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ショーが跳ねたら逢いましょう
1巻完結

ショーが跳ねたら逢いましょう

619pt/680円(税込)

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作品内容

母親の死をきっかけに舞台に立てなくなったフラメンコダンサーのテオ。気分転換にとすすめられたハリウッド映画出演で若手人気スターのダレンと出逢う。冗談でしたはずのキスでゴシップ誌は大騒ぎに。「君の冗談の続きは?」「…シナリオ次第だ」--華やかなハリウッドスターの恋と人生の物語から京都祇園を舞台にした和の世界まであらゆるシチュエーションを芸術的なタッチで描く、表題作と商業誌デビュー作を含む7編を収録した衝撃の初コミックス!

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  • ショーが跳ねたら逢いましょう

    619pt/680円(税込)

    母親の死をきっかけに舞台に立てなくなったフラメンコダンサーのテオ。気分転換にとすすめられたハリウッド映画出演で若手人気スターのダレンと出逢う。冗談でしたはずのキスでゴシップ誌は大騒ぎに。「君の冗談の続きは?」「…シナリオ次第だ」--華やかなハリウッドスターの恋と人生の物語から京都祇園を舞台にした和の世界まであらゆるシチュエーションを芸術的なタッチで描く、表題作と商業誌デビュー作を含む7編を収録した衝撃の初コミックス!

レビュー

ショーが跳ねたら逢いましょうのレビュー

平均評価:4.6 22件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 本当に美しい
    クロエれおさん 投稿日:2022/11/3
    画面構成が巧みで、美しい。叙情的なセリフの隙間、絵柄の隙間から匂い立つ色気。えすとえむ先生の作品は、本当にえも言われぬ余韻が素晴らしい。何度も読み返したくなる、行間を読むような作品です。

高評価レビュー

  • (5.0) 芯から痺れました。
    ベグさん 投稿日:2021/11/15
    なんて洒落た表紙だろう…騙し絵みたいな内表紙だな…とこれからどんな物語が始まるのか、開幕を待つようにワクワクしました。 表題作の前日譚『カーテンコール』を読みながら、Se-Po(ウクライナ出身のダンサー)を想いました。モデルにしたのかな? と思ったけれど、彼がロイヤルの史上最年少のプリンシパルになったのは2010年、この作品が描かれた方が早いですね。 パパラッチされた後の2人のやり取りが、それはそれは小気味よくスマートで、さすが演じ手だなと思いました。芝居がかったことが無意識になり、楽だとさえ感じる彼らの本心は、行方知れずになっているのかもしれません。 テオが躍るカルメンを見たダレンは、彼の情熱と苦悩に触れてしまったのではないかと思います。 情事のあとのシーツをまとうシーンにさえ、テオの属性を感じ、ダレンはそこでシナリオの結末を書き終えたのかなと思いました。テオが本当に解放されるには躍るしかないと、ダレンは気付いたのだと思います。だから彼のホセはカルメンを殺さない。 本当に、最後の最後まで、隙なく洗練された大人のストーリーでした。 他作品(短編5話)もとても好きでした。『nero』と『モノクローム』は、ダメですね…泣けてしまいます。無常の余韻がいつまでも残ります。 唯一の日本が舞台の『ひぐらし、油照りの路地』、美しい祇園の夏と切ない心象風景に酔いました。 フォローさんのレビューでずっと気になっていた作者様で、ようやく読めました。心惹かれる作者様の一人となりました。 もっとみる▼
  • (5.0) 短編含めて大人同士の恋愛でした。
    Anno//さん 投稿日:2021/5/15
    「equus」(ケンタウロス)で知った作者さま。描写がどこかヨーロッパの映画の様な、そんな雰囲気にとても魅力を感じました。代表作と短編6作品。内表紙の、裸体姿の主人公に赤いマント…牛の頭蓋骨…バックは黒…がとても素敵で、色気のある青年だな… と思いました。表題作はスペイン舞踊を踊るプロのダンサー テオが主人公。ある事があって踊れなくなり、俳優の仕事で出会ったダレンと恋に落ちます。いや…恋に落ちたかどうかが、オペラ「カルメン」になぞらえていて、作者さまの演出にドキドキしてしまいました…。どっちがホセでどっちがカルメンなのか…最後の赤い薔薇の花束を見て、んーーーカッコいい恋愛だなぁ…と、うなってしまいました。 寝室での会話もかっこ良くて…ため息。ベットのなかの2人はもう…大人の世界でした。 他短編6作品 2人のキスの描写がとても綺麗なフランス パリのお話や京都祇園祭の「ひぐらし、油照りの路地」はもう…切なさにやられました。この作品を読んでいたら、あ、これBLジャンルだったんだ…と最後に思ってしまう、それくらい物語が深かったです。良かった もっとみる▼
  • (5.0) 綺麗
    Stitchiiさん 投稿日:2008/7/9
    正にえすとえむさんならではの世界観です淡々とした静かな雰囲気。硬質でクールな絵柄。ほんと綺麗! 個人的には、「ひぐらし、油照りの路地」が1番好きです京都の祇園祭を舞台に、笛吹の男2人のすれ違って終わった恋を描いています。風情漂いま くりです 「cafe et cigarette」と「Rockin' in my head」は別作品『エイジコールドブルー』に続編がありますが、どっちもそっちの方が好きかな。特にcafe〜に出てくるリュシアンの昔の悲恋を描いた「I saw blue」は、展開がすごくドラマチックでイイです興味ある方は是非そっちと合わせて とにかく全短編ほんと綺麗な話 展開の激しさetc.より、静かで芸術的な世界観を味わいたいという方にはオススメな作品です もっとみる▼
  • (5.0) 第9話
    じべりあんさん 投稿日:2009/2/20
    レビューを参考に「ひぐらし、油照りの路地」のみを購入しました。 すごい、の一言に尽きます。 祭囃子、人々の喧騒、主人公の衣擦れの音etc...まるで本当に画面の中で時間が流れているようです。 この作者さんの手にかかると、白黒の世界がこん なにも色鮮やかになるのだなあと感動してしまいました。 淡々とした日常をそのまま切り取ったような、人間くさいお話が好きな方におすすめです。 逆に、恋愛中心のBLが好きな方は何か物足りない感じを抱くかも…? ポイントは高くないようなので、迷っている方はまずは購入してみてはいかがでしょうか。 もっとみる▼
  • (5.0) 酔いました。
    ママ子さん 投稿日:2022/5/7
    アーティスティックな短編集です。 絵もストーリーも美しく、洒落ていて、格好良くて、でもちゃんと面白い。 作品名にも掻き立てられます。 例外もありますが、ダンス、絵画、音楽など芸術に関わる男たちの話ばかりです。 彼らの内に秘めたも のが漏れ出して漂ってる感じ。 表題作以上に気に入ったのは「ひぐらし、油照りの路地」です。 こちらだけは舞台が日本で時の流れが郷愁を誘います。 色気ありますよ。何度も読み返してます。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

デビューコミックス
広報:あずき(シーモアスタッフ)
海外が舞台の4作品と京都が舞台の1作品が収録された、えすとえむ先生のデビューコミックスです。ダンサー・テオと俳優・ダレンの、パパラッチされたキスから始まる関係。行間を読み取らせるようなセリフの応酬がお洒落。収録作は甘い展開ばかりではありませんが、愛を感じて余韻が残ります。

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