背徳感というより、能天気な明るさと、若干の後ろめたさが交わった、独特の雰囲気です。このジャンルの漫画だと、現実離れした遊び人の男性とかに、女の子がおもちゃにされたりして救いがないストーリーも多いのですが、この漫画では、それぞれのストーリーに
出てくる男性というより男子たちが、真剣に相手を欲して衝動の赴くままに行動した結果、激しい行為へとつながっていて、なんというか、みんな真面目で、なんか微笑ましい。同じ体験をした読書がいるかどうかは分かりませんが、誰しも感情移入できる部分もあるのではないでしょうか。少なくとも、私には、若い頃叶わなかった妄想を焚き付けられた作品でした。
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