岸本先生の描かれている外伝があるとは知らずに読んだので狂喜!!やっぱいい!全てがいい!岸本先生、神!!
BORUTOは期待せずに読んだけれど、ひきこまれて6巻まで一気に楽しめた。絵が違うからNARUTOとは距離を置いて読める。BORUTO
を続編として読みたければ読めばいいし、嫌なら二次創作として読めばいい。二次創作としたらこれ以上クオリティの高いものはないし、そもそもアニメナルトのオリストのウンコみたいなクオリティに比べれば雲泥の差。
漫画のなかで岸本先生の絵が一番好きな自分にとっては先生の作画がないのは寂しくて仕様がないけれど、ストーリーについてはBORUTOのほうが質が高いかも。岸本先生ならではの神発想をベースに脚本もついているので、ストーリー進行がすごくスムーズ。脚本をチームで作り上げるアメリカのドラマのような完成度の高さがあるように思う。NARUTOは担当さんの意向で変にねじ曲げられている部分がある気がして嫌だった。
分かりやすいコマ割り、三次元的構図、アクションシーンのダイナミズム、筋力の表現、キャラの繊細な熱量ある表情…という岸本先生ならではの良さがないのは物足りないけれど、回を重ねる内に改善するものと思う。
もう少しだけキャラに筋肉が感じられればな。特に下半身に説得力がない。体脂肪率5%〜10%の世界のはず。岸本先生はシンプルな絵に見えてその辺書き分けられている。6巻の青の絵はアメコミぽくてかっこよくはあるけれど、ぶよぶよの脂肪の塊でおよそ忍者なんてもんじゃない。
岸本先生も最初の頃と今では随分違うので、池本先生も今後に期待。
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