やまがたさとみさんの、透明感があって独特の目線から描かれる物語が好きです
この作品もそんな期待を裏切らない質のいい短編集でした。絵もホントにキレイ…
1-6話、ゲイの山下×ノンケ深沢の話。表題作だけ、深沢に会う前の山下の
話。
この話が、一番やまがたさんカラーが出てると思います。友情と恋の境界線を綱渡りするふたり。胸のうちをさらけだして近くなっても恋にはならなくて…でも恋がしたい山下の気持ちが切なくて痛くて甘くない。でも、何だかんだいってもけっこうラブいと思ったのは私だけ?えちも適度にアリでその匙加減がとても巧い気がしました上質のエロさ?というのかな
最後の深沢目線の話が良かったと思います。ちゃんと山下のこと想ってる、でも自覚はしてない、そんなカンジがとてもイイ!
7話、高校の同級生。これから恋になっていく話。友情なのかそれ以上なのか…こういう青いカンジ大好きですタイトル通り爽やかでした。
最終話、ミナト×レンの抱き枕の恋。甘さは低めだけど少しずつ距離を縮めていくふたりが超カワイイショタちっくなレンが意外に男前でナイス(かわいい系男前キャラ大好き)最後の話が一番萌えました。
やまがたさんの作品にしては珍しく?萌えどころが多めなのもヨカッタ
通して読んだら、今まで読んだやまがたさんの作品の中で(個人的に)一番良かった気がしました。大好きです
買うならで
あ、でもタイトル買いなら山下×深沢のツンデレカップルがやっぱりオススメです
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