レビュー
今月(9月1日~9月30日)
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シーモア島
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投稿レビュー
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生物の不思議✕ヒューマンドラマ




2026年9月20日以前ヨミホで読んだ『螺旋じかけの海』がごっつー名作で素晴らしかったのでこちらをポチり。
SFで、銀河風の影響で新種の生物が発生しているという設定ですが、従来でも充分不思議な生物の持つ能力を、もう少しだけ不思議にして、人の生活や人生に影響をもたらすというお話です。アレを光らせたみたり(笑)
ヒューマンドラマはさすがと言うべきか。
螺旋はかなり重い話だったのに比べて、こちらは読みやすい。でも各話、新たな視点と、心に様々な作用をもたらす内容の深いお話でした。どの話もいいけどカニ、ヒトデの話が特に良かった。エビの話は途中大笑いだけど最後はジーンときてめっちゃ感動しました。
巻末に出してきた謎が気になる
1巻はSFというには少しもの足りない感じだけど、2巻はまた違うのかもしれない。
次巻が楽しみです。
ところで、主人公の先生がムツゴロウさんに見えて仕方がないんですが…w
顔、表情、変人、ループタイ。。。
私だけかな(´・ω・`) -
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子供から大人まで読める大傑作




2026年9月12日漫画史に燦然と輝く手塚治虫先生の数ある代表作のうちの一つ。
言わずと知れた、大傑作。
「子供から大人まで読める」というのは優れた作品に対しての一つの誉め言葉ですが、火の鳥以上にその言葉に相応しいものはないんじゃないでしょうか。
特殊な設定なのに難解ではなく、テーマの深さは子供にも大人にも衝撃を与え、考えさせられる。
そして何より、漫画として面白い。
自分SF読みたい欲が強いんですが、素晴らしいSF作品に出会えても、完全には満たされない。この渇きってなんなのって考えた時、人生初めて読んだSFが火の鳥だったわ、という答えに行き着きました。(火の鳥超えはそうそうないわ)
人や命の本質的な所を追及した神話級の傑作。
まだ読んだ事がない人が羨ましいし、出来れば子供さんに、読んでみてほしい作品です。 -
エロ風味サスペンス 作画担当が実力派




2026年9月9日家族が一家心中したなか生き残った主人公、亜神つづみ。家族と関係の深い財閥系大企業、ウンテン製薬で飼い殺しの目にあっていたが、ノーベル賞授賞の科学者、尾白一冴の自さつをきっかけに、偶然、彼が開発した強力な催眠アプリ「レテネス」を手に入れる。
抑圧された日々をおくるつづみが、レテネスによって、自分の人生を取り戻す物語。
過去と謎のあるサスペンスですが、エロ風味が強いです。エロ同人を読むのが趣味という主人公つづみが「エロ同人の再現」をすべく催眠アプリを使うシーンが本筋に思える笑
TLじゃないので一線を越えませんが、主人公のキャラも相まって別方向に突き抜けていて刺激が強いの(笑)
そして何より絵がうまい…!! 画面構成とかテンポとか、作画担当の方がかなり実力のある方で、下手したらどうしようもない変態マンガになる所をレベルの高い作品に仕上げています。
漫画らしいコミカルさと、ストーリー展開と充実したサービスシーンで、読むのが楽しいマンガ。御曹司と糸目もいいですが私は宮武さんを推したい♡ 宮武さんの恋人モードオンオフは笑った。
レビューされている他の方がみな総レビュー数1で、本垢でレビューしてはいけないのかもとちょっと躊躇したけど、いいのは紹介したいんで恥を捨てました。面白い作品です👍
ヨミホで17話まで読了
おそらくあと数話で完結 -
お金が大好きな平民の私は卑屈貴族と契約結婚して愛し愛されます コミック版 (分冊版)
前世と異世界今世を活かす、3つの価値観



2026年9月9日前世が日本人だったというお馴染みの恋愛ライトファンタジー。
淡い絵柄で淡々とお話が進み、これといって盛り上がりがあるわけでも事件があるわけでもない。でも、なーんか好きなんです。
この作品では主人公ロディナの異世界人生が、前世と今世の3つの価値観でもって描かれています。
まずは前世からの「お金は大事」精神。この主人公の場合ちょっと執着までいってるけど、貨幣経済が発達した現代人には共通の価値観でしょう。
次は、今世の生まれ、マルルセーヌ人としての価値観。お茶に関するこだわりや文化がしっかり描かれていて、主人公の行動や思考に大きく影響している。
そして嫁ぎ先、グラベイン国の美醜に対する価値観。
「醜いから悪いんじゃない
悪いから醜いんだ」
美が好みの問題ではなく善悪の指針であるというのは、こちらには理解不能の異世界の価値観ですが、ディルミック(ヒーロー)やその他の人達の描写によって、とても根が深いことが描かれています。
そういった環境、差別を受けている中で善性を保っているディルミックの心は、その顔以上に美しい。
転生設定が読者が入りやすくするためのお飾りではなく、前世に侵食された今世感、今世ないがしろ感もない。そして前世の価値観や文化でもって異世界を良くしてやろうという上から目線のいやらしさもない。
異世界転生ものを読んでいる時に感じる違和感が、この作品にはない。
低評価の人の意見も分かるし、お話としてそれほど優れているわけでもない。それでも、
お互いが愛し愛されて癒される様が心に優しく響くので、たまに読み返したくなる作品です。
ヨミホで28話まで読了 -
お前らの顔が好きすぎてオススメしたい




2026年8月28日白目の割合に対して小さい黒目の絵が好きなんです。個人的好み入っています、すみません☆
でも、本当におすすめしたいのはお話です。
高校入試の時に出会った、顔面キラキラ少年を捜す主人公、柊一。冷めた自分が唯一執着する相手と想いを募らせるが、それが実は同クラスの小野坂君だと分かり、その陰キャっぷりにがっかりするが……
タイトルの通り小野坂君の顔に翻弄される話だけど、その実柊一君の内面のお話で、その描き方がものすごーく丁寧で、すっごく良かった。人や何かを好きになることの大切さや、お互いに与えあう影響がじっくり描かれている素晴らしい作品でした。
ヨミホで読んでいいなと思ったBLは作者チェックすると大抵が沢山本を出されている方なのですが、この方これしかない。初コミックだそうです。次回作は出ないんだろうか。。これからを期待します。
番外編やおまけも良かった。
二人に幸あれ(笑) -
乙女ゲームに転生マンガの新革命☆




2026年8月26日新革命は言い過ぎか(笑) でも、そう言いたくなるほど斬新です。
乙女ゲームに転生した主人公が悪役令嬢の運命から逃れる為に…→ここまではテンプレ。
男装して…→するのもあるね。
自分も攻略対象者になり、ヒロインに攻略されればいいのだ…!! →なんでそうなるw
ツッコミ処満載のやつかなと、あまり期待せずに読み始めたのが、2話目ですでに私の心は攻略されていました。
ツッコミ処はあるw だけど面白ければオールオッケー!!w
男装だけど、男にしか見えない。そんな主人公なので、乙女ゲームの世界観というものが違った視点から描かれていて面白い。
それに、なんで乙女ゲーム漫画を読むかと言えばイケメン男が見たいから読むわけで。それが悪役令嬢(女)・ヒロイン(女)・攻略対象(男)という基本構成から、悪役令嬢(女)が男になって、男の占めるページ数が大幅アップ。私の満足度もアップアップ。まあ、主人公がイケメン過ぎる分、他イケメンが妙な方向にいっている感はありますが、それはそれで良し♪
宝塚や疑似BLほか、主人公のキャラクターに色んな要素が混在一体化していて、凄く画期的な作品、このジャンルの中では一番乙女ゲームを感じました。うん、やっぱり新革命は決して言い過ぎではない、、、かも?
ヒロインが登場してからがより一層面白く、何回も声を出して笑ってしまいました。
変わった話や、面白系が好きな方に、おすすめです。
3巻読了 -
格差社会のシンデレラ




2026年8月21日タイトルから想像されるような、よくある玉の輿マンガではないです。
試し読みの第一話で描かれた主人公、要の身の上、子供時代の黒歴史が生々しくて、びっくりして続きを求めざるを得なかった。
ちゃんと女性漫画の恋愛ものの範疇だけど、主人公の身の程を実感するモノローグがリアルで、とても切ない。心情がこちらに染みてくる。
山城と要の関係性に、ここからどうやって恋愛に持っていくんだと2巻も衝動買い。
表紙絵は、高そうな時計(ロレックス?)を嵌めた手で要(?)の手を取り、甲にキスをする山城の姿。王子みがあるぅ。でも、格差社会のシンデレラはこれをホイホイと受けるわけにはいかんのだなあ。
彼女の在り方で幸せになってくれたらいいけど。
それぞれの生まれと価値観と劣等感。読者を共感に引きずり込む心情描写とともに、所々心が暖かくなるシーンがあって、とても良かったです。(樋口…!!)
まだまだ先が見えない。3巻、期待待ち。 -
GTOは刺さらんけど、これは刺さった。




2026年8月19日魔法学校に赴任した臨時の新米教師、ソロ。担当したクラスは退学もあり得る落ちこぼれクラス。昔からある定型。但し、先生は情に厚い熱血教師ではなく、正体は依頼請け負いのスゴ腕の殺し屋。そして指定された標的はなんと……
まず第一にキャラデザがいいです。
主人公のソロが童顔で、生徒と年齢変わらないんじゃないのという容姿なのだけど、笑顔のうさん臭さや、素を出した時のくたびれ感でちゃんと年齢差を出せていて何気に凄い。
生徒もいいし、魔法デザインもいい。星が散らばってるのが好き。音が聞こえてきそうな躍動感で、キャラ・ストーリー共にアニメと相性が良さそう。
ネタバレになるんで詳細は書けないけれど、この物語の設定がある種の命題を含んでいて、う~んでもこれは・・と、もやっていたら、キャラの一人が理路整然とポイントをまとめてくれた。(11話)
こういうのをやってくれる作品は、作者が読者の受け取り具合を分かっているので間違いがないです。(序盤の展開のうまさとかもそう)
落ちこぼれ生徒が先生との交流で変わっていく。心を開いていく。
そんなハートフルな先生と生徒の学園ドラマも趣味じゃなく、普段はハマらない。GTOも刺さらなかったけど、これは刺さりました。殺し屋な先生だけど、ポリシー的な所で信じられるからかな。
ハートフルで定型、だけど、生徒も先生も一風変わっていて面白い。
アニメ化、希望しまーす^^/♪ -
豊かな心と本物の知性で物語を紡ぐ作家




2026年8月16日「花の24年組」と呼ばれる少女漫画の巨匠の一人である大島弓子先生、個人的に萩尾望都と並ぶ天才だと思っています。
大島先生の代表作と言えば『綿の国星』、『バナナブレッドのプディング』ですが、大島調とも言うべきクセがある…特にバナナの方は、繊細な少女の心と救いを描いた傑作であることは間違いないのですが(大好きなのですが)、クセが強すぎて受け入れられない方がいるのも事実。
それがいつしか変わった。目の大きな少女漫画絵からプチトマト目の地味な顔立ちに。だけれどもセンス抜群の絵柄で、大島調も調整されて、誰でも読みやすい作風に変化した。人生を斬新な切り口で、悲しみを極上のユーモアに包んだ作品群は、どれも代表作と言っていいくらいのクオリティです。
大島作品は物語の〆方が本当にどれも素晴らしいのですが、表題の『ロングロングケーキ』では脇も脇であった友人が登場して、一つの世界の見方を提示します。これと似た発想に基づいた作品に触れた時、『ロングロングケーキ』はさらっと軽やかに、なんて素敵な表現だったろう…と、思い出すのです。
最近他作家さんのSF作品を読み、また思い出したのでこちらにレビューしてみました。
表題作以外も名作揃いの一冊です。 -
魔界のフィールドワーク本 (ホンマもん)




2026年8月14日魔界のモンスターの言語を研究するため、現地魔界で一年(?)滞在のフィールドワーク調査に赴いたハカバくん。先人で師の教授の手帳を片手に、可愛い現地ガイド、ススキと共に旅をし、魔界の住人と交流します。
これは凄いですホンマもんです。
よくある擬人的異世界モンスターとの交流ものではなく、言語学を中心としたマジもんの民族学、文化人類学のフィールドワーク本です♪
未開の民族でも人間同士だと人類祖先はみな同じなので、ある程度の共通点と推測のあたりがつくものですが、魔界の住人は根本から違います。
主人公が考察するも、明確な答えは滅多に出ません。理解し難い文化や言語や行動は、その根底に身体的機能や彼らの必要から生じたもの、そして様々な要素が絡み合ったものであり、見えているものは氷山の一角にすぎない。けれども、その氷山の下の方、そして異文化を見る時の視点・姿勢が描かれているからこそ、読み進めていくと、次第にこれは、あれはこういう事かなと読者の方で勝手に推測出来るようになってきます。
彼らが、何故彼らなのかが分かってくる。(分からんのもありますw)
これはまさしく入門書。
読者が主人公に同行し、共に魔界のフィールドワークをしている気分が味わえる作品、ススキちゃんが実に頼もしい♡
個人的スーパーミラクルどストライク。作者様と出版社に感謝を申し上げたい。
もう読んでいる間はノンフィクションの魔界のフィールドワーク本を読んでいる感覚でのめり込みました。現実の問題とリンクする所もあり、主人公の焦燥感やピンチにシンクロして彼の感情を味わった。そしたら7巻がまさかの展開…!!
瀬野先生、7巻ここで終わられると凄く困りますww
可及的速やかに続きをお願いしたいけど今月出たばっかの新刊だったwwもう泣きそうマジで泣くっていうか泣いた
仕方がないのでラミア語と、ハーピー語の練習でもしながら次巻を待ちまーす(泣笑) -
ひゃあ 甘酸っぺぇ(笑)




2026年8月8日タイトル通り、見た目も性格も正反対な谷君と鈴木さんの、
初めての手つなぎ、初めてのお付き合い・・・
初めてのドキドキに、思わず
んふっ と笑いを押し込めきれず、にやにやしちゃいました。
お前ら甘酸っぺぇよ(笑)
主人公格の二人だけではなく、周りの友人達もいい味を出していて、特に西さんと平君がお気にいり…っていうか、共感できる・・いや、平君みたいな頭のいい自己分析は出来ないけれども。
それぞれの個性と、等身大の悩みを持つ高校生達。人が成長していく場としての高校生活、人間関係がその心情とともに丁寧に描かれていてとても良かったです。
甘酸っぱいだけじゃない青春群像ストーリー。
懐かし&羨ましで面白かった。おすすめです。 -
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4等身で描かれるモンゴル帝国歴史ドラマ




2026年6月30日チンギス・ハーンの死後、次世代のモンゴル帝国を、モンゴルの侵攻によって捕虜となったペルシャの奴隷、シタラ(ファーティマ)を主人公にして描かれたお話。実在の人物らしいです。
東西に広大な領土を持つモンゴル帝国の出現により長期の平和が保たれ、東西貿易が盛んになり交流が促進された。後世から俯瞰で見れば世界にとって益があったわけだけど、その時代に生きた人にとっては侵略戦争。命や故郷、誇りを奪われ、悲しみ憎しみを簡単に捨てられるはずもない。
女性であり奴隷であるシタラ。けれども知恵を持つ彼女の復讐は果たされるのか。それとも……
人物が4等身キャラで描かれているので、シリアスでも鬱展開や負の感情に過度に呑まれる事なく、また、このキャライケメンとか余計(??)な情報に惑わされる事もなく、政治や物語に集中する事ができました。読みやすくて面白かったです。奴隷について色々書かれているのも良かった。
歴史の彼女を検索して調べたいのをグッと我慢して、、、続きを待ちます!! -
素晴らしき世界




2026年6月28日言葉を話す個性的なにゃんこ達(ケット・シー)と、これまた個性的で人のいい人間達が織り成す、心が豊かになるファンタジー。
竜も悪魔も、分け隔てなく自分の子として育て上げるおかあちゃんを始めとして、おおらかなキャラが多くて良かったです。
猫と人の共生関係が猫好きには堪らない。
特に羨ましいのは、同じ飯を一緒に食べれる事。人間の食べ物は塩分・油分過多であげられませんからね。寿命に関わる。
この世界のにゃんこ達は寿命も長そう。
もし異世界転生できるならば、この国の一市民になりたいと猛烈に思った作品でした。
スープをふるまいたいし分かち合いたい。 -
宮沢賢治生誕130年/2026年




2026年6月12日今年は宮沢賢治生誕130年だそうですね。
宮沢賢治と言えば「銀河鉄道の夜」を始めとする数々の名作・有名童話の作者ですが、私にとっては詩人です。高校の時賢治の詩にどハマりしていました。
心象スケッチと称した彼の詩。風景や事象や心情が、独特な世界観でもって綴られています。それは童話のようだったり、叙情的であったり。陰鬱、爽やか、ユーモラス、ほか様々な印象で展開される宮沢賢治の思想・心象世界。また、病の床で書かれた一連の詩は、「雨ニモマケズ」がどういう境地で綴られたものかを教えてくれます。
シーモアの電子書籍「選集」2冊のうち、大好きな「青森挽歌」が収録されているこちらにレビュー。(それと表紙の空がイメージに合ってていい)
汽車に乗っている賢治が妹とし子を想う詩、銀河鉄道の夜と繋がりが見受けられる詩です。
童話のような気だるい夢のような描写に想像力が刺激されます。 -
新しい物語世界 指輪やナルニアに匹敵する




2026年6月5日マロニエ王国の七人の兄弟騎士と世界の物語。
ものすんっごくいいです。
1ページ読み進めるごとに、超絶いい、超絶好きを噛みしめました。特に3巻は誇張なしで。
ファンタジーというより、おとぎ話“感”があります。
それは、七人の兄弟騎士の一風変わった名前であったり、まるで絵本のような味わいのある風景だったり。
でも、あくまでおとぎ話”感“であっておとぎ話ではありません。
仲のいい7人兄弟の日常はゆるやかだけど、世界は知れず異変を迎えていて、そこに巻き込まれていきます。
ジャンルとしてはハイファンタジーであるんだろうけど、単純にファンタジーと言いたくないなあ…なんだろう。
ユーモア、政治、謎、脇にも人生・心あり、情愛深く、おそらく壮大な構想で、神話的、なおかつ絵本、そして童話。
笑い、癒されて、戦いにハラハラし、謎に思いを巡らせ、恋の描写にキュン死する。
徐々に広さ深さがかい間見えてくるそれは、物語の新世界を見ているようでした。
いやーんいいのに出会えちゃった♪(大興奮)
無料3巻読み。→追記 11巻既刊読了
好きーっ、最高っ。
温かいし味わい深い。見たことのない展開、お話であり、とても大きな物語。3巻読みから感想は変わらない。一つの新世界を描いていて、その質の高さ、細やかさ、完成度は凄いとしか言いようがない。指輪物語とかナルニアとかそういうのに匹敵する。
直接的にでなく、婉曲にエピを重ねて人を描く技が見事。11巻53話泣いた。行間(?)に色んなものがあり、謎や心の機微を読者に読み取らせる最高の物語。
この作品にあらゆる賛辞を。いくら褒めても褒めたりない。 -
下ネタ上等‼️ 診療コメディ




2026年6月2日下ネタ満載でも、エロではないです。
変態な医者じゃなく、何故か症例が、変態的な患者が来る診療所。
ファンタジーだけど、患者に親身に対応し、治療する姿はリアルなお医者様感があります。腕が良くて、患者がどんなアレでも見捨てない非常に頼りになる先生、顔のシワが素敵です。イケオジだと思うんだけど、誰もレビューで触れていないな。何故だ(あ、一人おられましたw)
遠からぬ昔、魔王が暴れていたらしい。先生の過去が気になります。
訪れる患者が思いっきりお馬鹿さんだけど、それは現在の世界が平和な証で良い事…ですネ……?(汗)
安定した高い画力で描かれた、粒ぞろいの変態コメディ。
下ネタに抵抗がないなら気楽に読めて笑える作品、オススメです。 -
神話が好きな方に 法廷コメディ




2026年5月31日ギリシャ神話の神々は自由奔放で、確かにトラブルを起こし勝ち。
それを現代設定でまさか裁判にかけちゃうとは(笑)
発想が面白いし、神様のキャラ付けが意表を突いてるようで、とても合っている。
主にギリシャ神話のメジャー処なので大抵の人が知ってるだろうし、神話好きなら笑ったりニヤニヤできると思います。
9話から日本、北欧とギリシャ以外の神話も入ってきます。スサノオ回良かった。スサノオガチ勢の私が満足しました。
ケルベロスが可愛すぎ♡だし、所々セリフにセンスを感じます。
ただ、とても面白い回、いまいちな回のバラつきがある。
面白い回はとても好っきーなので★5にしたーい。けど、普段の採点基準で★4。(迷ったけど!)
作家さんの次のオリジナル作に期待します。 -
夏が、変わるかもしれない作品




2026年5月25日蝉の擬人化漫画。フォローしている方の紹介→試し読みで強烈に惹かれて購入。(紹介感謝!!)
法師に例えた3匹の雄蝉と尼蝉の、一生の物語。
蝉と言えば夏、そして樹木。
花よりも木が好きなせいもありますが、舞台である木の描写に見とれて読み留まる事しばしばでした。
(─年月を感じる木肌、枝の曲がり具合、木漏れ日、密な樹々の陰─)
美しく、印象的な自然描写、風景の中で展開される生命賛歌。
蝉の一生にとどまらない生命(いのち)の核心が、描かれていました。
試し読みでビビビときた方にはオススメです。
それぞれの一生、
人生を、命をどう捉えるかはその心ひとつ。
私はこれからの人生、
蝉の声を、これまでと違った風に聴くだろう
刹那で確かな生命の歌 蝉時雨 -
地味に見えて熱い漫画




2026年5月13日崖っぷちの中堅漫画家佐木と、新人編集者の坂本を中心に、時代の変化に伴う漫画業界の裏側を描いた作品。
主にコミカライズ作品ですが、詰め込みすぎでグダグダになっていたり、何気なく描いたであろう絵がシーンや話を台無しにしているのがたまにあって、担当編集者は助言(編集)しないのかな、、と疑問に思っていたのだけど、この作品を読んで、ああ、仕事(編集)しないんだな。と腑に落ちました。
時代の変化は分かるけど、作品の質がおざなりにされるのはやるせない。
20話に出てきたセリフ、「漫画って必要ですか?」は、編集や出版社事情を飛び越えた、漫画の未来への痛烈な問いかけだと思う。
たんたんとした語り口や絵で、一見地味に見えるけど、そこから生み出される喜怒哀楽は決して地味じゃない。熱いものを秘めている。
明瞭なモノローグとセリフ。キャラをステレオタイプに見せておいて、ひっくり返す手法。魅力的なキャラクター達。そして一話一話と、全体的な構成がお見事。この作者さん実に巧い。
紛れもなくいい作品。どのような打ち合わせでもって創られたのだろうか。
3巻完読。
セリフが色々刺さりました。もの凄く笑ったし、もの凄く感動した。
漫画への愛と情熱に溢れた、素晴らしい作品でした。 -
青木先生ならではのユーモア




2026年5月9日映画大好きミワさんが、これまた大大大好きな世界的俳優・八海崇の家政婦に雇われるお話。但し成りすましで。
主人公ミワさんの映画愛が半端なく、映画の事に関して非常に能力が高いです。
こんなん有り得ないと思いつつ、こういう方、シーモア島でお見かけしますね。
少ない情報で、すぐにタイトル拾ってくる方が…尊敬しております♪
時にロジカルなモノローグと、独特な間で表現されるミワさんの心理や、状況が面白い。じわじわ来ます。
じわじわと来たところに大コマで落とす青木U平先生の手腕。
声を出して笑えます。そして、それと同時にミワさんのオタク心に共感して熱いものが込み上げてくる。
特に第10幕(話)は傑作。全私が泣きました。
前作、『マンガに、編集って必要ですか?』も面白かった。青木先生ならではのユーモア、味が炸裂している作品でした。
3巻無料読み。クーポン待ちで続刊購入予定。 -
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はわわ不可避




2026年4月15日皆さんのレビューがはわわしてて、おもろくて、
人を熱狂させる何かがあるらしいと気になってはいた。
以前、立ち読みで読んだ時は分かんなかった。
今回、増量してたんで再度、読んでみた。
!!!?!
なるほどこれは、はわわっ♡♡不可避の神漫画♡♡
BLは主食じゃないし、恋愛要素も無くてもいい。
そんな枯れた私にもこれは分かる。
食 べ た い な ?
そう食べたい。たろの可愛さ尋常じゃない
たろくん泣くなやペロペロしたくなるやん
はああ可愛いはあああ息きれる
お前が可愛すぎるのが悪いってたろの為の言葉やろ
恋愛ものは基本的には同じことの繰り返し。
BLだってもう何万、何十万と繰り返されてる。のに、
ポチらずにはいられない。
ここに至ってこれだけの人の心をトリコにしちゃう物語、
作家さんが出てくるのは凄いとしか言いようがない。
はああ可愛い尊い……
作者様ありがとうございます。沼っていう言葉を久々に実感しました。 -
アニメーター青春群像劇 感動しました




2026年4月13日低賃金かつハードワークと名高いアニメ業界に、高卒で就職した江田美咲、18歳。
彼女と、その同期や先輩、才人、会社の様々な人にスポットを当てて描いた「青春」群像劇。
みんなそれなりに年くってるけど青春を感じるという。
アニメーターって夢のある職業だけど、思った以上に色んな意味でハードで、好きで入っても続かない理由が分かったような気がします。人間としての生活もあり、フィジカルやメンタル的なものもあり、将来の事を考えるとなかなかね。。。
日向野さんの選択がホント良かった。
登場人物達が影響を与えあいながらアニメーターとして、人として、それぞれが成長し、変化し、歩んでいく様に、胸が熱くなりました。 -
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祝☆アニメ化 異世界転移物の歴史的作品




2026年4月6日異世界転移というジャンル。私の知る限りでは新井素子の『扉を開けて』に始まり、1990年代に様々な作品が出され、その中でも『彼方から』が多くの読者を獲得した。異世界転移ものの歴史を語るなら外せない先駆けであり、個人的には最高峰な作品です。
このジャンルを描いてる人は真似したいだろうなと思う素敵なネタ、シーンの数々。
でもバレるんで真似できない。。。(堂々とパクっている作品一つ知っていますが)
イザークとノリコの恋模様がいい・・イザークカッコ良すぎ・・(悶え)
壁ドン概念がない時代の壁ドンシーンはもう♡最高♡
胸ときめかせ何回読んだことか♡♡♡
アニメ化は本当にめでたいし嬉しい。
これを機に、『彼方から』の新規読者が増えて、読者の目が肥える。そのことによって、このジャンルの質がさらに向上する事を、切に願います。 -
残り物には福がある。【初回限定ペーパー付】【電子限定特典付】
読み放題 ラブラブで良しw



2026年4月4日聖女として召喚された主人公が、あれこれあって、60過ぎの伯爵との結婚をあてがわれるお話。おじいさんだけど、これがまあイケオジで紳士で素敵なんです。本物の枯れ専の方にはこの後残念な展開になりますが笑
この作品は、ヒロインの天真爛漫さが何よりの魅力。
ラブラブカップルの、幸せ漫画が読みたい方におすすめです。
ストーリーもしっかりあります。ここ大事。
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ダイエットより重要なものがある




2026年4月4日評価が低いので反論、応援レビュー。
この作品面白いですよ。そんな、
運命の伴侶に選ばれた→すぐに痩せた→めでたしめでたし
これじゃあ、漫画として成り立たないし面白くないから笑
なかなか痩せられないけど、主人公の気持ちの優しさと、中身の成長を見る漫画。
伴侶に必要なのは、見た目より人柄・中身です。ダイエットより重要なものを育成しています。確かに会うのは、まだ早い!!
あと、ちょっと迷惑だけど、一周回って可愛いラドニーク王子を愛でるマンガ笑
真面目な漫画を好む人には合わないかもしれないけど、これはそういう漫画なので許して下さい。 -
後半にいくにつれて面白さが加速




2026年4月3日金と遼、北宋の興亡を、金の皇女アイラと火薬職人の凜之を中心に描いたお話です。
金人でも主要メンバーは弁髪にしないのは少女漫画として当然ですが、
宋の皇帝の、お前は西洋人かという風貌にはドギモを抜かれた(笑)。でも合っている。この皇帝、色々振り切ってて好きです♡
中国史は憶えられなくて、中国ものは少し苦手なんだけどこれは読めました。多分火薬師ならではの展開や、皇帝のキャラなど、時代のエッセンスが面白く分かりやすく描かれているから。そして、何より、後書きで史実との違いを書いてくれているのが良かった。
主人公アイラの素朴な人柄も好ましかったです。 -
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豊富で魅力的なキャラクター達




2026年3月20日しょっぱなからグイグイ引き付けられました。こういうのにハズレはない。うん。
そしてやっぱり面白かった!!
これぞ少年漫画という感じです。
キャラの魅力を端的に打ち出すのが巧いと感じました。つがい含めて登場人物が多いんだけどみんな個性があるし、全キャラいい。中でもユルの容赦のなさと、情のある所が好きです。そして、仕事のできる目付きの悪い男が好みなのでジンがツボった。
ストーリー展開も巧みだし、さすがは『ハガレン』の作者というところか。少年漫画が好きな方なら安心しておすすめできる作品です。
追記 うわ~アニメ化か~。だよね~。アニメ化にふさわしい作品だもの。楽しみです。 -
伝承モンスターの豆知識が得られる




2026年3月19日モランに拾われて、魔物の子守りをする仕事を手伝うことになったハーフエルフのアリアリスが主人公のお話。
マイナーなのかな。レビューが少ない・・。でも、とても面白いです。
この作品の特徴は、魔物が伝承系のモンスターであること。
マンティコア、ゴーレム、ケルベロスなどなど。
ヨーロッパや中東の伝承に基づいた生態が描かれていて、へえ知らんかったわあ、な豆知識が得られます。
例えばケルベロスは甘いお菓子が好きとか。
独自設定もあるので、検索で確認しながら読むと面白いです。
3巻末のノームの回が何気に深い話で良かった。
他の方のレビューにもある通り、ダンジョン飯と似てる…というか同じ世界観ではあるけれど、魔物に対するアプローチが全然違うし、伝承系とゲーム系のダンジョンモンスターの違いなどもあって、似ているとは思いませんでした。
日々の出来事系が好きな方はおすすめです。 -
イザベラ・バード『日本奥地紀行』




2026年3月14日世界中を旅行し、数多くの旅行記を著作に遺した旅行家イザベラ・バードが、明治11年に、東京から蝦夷までを旅した『日本奥地紀行』の旅程の物語。
ただし、実際にバードが日本を旅行したのは彼女が47才の時。漫画のバードは若々しく、美化・脚色されていて、バード自身の著作から伺える人物とは違っています。伊藤との関係性ほか、フィクション強め。『日本奥地紀行』は原案であって、原作ではありません。
けれど、イザベラ・バードという人がいたという認知を広めるにはいい作品だし、漫画として面白かったです。
興味があれば、原著の方も是非ぜひ。150年前の作品とは思えないほど読みやすく、面白いです。『朝鮮紀行』とかもおすすめ。李氏朝鮮時代の末期でこちらにも日本が出てきます。 -
11巻読了追記 9/1




2026年3月4日凄い凄い凄い!!!
何故こんなにも、真理に迫ったセリフを、いくつもいくつも紡げるのだろうか。
史実に沿いながら、人を、愛を求める心を、ドラマティックに描けるのだろうか。
ヘンリー8世の子供達の成長と関係が、この先の彼、彼女達の運命を盛り立てていく。
俺たちはユートピアを探しながら永遠に争う運命なんだ
う~ん名セリフ!! 真理!! ヤバい!!
もう11巻の流れが不穏極まりなくって…。
ジェーン・グレイって、、待てよ……アレかーー!!
ヤバいヤバいヤバい。
絵画の方でも有名なアレに、セシルがどう関わっていくのか。
ガクブルしながら次巻を待つ。
9/1 3巻無料読み→11巻読了追記
後にエリザベス一世の重臣となるウィリアム・セシルの、少年時代から始まる本格派歴史漫画。面白い!!
この時代の私の知識は本や映画で少々噛った程度。
本では簡潔に知識を得られるけど味気なく、
映画では宮廷の権力闘争に焦点が当てられて、その時代の全体像はつかみにくい。
そんなあやふや~な私でも、この作品では、広い視野と内側の視点から描かれていて、歴史の流れが非常に分かりやすかったです。
カトリックとプロテスタントの部分とか特に。フィクションながらも本では得られない現実みがありました。
高校時代にこの作品に出会いたかったな(世界史)。
トマス・クロムウェル。覚えたよ、この名前。
ジョン・フィッシャー、このお爺さんのセリフが何気にいいんだよ。
この漫画を取っ掛かりにして、色々調べたくなりました。
3巻読了 -
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思春期ものとして良作 SF




2026年2月23日いわゆる超能力もの。作者いわく、魔女っ子もの。
『魔法使いの娘』を読んだらこれが何故魔女っ子なのか分かりました。
サマーファングとダークエイジが最高に面白い。仕掛けとか、アクション内容とか、カッコいいです。
主人公、智恵の性格が那州雪江ならではという感じ。智恵の持つ思春期の苛立ちや正義感、強さが好きです。特にダークエイジは10代の読者へ、力強いメッセージが打ち出されていて、思春期ものとして良作。
姉の話も、世界観が拡がる感じで私は好きです。
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テーマを十二分に表現した良作




2026年2月22日うーん、なんか評価低い? 主人公があまりに普通でパッとしないので、主人公の活躍に自分を託したり、キラキラ展開を望む人には合わないのかもしれません。でも、この普通でパッとしない所がテーマ的に重要だったりします。
この作品では様々な年齢、個性、立場の人物が登場し、それぞれの信念や迷い、行動によって、物語が動いていきます。世界は個人の行動、想いによって、いい方向にも悪い方向にも変わり得るんだというテーマに説得力を持たせています。これできるのは凄い力量です。
主人公は異世界に放りこまれた状況や、大きな世界の流れの中で、無力な存在です。
普通の女子高生であり、等身大の普通の女の子です。
だからこそ、この世界の一部として、世界を破壊しようとする悪を跳ね返す所に、意味と意義と、感動が生まれる。
分断された2つの世界は、現代社会を表しており、現実の問題や私達へのメッセージになっています。
テーマに対してよく設計され、過不足なく表現された、完成度の高い良作。
個人的には名作。カイトと藤美の関係が好きだし、悪役含めて全キャラ好き。様々なシーン、エピソード、ほんと大好きです。しみじみといい作品だなあと思います。
那州雪江先生は、初読あんま好きじゃない…と思っても、あとからジワジワ来る、不思議な作家さん。天才系なんじゃないかとひそかに思っているけど、言い切れるほど作品数を読んでいない…スミマセン→反省してまほつか買いました
→追記 完読。やっぱ天才系だわこの人。
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異世界転生物の緩さ+ダークファンタジー




2026年2月22日お話の入りは異世界転生物のよくあるやつなんだけど、そこからの展開が全然違いました。
設定がしっかりしていて、厚みがある。主人公以外のキャラが一見普通に見えて、実に個性的。そこからくる展開が、何か、新しいものを見ている感じでした。1巻は序の口です。
ジャンルは多分ダークファンタジー。でも、主人公がお人好しというか、チョロいというか。異世界転生物で有りがちな緩さと、奴隷ノアの出自からくるダークさが、いい塩梅で面白さに繋がっていると思う。
3巻ノアちゃん最高。
読むのが止められずに既刊5巻読了。
少しハードなのが読める人ならおすすめです。 -
ハイファンタジー 背景フェチにはたまらん




2026年2月20日絵が凄い! 絵による世界観の表現、作り込みの凄さに、宮崎駿の漫画原作・風の谷のナウシカを読んだ時の事を思い出しました。
階段や天井、家の構造が分かる背景が多くて、背景フェチの私にはたまらん~。屋根や梁の材質感~。高低差のある背景には特にハアハアします。作品の世界へ小旅行した気分になる。(6巻~!!ハアハア)
これだけ画力があれば、頭の中の絵や映像を思う存分、表現できるんだろうな。作者のスケッチブックが見たいです。
魔法が体系的、具体的で、発想が形になる面白さ。
とんがり帽子の在り方に対して、つば有帽の言う事も分からなくもない。人間が自然を超えた技術というものを手に入れてからの、倫理と誘惑が描かれているような気がします。それに対応する子供達の成長がもう、頼もしくて眩しくて✨
世界に惹き込まれて7巻まで一気読みしてしまった。勿体ないのでこの先は少しずつ読んでいきたい。キーフリー先生に私もついていきます!!
追記 15巻読了
発想冴える便利グッズの数々。ドラえもんの発展系?!?w -
読み放題 前向きな力をもらえる作品




2026年2月19日これは凄い。名作。
一話目は文系にはちょっと難しい面もあるけれど、世界観は大体分かるし、分からんなりにも先を読ませる魅力があります。世界や登場人物が作者の中で確立されていて、断片でもセリフに、登場人物の人生に裏打ちされた説得力、生きた言葉が感じられる…という、名作に見られるアレです。
そして、この作品それだけじゃない。
はっとするような名セリフのある作品は世に沢山あるけれど、それがワンシーンの中に連発して、連携してくるんです。これにはビックリしました。作者の思索の深さが伺えます。
人間の根本を考えさせられる重いテーマ。だけど、
自分の中の大事なものを見失わないために生きる主人公や登場人物達から、前向きな力を分けてもらえる。そんな作品でした。
これをヨミホで読めるとは… -
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作中に流れる音(楽)が美しいSF




2026年2月15日萩尾望都先生のSFで、有名なの好きなの沢山あるのですが、最も推したいのはこの作品。
この作品の素晴らしいのは、音・無音・歌などが、物語の核として表現されている所です。
ファンタジーかと思われるような導入部分ですがSFです。
時間と空間に、未来と過去に、壮大なスケールで時間軸が揺れ動く、本格派SFです。
不思議な吟遊詩人、ラグトーリンによってつま弾かれる美しい音楽(物語世界)に一度耳をそばたててみて欲しい。
三角というタイトルもまた素晴らしい…
どこからこの発想が来るのかな。もうホントに。
一度でいいから萩尾先生の海(精神内部)に潜って見てみたい。
素人・常人には想像する事ができない、一つの世界の創造です。 -
絶望するほど完璧な短編集




2026年2月13日・表題作は『トーマの心臓』のスピンオフ。オスカーの懐の深さ、ユーリへの眼差しは、この経験があってこそなんだろうな。この作品の素晴らしさを語りたいけど、字数が足りなくなるから我慢。
・『城』このテーマを、このページ数で、誰がこれ以上のものを書けるだろうか。
・『エッグスタンド』 戦争というものを一人の少年に表象させて描いた傑作。頭に焼き付く名セリフ名シーン多数。
・『天使の擬態』 日本の現代物。山場へのもっていきかた、山場、〆が、お見事・・って全部か。全部だな。時々思い出す作品。
絵も話も、完璧な作品が揃った短編集。
完璧過ぎて、本気で漫画家を目指している人は多分絶望するので読むのに注意です。 -
一人一人違うっていうこと 人外多様性社会




2026年2月11日透明人間、獣人、エルフなどなど、様々な人外種族が共生する世界観。人外と書いたけど、人間もその世界の中のただの一種族です。
透明人間の透乃眼と、人間で全盲の夜香の、じれキュンな恋模様に温かな気持ちになれる…だけでなく。異種族カプ・同性カプ・視覚障がい等々、多様性社会がキャラに託されて、さりげなく深い話になっています。いや、ホントにさりげなく。
ふんわりほっこり、クスりと笑えて、さりげなく深い。
それぞれの種族と個人の 価値観 感性 コンプレックス こだわり
話を聞けば、なるほどなと納得します。
透明人間の透乃眼さんは紳士で、大人で、とっっても素敵な男性。
彼が彼なのは、透明人間ゆえの訳があり、夜香が夜香なのは、盲目ゆえの訳がある。
一人一人みんな違ってる。
そこから幸せが生まれてる。 -
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見た目はモブ 頭脳はBL博士




2026年2月8日これ絶対BL読者向けだしジャンルも絶対BLでいいと思うんだけど、作品のタイトル的に絶対BLタグはつけらんないっていうジレンマを感じる笑
自分はモブですよと絶対的モブ感を出しながら主人公が、頭の中で冷静にBLカプのシチュや傾向を分析・解説していくのに毎回声を出して笑う。見た目はモブでも、頭脳は生態を知りつくしたBL博士。
弟の綾人くんは好みのタイプなので、状況が非常に気になっていたらスピンオフ本出てた笑 商売上手か
主人公も堕ちたら存外幸せかもなのにと思いつつ、そうしたら漫画が終わる(BLタグが付く?)ので、主人公にはこのまま頑張っていただきたい。 -
設定が斬新で革新的 だけど




2026年2月7日作画の方の漫画の描きかたが凄い好みで良かった。
巻を読み進めるうちに分かってくる趣向・設定が斬新で面白かったし、推測したり考える事、紙面の情報量が増えていくので革新的だと思った、、、んだけど…
最終回で、ここまで親切丁寧に、一から十までテーマ(メッセージ)を語っちゃう、説明しちゃうのはヤボではないかと。かくしごとのネタバレはいいけれど、テーマは内容で表現して、読者に考えさせるものではないかな。
革新的で、名作・良作になる芽があったのに、勿体ないと感じた作品でした。
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文化人類学が好きになった、きっかけ本




2026年2月3日唯一無二の世界観を持った作品を描く諸星大二郎先生。
主人公はパプアニューギニアの少数民族の少年コドワ。呪術的パワーを持つ不思議な男の子から、物語は神話の世界へと拡がっていきます。先生には珍しく、ラブ要素強め。(大二郎比)
これを読んで文化人類学が好きになり、それ系の本を読みあさりました。細野晴臣監修・民族音楽のCDを買ったり、私に影響を与えた作品です。
大阪の国立民俗学博物館で、マッドメンの仮面の実物を見て感激したのはいい思い出。また行きたいなあ
今回レビューを書くにあたって作品内容を見るに、現地専門員や研究者からの評価も高いらしい。この作品をきっかけとした私のような人、結構いるのかもしれませんね。 -
アイヌの豊かな知恵に敬意を




2026年2月3日本当の所を言うと、ギャグに走らず真っ向から描いた物が読みたかった。
ギャグは文句無しに面白い。けれど、アイヌと倭人の負の歴史の部分を書かずにいいものかとモヤモヤ。
でも、真面目に描いたら、囚人に、日露戦争帰りに…洒落にならん話になるよな。
ならん所を変態さん達に昇華させたのかな。知らんけど。
剥製師の江渡貝さんが一番のお気に入り。ファッションショーがぶっ飛び過ぎて逆に好き。
惜しみ無くアイヌ文化を教えてくれるアシリパちゃん、有り難う。
アイヌの信仰って、人間に都合のいい自然解釈ではあるけれど、自然も人も生かす、豊かな知恵だと思う。
料理や言葉、狩猟方法や道具の使い方、アイヌ文化のあれこれを漫画で沢山見れたのが良かった。厳しい北の大地を生き抜く、アイヌの知恵に敬意を表したい。 -
高橋くん最強




2026年2月1日高橋くんが可愛くて母性本能をそそられる、、だけじゃなく!
男っぽくて頼りになる上に不器用で優しくて可愛いって高橋くん最強では?!!?
映画館のエピソードで、主人公にめっちゃ共感して彼女も好きになった。
個人的に、現代の恋愛もので久々のヒット作品です。
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このヒロインまさに詐(欺)騎士!!




2025年12月28日女の子が男装して騎士団に潜り込むのは良くあるパターン。だけどこのヒロイン一味違います。
性別、年齢、身分全て詐称。しかし持ち前の機転と、己の身体の不遇を補うため得た傀儡術という能力で立ち回り、嘘がバレないかとビクつくことは一切なし。頭と口を回して、自分の望む所と成す所を突き通す。
このヒロインまさに詐(欺)騎士!!
タイトル詐欺も多いこのご時世、主人公がタイトルを体現している本物です♪
性格がサバサバーっとしているので、ポンポンとお話が進む。設定を、新しい情報として出してくるタイミングがまた絶妙で。展開にグイグイっと引き込まれます。恋愛要素が極薄だけどそこがいい。ストーリー重視のお話を読みたい方におすすめの作品です。 -
世の中何が起きるか分からない




2025年12月26日リスク管理を徹底し、「君子危うきに近寄らず」を地で行くリーマン熊田。
ある日会社から帰宅すると家の中に熊がいて・・・?
現実離れした設定だけど、家の中に熊が入ってあれやこれやするのは、今年は現実離れでもなんでもなく・・・いや、現実の熊さんは、この漫画の熊さんみたいな事はしないけど。
2025年、今年の漢字が「熊」に。
半年前には熊騒動なんて予想だにしなかった。
作者もまさかこの漫画が、「不謹慎」という理由で☆1を喰らうとは思わなかったろうな。
現実と漫画が交差する。世の中何が起きるか分からないという事を体現してしまった作品です。
・・いや、ごめんなさい。普通に面白いコメディです?
何が起きているのか深く考えたら負けな漫画。熊田と熊の暮らしをただ、楽しむべし。
追記 58話の表紙絵がめっちゃ好きー♡ -
セラピストとはなんぞや




2025年12月22日メンズエステは健全か風俗(グレー)か?
主人公が何も分からない所からお話が始まる、漫画特有の「入り」かと思ったら、そうではなく、本当に分からない人だった。
マッサージを提供する「セラピスト」と名乗っていても、修行したわけでもない。素人のマッサージに支払う、2万前後という金額をどう見るかだよね。
勿論、ルールを守るお客が望ましい。しかし、ワンチャン狙おうとする客が沸くのは自明なことで…
サセテ→ダメですよ~^^(ピシャリ)は料金のうち。客をさばいてNG行為をさせない様にコントロールするのが、こういう店での「セラピスト」じゃないかなあ。簡単な事じゃないけど。
ルールを盾に、客や店側の心理を考えないので、この先も成長が見込めず、先行きは暗そう。
ただ、シンママが愚痴を吐いてる漫画。残念ながら、共感や同情は出来なかった。 -
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ERR_MNG