなく、紙面との相性がいいだろうなぁと思いながらもタブレットで読んでしまいました。
人物たちの表情は全体的に曖昧なのに、目線や仕草や黒塗りだけで伝わる表現の多彩さが素敵。異形の動植物が混じり合ったデザインもかっこいいです。

どちらの神がいいとか悪いとか正しいという訳ではない描き方が真に迫るものがあります。それに伴う不条理さはモヤモヤするけど好きです。
狂信ぽい神父や兵士が出て来ますが、異形に囲まれどんどん領地は狭くなる一方の立場になれば何かに縋るのはおかしな事ではないだろうし。ましてやそれが打開策になりうるなら飛びついてしまいますよねぇ。
ラストは受け手によってかなり違う印象かと思います。私は姿の描かれないシーヴァに、先生は魂をあげたけど元の2人には戻れなかったのかなと感じました。
魂を貰っても長くは持たない、みたいな事を言っていたような?なので、すぐ消えてしまったのかもしれませんね。
いいね
0件
2025年10月6日
せんせと少女が愛おしい
異形で、人間に触れると異形にしてしまう謎のせんせと少女のお話。
最初はなんとなく、人間が本当は生きられない異世界に迷いこんだ少女と異形のせんせのほんわかファンタジーのように思ってました。が。
二人をとりまく世界はとんでも残酷で、容赦なく二人に迫ってくる。
先生の正体。少女の正体。
てっきり、と思ってたらえーという感じで。
なかなか、読めない展開でした。
あと異形達がけっこう怖い。
でもすごい綺麗でもありセンスが溢れてます。
難解なお話でもあり、自分も全部わかった、などとはとても言えないですが、そういう話もあっていいかなあ、と思います。
昔昔の本てすっごく読みづらいの多かったんでなんか感覚で読んでもいいかなあと思います。
確か作者さん、こちらの原稿凄い特殊な描き方してたような。
墨ペンだけで描いてるとかそんなような。
画力が凄いなと思います。
いいね
2件
2025年2月17日
アマプラの配信見て原作買いたくなった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 映像で先に見ました。福山潤さんのせんせ、いつものじゅんじゅんより声低めで出会ったばかりの頃は話し方も硬いです。それが2人の交流によって少しずつ温かいものになってゆくのだけれど、漫画原作思ったよりせんせの人生ハードモードでした。そして、シーヴァは思ったよりお転婆でワガママなところもある子で、想像以上にたくましい強い女の子。前半のほのぼの2人暮らしみたいなんが続くのかと思っていたら、後半はビックリするぐらい重くて救いのない展開が続きます。でも、最後にはまた2人で最終巻の表紙みたいに、お花畑に寝転んで2人の「「時」」を選ぶことが出来たんだと信じてる。魂とか器とかじっくり考えて読むと胸の中が重たくなります。村上春樹作品とか好きな人は相性が良さそうと思ってる。
いいね
1件
2023年5月11日
作り込まれた独特の世界観に圧倒される
漫画というよりはおしゃれなヨーロッパの絵本のような表紙のデザインに惹かれて無料の1巻をとりあえず読んでみました。

いや〜、なんでしょうね・・・。結構ダークな 内容なのですが、すごく作り込まれた独特の世界観に圧倒されるというか、少女と先生の行く末を見届けなければという気持ちにさせられるような人を惹きつけ読ませるパワーを持った作品だと思いました。

触れると呪われるという異形の者と純真無垢な人間の少女がともに幸せになれる未来などが存在するのかはわかりませんが、どうかそうであってくれと願わずにはいられない、心で繋がる素敵な二人が織りなす切なくも美しい物語です。
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1件
2024年2月15日

最新のレビュー

尊い結末
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 分からない所が沢山ある。
しかし、分からないなりにも、最終話の、「自他の境界線~」以降の下りが、読んできた内容でじゅうぶん府に落ちたし、感動しました。

自分達の行動、選択が、多くの犠牲を招いた。
共にいることで自分(せんせい)の心を救ったシーヴァが、自分(アルベルト)の魂を奪った者だった。
奪われたアルベルトの娘への想いがシーヴァという姿になったのだとしても、本当の娘はどうなったろう。ミスリードがエグい。

奪い合うことが世界の成り立ちであり、破滅に向かうだけのどうしようもない理不尽な世界。
そんな世界の中で、与えあった二人がたどり着いた境地は、何より尊い。

ラスト、シーヴァの姿が描かれなかったけど、私はシーヴァが、生命が人間と黒の子に分裂する前の、生命が一つであった太古の頃の姿に戻ったのかなと思います。
助けること、与えること、許すこと。奪うのではなく。これが世界が一つに戻る方法。
黒の子はアルベルトの魂を奪ったって言っているけど本当はそうじゃない。消え行く命を助けたかった。
魂を預かったというのは言い過ぎとしても、奪う行為ではなかったから、
それまで出来なかった魂取りが出来たんじゃないかなと思います。

二つのものが、魂(心)を分けあい、自他の境界線が曖昧になるほど寄り添う。
救い救われる為に。
太古にミトコンドリアが、原始細胞に取り込まれて(喰われて)一つの細胞とも言える共生関係に変化した。
そんなイメージが湧いてきたラストでした。
いいね
0件
2025年10月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

内と外
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
触れると呪われる外のものが住む世界と、人間が暮らす内の世界。そんな中誰に会うこともなく、先生と二人きりで暮らす少女・シーヴァ。おばさんがいつか迎えに来てくれることを信じて待つのだが…。マンガよりも絵本に近い空気感と、随所にちりばめられた謎にぐいぐい引き込まれていきます。

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