電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 小学館 ビッグスピリッツ ビッグコミックス 新九郎、奔る!新九郎、奔る! 17
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作品内容

新九郎に訪れる数々の別れーー

新五郎が意識不明の状態で、
孫五郎を大将に、龍王丸が陣を張る丸子に出陣した駿府方。

その裏をかき、海路にて駿府館を目指す新九郎。

時遅く、目覚めた新五郎は事態を悟り、
覚悟を決め敵を待ち受けるがーーー

龍王丸と孫五郎。
新九郎と新五郎。

手を取り合って進む未来もありえた男たちの運命が決する日。
それは長きに渡る駿河今川家の家督争いが終わる日で……

先主・義忠の死から十一年。
長きに渡る争いの結末とは!?

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レビュー

新九郎、奔る!のレビュー

平均評価:4.6 18件のレビューをみる

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高評価レビュー

時代性
北条早雲は戦国時代に興味があれば耳にしたことがある名前とは思うし、その後の北条一族の隆盛もよく知られていると思いますが、そもそもの北条早雲については正直よくわかっていませんでした。もちろん漫画(フィクション)の部分があるのは承知していますが、それを置いても詳しく知れるいい本であり、何より漫画として面白いです。初期は少々日本の時代的な用語(官位など)から名前がなかなか頭に入ってこなかったりしましたが、四巻も読めば慣れてきてキャラも同時に固まってきた感じで読みやすくなっていったように思います。秋の新刊が待ち遠しい!
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2件
2024年4月28日
味わって読める!
究極超人あ〜るからのファンですが、30年経っても美しい線のままで驚嘆します。線が荒れたり、描かなくなってしまう大御所も多いのに…
パトレイバーで描かれる、政治的な駆け引きが好きだったのですが、この作品はその部分濃縮したような味わいで最高です。
舞台は日本なのに、登場人物の名前だけでもややこしく、歴史物に慣れていない自分にとってはサクサク読める作品ではないですが、丁寧な説明と、時々出る時代考証無視ギャグのおかげで、楽しく読み進める事ができます。
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6件
2022年3月8日
細部に神は宿る
「そのままでも充分面白いが、予備知識があると一層面白い」作風のゆうきまさみワールド。
北条早雲が生きた室町時代は日本史でも勢力相関が複雑で難解なので、幕間の解説がありがたい。
主人公が吊り目キャラで、作者さんにしては珍しいなと思っていたら、肖像画の北条早雲、すげえ吊り目。
作り込みが細かい!
そして歴史漫画なのによーく見るとしれっと時代考証無視した小ネタ満載。
手塚治虫「火の鳥」で源頼朝がさりげなく電話かけてたのを思い出しました。
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6件
2022年11月14日

最新のレビュー

戦国時代とはどのようにして始まったか
主人公の伊勢新九郎盛時(後の北条早雲)の生涯のお話。以前は素性不明の素浪人とされていた伊勢新九郎だが、最新の研究結果を反映した出自となっている。

とにかく新九郎の生きた室町時代後期は波乱戦乱続きで、敵味方も一族入り乱れて分かりにくく、今までこの時代が舞台のコミックはほとんどなかったのでは…?

その難解な時代の話でも、ゆうきまさみ先生が登場人物に上手く個性付けして、話し方もある程度現代風にしながらも時代考証もしっかりとしていて、解説も上手く挟みながら、非常に読みやすく分かりやすく話が進んでいく。

戦国時代の話の漫画は数多くあるが、戦国時代とはどのようにして始まったのか、それをしっかり理解するのに最適な作品になりそう。ゆうきまさみ先生がまさか歴史マンガを描くとは誰も予想していなかっただろうが、流石の面白さ読みやすさ分かりやすさ!

そしてこの作品を見て改めて感じたのが、ゆうきまさみ先生のキャラクターの描き分けの上手さ。美男美女でない普通のおじさんやおばさんが実は上手く描けない、という漫画家はかなりの数見てきたが、ゆうきまさみ先生の作品の登場キャラたちは皆、現実世界にもいそうな顔かたちのキャラが多く、一番それを感じたのは、この作中で脳梗塞による半身麻痺になったキャラの表情のリアルさにはかなり驚かされました。
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0件
2025年9月15日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

本格歴史マンガ!
制作:八福神(シーモアスタッフ)
下克上の嵐吹き荒れる戦国時代を舞台に伊勢新九郎が成り上がっていく様をゆうきまさみ先生が描いた作品です。時には裏切り、時には義理人情。現代とは価値観の全く異なる世界を通して読者に人間とは何かを問う本格歴史マンガ作品です。

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