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弟の顔して笑うのはもう、やめる【単行本版・描き下ろし特典付き】 6

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作品内容

蒼介とラブホテルに入った事を美羽から聞かされた壱也。心臓を抉り取られるような痛みを感じながら、それでもなお、美羽と別れる決断はできない。それどころか…。「こんなに惨めで苦しい思いをしても、このひとを手離せない」そんな壱也にとって唯一の望みは、美羽が家族という形を壊せない事。無償の愛に満たされた今の家族の温かい円の中が彼女の安心。だから彼女は、絶対に蒼介の手は取れない。「蒼介、もう彼女を待つな」懊悩の第6巻は三十一話~三十六話までを収録。

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レビュー

弟の顔して笑うのはもう、やめる【単行本版・描き下ろし特典付き】のレビュー

平均評価:4.0 93件のレビューをみる

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高評価レビュー

あこれTL作品だったわ、と思ってしまった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ マンガでも小説でも、どれだけインモラルだろうが犯罪だろうが、作者が「作品を面白くするために」敢えて描いたモノならば受け入れる。それが読み手としての最低ラインだと思っています。

こちらの作者様は問題作である204-light of room 204を先に読んで気になり(突然打ち切られていることも含めて)、他作品も読んでみてたどり着きました。

三角関係ですが、ベッタベタのいやらしさとかハーレムかよっ!の不快感がなく読みやすくあっという間に8巻読了、単話の54巻まで読んでしまいました。(こちらの先生、モノクロだとわかりにくい絵柄ですがカラーはとても見やすく一瞬で理解しやすいです。)

その中で心にストレートに強く響いたところが、7巻の37話にありました。
それは創作者の鬼気迫る描写です。
若き小説家は、最悪でドン底で悔いても悔やみ切れない状態なのに、降りて来てくれるのは綺麗なものばかり。あー、これは「作る人」にしか当てはまらないなあ。凡人には共感できなくて悔しいなあ。でも悔しいと思わせてもらえる素晴らしい描写だなぁ…と涙してしまいました。「降りて来る」じゃなくて「きてくれる」と言わせているところが更にニクいです。
この真実以上の真実味ある描写のせいで、それまでの7巻分の「虚」が実感されてしまいました。イヤこりゃ逆効果だろ?って思いましたが、この37話を読めただけでも私としちゃ大満足であります。ゆーてもここまで来れば最終巻まで読みますが。
………
作者さまの作風なのかもですが、問題となりうるインパクトを頭に描き、そうなってしまった理由を後から徐々に間接的に描かれているように思います。
昨今の一巻切りが多いご時世だとかなり不利ではないでしょうか。
今作の主人公(でいいのか?)の少女も、傍目に見るとウジウジと辻褄が合わず、いー加減にしろよ!と思わんでもないのですが、読み進めるに従って実は内面に自覚のないトラウマを抱えアンビバレントに生きてしまっていると解ります。57話まで読んでも自主的な解決は難しそうに見えます。このオチをどうつけるのか?を一番最後に持ってきて一番のクライマックスにしてほしい期待が高まっています。

あと、脇を含めてのキャラ設定の配分が明確でわかりやすいのに結構練られているのが良いです。長編を一気に読める理由がここにある気がします。
いいね
17件
2023年9月5日
恋愛の痛みと切なさ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きになった女性に、全く異なるアプローチで恋心を伝える二人の男性。
一人は、血の繋がらない女性の弟。
もう一人は、女性の弟の親友男性。
ある日、密かに恋心を募らせていた弟は、ソファで眠る女性を一方的に抱く。
人懐こく面倒見がよく、しかし、ある意味自分勝手な恋愛感情を、愛する女性にぶつける弟。
一方で、病気の身体を抱え、大人しい高校生でありながら、内面の心の襞に隠した様々な想いを文章に綴り、文筆家として活動する、弟の親友。
彼は、彼女が弟に抱かれる前から、彼女と付き合っている。
しかし、心臓疾患を持つ彼は、自由に彼女を抱く身体を持たない。
ただ彼は、彼女を労り、彼女のトラウマや心の傷に寄り添いながら、彼女を支えている。
二人の全く性質の違う男性から恋心を寄せられ、自身の恋心が揺れ動く彼女。
この作品には、恋愛における男女の葛藤と痛みと切なさが描かれている。
その彼らの日常の風景は、あまりにも美しい描写なのである。
いいね
2件
2024年4月12日
雰囲気が好きで
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 多分、好き嫌いは結構分かれる作品かもなぁと思います。
人によっては切なさにぎゅとする人もいるだろうし、逆にじれったかったり、煮え切らない主人公にイライラする人もいるかも。
自分は雰囲気が好きでした。
主人公の儚い感じや雰囲気が魅力的で、モテるの分かるなぁ。
西条くんみたいに想ってくれる人、もったいないなぁなんて思ったり。
彼には幸せになって欲しい。
蒼介もいいけど、地元じゃ茨の道だよね。
離れた地だからこそしがらみ気にせず幸せになれるんだろうな。
最初から誰とひっつくかは分かっていたけど、紆余曲折経ての一緒だからうまくいくのかも。
若い頃に一途なのもいいし、一番楽しい時期に出逢いを楽しんで色んな恋をするのもまた良いし。
描き下ろしでは幸せそうな2人が見れて安心した。
まさに普通のカップルって感じで。
特に蒼介はそういう幸せが欲しかったんだろうな。
いいね
1件
2019年1月10日

最新のレビュー

すっごく上手い作家さま
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 何が上手いって、漫画を描くという一連の全てに感心してしまいます。
まず作画の上手さ。
背景からコマ割り、木の葉の隙間から差す陽の光と影、水面の輝きとか風が吹く感じ。
ストーリー展開での起こった事象に対しての事後でのその内訳等々・・・上手いなぁと感じます。
5年前、シーモアに入会して最初の読み放題の登録で出会った作品。
題材としてはよくある再婚で家族になった子供同士の恋愛のお話。
当初は、まわりくどい展開と何だか暗い雰囲気と気だるげなヒロインに好感は持てなかったのですが、子連れの再婚という、二つの家族が一つになっていくその過程にそれぞれの背景が大きな傷を抱えていたりして、一筋縄ではいかない事情が明かされてくると、ヒロインが何故自分の気持ちを流されないように押し殺してでも頑なに家族を維持したいと思うのか、その気持ちも理解できるような気がして・・・。
幼い頃、手をしっかり繋いでいたはずの弟、その手は何故離れてしまったのか・・・自分を責める気持ちと共に、母を、家族を、壊したくないと願う想いはひとしおに強いのだと物語の中で表現されているのを感じます。

長く追っていた作品の完結を見届けられて感無量です。
TL括りではありますが、その為に前半の義弟のシーンなども描かれているのでしょうが、TL味はほとんど無く青年漫画かと思うほど真理や感情の機微ををえがいた作品に思えます。
読み放題にて。
いいね
0件
2025年6月10日

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