フォローさまのレビューで知ったこの作品。
目を引くカバー絵とタイトル、読みホなのでちょっと読んでみようかな、くらいの軽い気持ちで読み始めました。
そしたらもう夢中で3巻読み終えてしまいました!
なんなんだこの世界は!
ハイセンスな作
画に変態的な題材。
一見ミスマッチに思える組み合わせが、ピタリとハマって一気に世界に引き摺り込まれました。。
初出が1994年!20世紀ですよ!27年前です!
バブルが崩壊した直後、世紀末、昭和から平成へ、政権交代。なんか尻の座りが良くない時代でした。
その頃は岡崎京子先生とか安野モヨコ先生の作品を読んでいたな〜と思い出しました。
なんか印象が似てんです(当社比)。
それまでは手堅い、常識の範疇で収まっていた世界が、通行止めの柵を軽々と乗り越えた先、みたいな感じです(あくまでも当社比)。
さて、今作品は題名の通り脚(足)フェチのお話です。
それもかなりキョーレツで救いようのないほどの性癖です。
足でしか感じることができない男女が繰り広げる、足にまつわる性の奥深さったら!
今まで思っていたフェティシズムの執着度合指数を大きく更新してしまいました。。
魔性の女性、麻葉(マハ)が外見も中身もカッコイイ!もちろんエロい。
かのファム・ファタールのマタ・ハリを彷彿させるネーミングセンスが良きです。
この作品に出逢わせてくださったフォローさまに重ねて感謝です!
岡田先生の作品は他にも読みホで何作も読めますが、買ってでも読みたいと思う作品もあります。
軽妙でちょっとシュールでスタイリッシュな作風がクセになります。
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