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蒼の封印 4

作品内容

鬼門の秘密が書いてある西園寺文書を見るために、西家の本拠地・鬼無里の屋敷に忍び込 んだ蒼子と彬。その秘密は、地下に封印された鬼の骸骨に隠されていた。蒼子と彬の頭の 中に直接語りかけてくる骸骨。その話によると、蒼子は東家の最後の女王・羅 (らごう) の髪から再生されたクローンだという。また、西家の人間と交わった鬼はその能力を無く してしまうというのだ。話の通りだとすると、蒼子が彬と交われば人間になることができ る。彬を好きになり始めたばかりの蒼子は、いきなりそんなことを言われとまどいを隠せ ない。だが彬は蒼子と結婚すると言い出す。意外にも西園寺家の反対はなく、結婚の儀式 が始められて…。 ●収録作品 蒼の封印

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レビュー

蒼の封印のレビュー

平均評価:4.2 194件のレビューをみる

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高評価レビュー

希代のストーリー引っ張り上手
長い目で見ると主人公迷って迷って・・がグダグダなのは、掲載の事情があろうし、他の同時期掲載作品との人気の関係でもあろうし、作家お一人に、その構成力の全責任を負わせられない。
その時にはきっと当人だけで決められない方針等があって、恐らくその中での制作が求められていたということもあっただろうから。でないと、このように、二人が結ばれそうで結ばれない、そこにお色気場面を用意し、毎回気を持たせて続きはまたお楽しみに~、をやり続けられない。掲載が延ばされる度の延々とやっていたのだろう。

東家の蒼龍と、西家の白虎、惹かれあってしまった二人の、ことの成り行きを見守り、そして彼らの種族の生き残りをかけた闘いを、読み手はただ見届けることしかできない。ただ、日本古来の伝説も、鬼は人を食い、簡単に死ぬことはない。この基本線は鬼の出てくる伝承にお約束ごとにあるので、作者のストーリー固有のご都合主義ではない。この手の話は下地に用いているものがキチンとあって、忠実なだけ。とやかくいえない。また、私の好みでない少年・青年向け領域の人気作には、よりグロな世界が構築されており、いわば対照的な、篠原先生作品では、私の好む、恋愛が主軸に回る。鬼も美しい。ひたすら、主人公蒼子と、敵対勢力の長である彬との、ふたりの恋の行方をため息と共に見届けるのだ。
中華圏はマレーシアだったか、台湾だったか、四家の鬼の名に使われた蒼龍、白虎を、寺の中に見つけて、暫く読んでないな、としきりと読みたくなったものだ。
そんなとき、彬がカッコいいと思っているの
彬を見たくて読み返したくなっているのだ。
しかし、いざ、読み返して篠原作品に凄みを感じるのは、鬼の正体を現す、封印の解けたシーンだったり、「恍惚のうちに、生命も魂もうばわれる」シーンだったりする。蒼子に鬼という生き物の美しさ妖しさを持たせている漫画の着眼点に圧倒される。彼女の目覚めの圧巻ぶりはゾクッとするほどだ。その彼女に参ってしまう彬の描写にやられてしまうのだ。
そして、二人の色気描写は、彬が蒼子に生気を与えるために身を差し出すシーンだったりする。また、スペクタル入って圧倒的なスケールの天変地異描写に震えるのだ。そのさなかにも愛し合う男女がいる、そんな、明日をも知れぬ危機の迫る時にも(こそ?)、時を惜しむように互いを想う二人に、ドラマを感じてしまうのだ。
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2件
2017年1月15日
高雄かっこいい!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ もう中学生の頃からのファンです。こちらの作品も昔読んだのですが、改めて読んでもやっぱりハマります。物語設定が本当に素晴らしいです。
実在する地名や伝承を物語に組み込んで、新しい創作を生み出されているので、その背景を調べたりするのも楽しい!

当時読んだ時は断然彬派でしたが、歳を重ねてから読んだ今は高雄派に寝返りました!
体が存在しない高雄は蒼子(らごう)を愛し続けているものの想いを伝えず、ただただ見守るとか…こんな深い愛情を秘めている高雄に胸が締め付けられます。
それに比べて、意外にも蒼子にはイライラ…
内側から鬼門を潰すと言いながら、洗脳されどんどん鬼を生み出し、彬のことが好きだ、人間になりたい!と言いながら、鬼と人間の間でフラフラフラフラ…
最後こそ鬼門側へつくことを選びますが、ほとんどの場面で優柔不断を発揮。篠原先生作品史上、一番の優柔不断ヒロインです!笑

もしかしたら今も鬼が富士山の下に眠っているのかなーという想いを馳せつつ。また読み返したい作品です。オススメです!
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2件
2018年2月22日
面白い
中高生の頃夢中になって読んだ作家さんです。
ふと目にした懐かしい名前に、思わず全話パック買い。満足、満足!
いつもながら設定は突飛なんですが、ストーリーがしっかりしていてグイグイ世界に引き込まれます。
読むのにもエネルギーが要るんだけど面白くて止められない!睡眠時間を削ってまでマンガ読んだのなんて何年ぶりだ?
畳み掛けるようなラスト、どんどん回収されていく伏線に、思わずやられた!と呟いてみたり(この作品は比較的判りやすかったけど)。
毎度毎度、無理にセックスを絡める必要はないとは思うけど。なくても面白いから。エロシーンで読者の気を引かなきゃならんような作品ではありません!
面白かった。絵がきれいなだけのなんちゃってマンガなんて要らない。
こういう作品をもっと読みたい!
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13件
2011年9月7日

最新のレビュー

懐かしくて
学生時代にはまって、何度も読んでいました。今読んでもやっぱり面白いです。なかなかこういう作品に巡り合わなくて、原点にもどって読み返しました。続きを購入するか考え中です。
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0件
2025年9月17日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

その少女は何者なのか…。
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
その朝が主人公、桐生蒼子のすべての始まりでした。桐生蒼子は、転校の多い高校1年生。しかし、今回は転校初日から気持ちの悪さと体調不良に襲われます。そんな蒼子ですが、その美しさから不良グループのリーダー香椎英明に目を付けられ、保健室で押し倒されてしまい…胸元に触れられた瞬間!周りには無数に青い炎が浮かび…蒼子の様子が…!?どこにでもいる転校生の日常に入り込む主人公の変化にどんどん入り込んでいき、先へ先へと読んでいて夢中になってしまう1作です。作者は、『天は赤い川のほとり』やドラマ化もされた『闇のパープル・アイ』の篠原千絵さんです。

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