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青年マンガ
たったひとつのことしか知らない
1巻完結

たったひとつのことしか知らない

180pt/198円(税込)

90pt/99円(税込)
7/31まで

会員登録限定70%OFFクーポンで
27pt/29円(税込)

作品内容

平々凡々なサラリーマン・藤ノ木の秘かな楽しみは、小学生のとき同級生だった男・赤岩から不定期にかかってくる電話だ。もう20年も会っておらず、今はどこで何をしているのかも分からない。この電話だけで繋がった奇妙な友情は、いつしかとんでもない方向へ転がっていき――。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田氏が贈る、男2人の物語!ラストシーンに大きな反響・感動を呼んだ読み切り傑作を電子書籍化。おまけ漫画も収録!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • たったひとつのことしか知らない

    180pt/198円(税込)

    90pt/99円(税込)
    7/31まで

    平々凡々なサラリーマン・藤ノ木の秘かな楽しみは、小学生のとき同級生だった男・赤岩から不定期にかかってくる電話だ。もう20年も会っておらず、今はどこで何をしているのかも分からない。この電話だけで繋がった奇妙な友情は、いつしかとんでもない方向へ転がっていき――。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田氏が贈る、男2人の物語!ラストシーンに大きな反響・感動を呼んだ読み切り傑作を電子書籍化。おまけ漫画も収録!

レビュー

たったひとつのことしか知らないのレビュー

平均評価:4.8 125件のレビューをみる

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高評価レビュー

短編だったんですよね、という読後感
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 実は相手の事がそこまでわかってなくても繋がりを感じてる関係の二人の物語。
電話シーンでは、電話話者のバックの景色とも言いがたい、ましてや互いの電話の向こうにはもっと無関係な絵が描かれて、二人の会話が他愛なく(でもなかったりはする)進行するところがあって、そんなところに、この作品の要素が入り込んでいる。赤岩、藤ノ木、電話のこっちの藤ノ木の回り、藤ノ木にとっての赤岩の回り。。彼我の相違が二人の間柄に悪い空気を入れて来ない。
きっかけには別離や心理的根拠を伴った背景というものがあったにせよ、理由を求めて関係が継続しておらず、ただそこにある友情。
相手が何者であるから好感、というのではなく、何者であろうと、という土台が、私の好みのストーリー。

unsung heroの語に状況説明臭と、正当化臭とがあり、これはストーリーの骨格への誤解防止には役立ったかもしれなくても、短編独特の削ぎ落としは緩んだ感がある。但し、おまけ扱いだから目を瞑れる。
4と迷いつつ、どのコマもはみ出してくると感じたほどお力がビンビン伝わったのと、舞台が目まぐるしく移ったのに鬱陶しくないこと、また、最終足掛け30年の構成が一層本作の語りを強化したこと、などから、質・量の好バランスを配慮して5星に。
いいね
7件
2022年3月13日
☆5じゃ足りない。心揺さぶる作品。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 63P読み切り。SALEで7/31迄半額90pt。
シーモア島で発掘→ハピランやポイ活用にカートin。
分類は青年漫画。
作者本田さんの紹介漫画1P、本編とおまけ漫画2P。

絵もお話もコメディタッチなのにグッと来る。
「えっ?!えっ?!えっ?!」な展開。
微グロ描写(暗殺シーン)が多少あるので地雷さん注意。

藤ノ木と赤岩、2人の「奇妙な友情」の物語。
試し読みからブロマンスの気配を察知。
(BLしか読みたくない病を患っているので…)
結果↓
『友情とはなんぞや?』からの
『人間関係について思いを馳せる』に迄発展。

小3の頃に数週間だけ共に過ごした2人。
その後の繋がりは赤岩からの不定期・非通知通話のみ。
20年も会っていない。
藤ノ木は赤岩の電話番号も知らない。
藤ノ木はリーマン。
赤岩はワケアリな職種。

端から見たら歪な繋がりでしかなくても、
互いがまるで心の拠り所で置き処。
BL的な意味では無く、唯一無二な関係がとても良い。
こんな存在がいれば人生孤独じゃない。

再会は30年経ってから。
本編ラストシーンは何回読んでも泣ける。
名もなき英雄が救われた瞬間の涙。泣ける。
読後感はとても爽やか。
その後の2人に穏やかな日々が続きます様に。
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0件
2025年7月2日
予想だにしなかった展開に拍手喝采
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家様です。フォロー様の最新レビューに飛び付きました。いつも、作品選びにお世話になってありがとうございます。
レビュアー一覧にも、ごひいき様方のお名前を見つけて、間違いないですね。

最初は、転勤多い赤岩くんと、数週間お友達だった藤ノ木くんの微笑ましい友情だと思っていました。
不定期に、非通知でかかって来る一本の電話。彼等を繋ぐものはただその電話のみ…
年賀状のやり取りしかないくらいのお義理な関係性ではなく、彼等は確かに絆がありますね。
どこからが知り合いの枠で、どこからが友達と呼ぶのか…相手の連絡先を知らなくても、相手が何をしていようとも、繋がっているのは絆だけ。二人の関係性に名前をつけなくても、彼等が感じて、分かち合えるものがあればそれだけでいい気がしました。
途中、ジェットコースターに乗っているような感覚でハラハラしましたが、最後にやって来る感動は素晴らしいものです。スタンディングオベーション級の結末でした。この先、幾つになっても、二人は変わらずいるんだろうなぁ、と思える結びが素敵です。
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19件
2021年8月12日
友とは何か、考えさせられる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●本文56P+おまけ2P。シーモア島でオススメされていたのを拝見して手に取ってみました。普段私がBLしか読まない&BLのスレッドでのオススメでしたので、先入観があったのが良くなかった。求めていたものとは違いました。(つまりBL要素は皆無です。)逆に、BL要素入ってたら嫌だなぁとご心配のかたにはオススメできます。そして短編として秀逸で、読ませる物語です。
●前置き長くなりました。小学校の頃から引っ越しばかりで、今も海外を転々としている赤岩。藤ノ木は、赤岩から時々かかってくる電話でしょうもない雑談をするのを楽しみにしている。軽い会話の裏でうごめいている不穏な空気が読者には見える。
●そばにいるから友なのか。相手のことをよく知っていれば友なのか。否、友として欲すれば友なのでしょう。どこで何をしていようとも。他人に何を言われようとも。この二人はそういう間柄でした。
●心臓が早鐘を打つ終盤の展開は是非ネタバレなしで。何があっても数十年振りの対面でも軽口を応酬する二人に、安堵を感じるラストでした。
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5件
2022年3月1日
人間ドラマをギュッと
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ こちら少し前にフォロー様達の間で面白いと話題になっていたので読みました。
本田先生の病める惑星より愛を込めてを先に読んで、人間の中身むき出しの世界観に衝撃を受けました。
この作品の世界も日常の何となくのやるせなさや、自分の意思ではどうにもならない抗えない流れで包まれている。
赤岩さんのような現実離れした環境になくても、誰もがふと感じる重苦しさがリアルで本当本田先生は心をモヤモヤさせるのが上手い…(褒めてる)
2人の不思議な関係は希望というと大袈裟、だけど確かに光でしたね!
なくてもいいのかもそれくらいの光。でもきっとないと寂しい…そういう光がずっと人を支え続けるのかもしれないですね。
なーんも格好付けず何も変わらない態度の藤ノ木さんの存在が適当なのに心強くて、笑ってしまうのに泣けました。
最後にはやっぱり人間捨てたもんじゃないって思えます。
短いストーリーですがめちゃくちゃ心揺さぶられました!!
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7件
2022年4月14日

最新のレビュー

読切だけど満足度高い
60ページちょっとの読み切りだけど、とても良い話だった!
本田先生の作品はガイコツ書店〜も『ほしとんで』も好きだけど、こういう短編もとても良かったです。
藤ノ木の先輩とか絶妙に嫌な奴なんだけど、モヤモヤしないのはちゃんと藤ノ木が即反撃しているからか?ぽややんと人が良さそうだけど、芯が通った藤ノ木の性格が伺えました。
買って後悔しないと思います!
いいね
0件
2025年7月16日

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