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作品内容

40地味女の夜の顔はベリーダンサー!

40歳処女友達無し、地味な経理部員の田中さん…でもその正体は、超セクシーなベリーダンサーだった!その秘密を知った朱里は、すっかり田中さんのファンとなる。
昭和的男尊女卑脳・笙野に侮辱されたり、元カレ(?)進吾にかき乱されたり、笙野の同僚・小西に言い寄られたりと色々あるものの、自分らしく生きる田中さんにいつも力づけられる朱里。しかし、既婚者・三好にずっと片想いしている田中さん、三好の元カノ!?なんと還暦越えのダンサー・愛子の出現に大ショック!そしてさらに大きな事件が持ち上がり…!?

「砂時計」「Piece」などの大ヒット作を輩出し、純愛からサスペンスまで幅広い作風で知られる巨匠・芦原先生が放つ、オトナのぐっちゃぐちゃなラブストーリー、第4巻!

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レビュー

セクシー田中さんのレビュー

平均評価:4.7 1,117件のレビューをみる

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高評価レビュー

理屈っぽくないのにいろいろ考えさせられる
試し読みして大いなる期待を抱いて、最新第7巻迄買ってあった。未完であってもドラマ化してるなら完結の道筋ついてるのかも、という思いもしていた。
いつ本格的に読み始めようか、という矢先に先生の事が、スマホ速報にTVに。情報収集を開始。時系列でその経緯を具に拾い上げて追っていって顛末は理解した。暫くこの作品に手を付けられなくなっていた。動揺もあったし、辛い予感もして、他の漫画で気を紛らわした。でも昨夜やはり読もう、と。直近刊第7巻迄一気読み。絶妙にコントロールされた1話1話で、現実的思考と希望的思考が映し出される。
才能ある先生、こんなお別れになるなんて、惜しくてならない。悲しく悔しくやりきれない。
完結するところまでもう読めなくなるだなんて。
心よりご冥福をお祈り致します。

意表を突く、もうひとつの田中さんの姿と、今のキャラを形成した子ども時代からの他人との関わりからの痛み。まわりの登場人物達も自分達事情あって生きている。笙野の言葉と態度!そして、田中さんとの交流、進化。それぞれの家庭環境。散りばめられたエピソードが結果的に各人に次の化学反応を起こす。
一人一人の人生が、微妙に方向を変える。言葉が選び抜かれて、こちら読み手の人生観を拡げてくれる。
大きめの笑いを取るかのエピソードにも、キャラ設定上の矯めがそれまで所々入って来ていたので、ウワッとしても柔らかにどんな展開になるかちょっとワクワクと読める。

ベリーダンス、旅先では鑑賞の時間があったが、日本でも機会があれば是非生で観たいと思った。


出来る限り少しでも多くの人に、この作品と先生のことを知って欲しいと思う。

以下1024/10/13追記。
8巻目、諦めていたら発売が!
単話で買い足していたけれど、この際だからこちらも購入。しみじみ思い返す。衝撃とやるせなさと、絶望を。
でも、あの時勇気を出して読んで、そして今改めて、メッセージを想像する。
もう帰っては来ないけれど、作品はある。続きは無いけど、作品は確かに存在して存在を訴えてくる。
読んでよかった。

同時収録「winter fool」月刊flowers誌2016年11月号。
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55件
2024年2月7日
永遠の未完、永遠に残る作品
女性向けの作品は久しく読んでいなかったのですが、ニュースで芦原さんに起こった悲劇を知り、作り手がそうまでして守りたかった作品とはどういう物語なのだろう、と興味を持ち、拝読しました(不純な動機ですみません…)
とても面白く、素晴らしい作品でした。永遠に未完の作品となってしまったことが大変悔やまれます。
全てのシーンをとても丁寧に真摯に心を込めて描かれていることが読んでいて伝わってくるので、きっと芦原さんも最後までこの作品を描き切りたいと思っていたはずです。
1巻から読み返しては、ラストには笙野のために踊る田中さんのシーンが絶対あったはず、などと妄想しながら次巻が読めない悲しさを紛らわせています。
テレビ局と出版社が発表した調査報告書には「原作者がドラマ版のキャラブレを気にしていた」旨が記されていましたが、「セクシー田中さん」というこの作品は、各キャラクターがとても重要な役割を担っています。
ひとりひとりは決して明るいとは言い切れない性格であるのに、他の人物と関わり合っていくことでコミカルな面が見えたり、それぞれの価値観が互いに影響を与えあって少しずつ前向きに変化していく様がこの作品の見どころです。だからキャラブレが絶対にあってはならなかったんです。
この人物はこういう家庭で育って、だからこういう価値観があって、だからこういう発言をして…、と全てが必然性で繋がっているので、少しでも異物が入り込むとキャラクターが崩壊してしまうんです。
大切な我が子のようなキャラクターたちが毎回バラバラに切り刻まれている脚本を読まされた芦原さんは、とてもお辛かったろうと思います。
メンタルがボロボロであったはずなのに作品をなんとかここまで描いた芦原さんは最後まで本当の創作者でした。
先生が生み、育て、守ろうとしたこの作品が多くの人に読まれ続けることを願います。
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80件
2024年6月10日
これからもずっと読み続けます
ずっと前にレビューは書いておりますが、芦原先生に感謝を込めて追記します。
お会いしたことはありませんが、先生の作品を読めば繊細で鋭敏で、生きづらさを抱えてそれでも光のほうへ進んでいこう、という素晴らしい感性をお持ちなのは充分すぎるほど伝わってきます。
騒動のこと、大変お心を削られたことと思います。
先生のような優しく細やかな方にはとても耐えられないことが多くあったとお察しします。
先生の作品をたぶんこれからも、年老いても読み続けると思います。
涙が止まりませんが、先生がゆっくりと休まれていることをただ望みます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

↓以下、作品へのレビューです。


女性には2つのタイプがいると思います。
ざっくり分けて、男にちやほやされるタイプとそうでないタイプ。
そしてこの作品はどちら側の女性が読んでも共感できるところが素晴らしい。
小さい頃からちやほやされてきた、現在進行形でぶっちゃけモテてる、でもそんなの若いうちだけかもと思っているあなたも、ずーっと男になんか縁がなく、とにかく淡々と仕事をして生きているあなたも、きちんと楽しめる作品です。
とても真面目に丁寧に、女性の在り方や魅力や生き方、恋について描かれていて作者さんの力量を感じます。
女性はみんな魅力的になれるということ。
人と比べなくても、あなたにはあなただけの魅力が絶対にあるということ。
それがリアルに、かつ押しつけがましさゼロで楽しく描かれています。
迷っている方は1巻を試しに読んでみてください。
漫画はかなり読んでますが、ここ数年で一番良い作品に出会えたと個人的に思っています。
失礼千万なムカつく男がしょっぱなから出てきますが、中盤から展開も変わりますので諦めず読んでみてください。笑
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74件
2022年2月20日

最新のレビュー

大好きな作家さん
3巻まで読んでいたので今更ですがレビュー書きます。先生の作品は人間の目を逸らしたくなる部分を容赦なく表現されているので、心を掴まれて読後も余韻が掴んで離さない感じがします。このお話は年齢的に朱里といっしょに田中さんを推す感じで読んでいました。最終巻に田中さんがどんな道を選んでいるのか、想像もつかないし道中楽しみながら読み進めていました。田中さんの生き様はこれからの人生で参考にしたい部分もありました。前作が珍しく明るめの雰囲気だったのでこちらも最終話はハッピーエンドだろうなと思いながら追っていただけに悲しいです。
8巻まで読みたいけどなんだか胸が苦しくて勇気が出ないんだよなぁ。もう少し落ち着いてから読もうと思います。
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0件
2025年5月2日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

田中さんの秘密
制作:のぞ(シーモアスタッフ)
優秀だけど地味な経理部員田中さん。なぜかそんな彼女が気になる朱里。周りは田中さんのことをバカにしているけど、彼女には秘密の一面があり…。婚活にいそしんでいた朱里があっという間に田中さんのファンになってしまう!田中さんの秘密とは?きっとあなたも田中さんのトリコになるはず!

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