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病み闇満載、でも重苦しくない。キレイな絵とメリハリある演出で読みやすく、ジェットコースターに乗せられた感じ。序盤のぐるっと一回転から左右の揺さぶりに高低差もあり、最終的に水にバシャーンって突っ込みます。
現実的にどうとか
は横に置いて、テーマパークのアトラクションを楽しむつもりで読んだらすごく面白いと思います。
幼馴染同士の二人の家庭的背景がチラっと見えたり、一度離れてからの再会場面の過不足ない圧縮演出も良い。病んで歪んだ二人であっても、編集者と漫画家としての作品を作る上での関係は非常に健全に成立しているのがまたツボです。
そして本編終了後のスピンオフがw ここは「絶対BLになる世界」なのかといういかにもなご都合BL展開がw このカラダを張ったスピンオフ含めて、BLテーマパークっぽくて面白かったです。
ジェットコースターとかお化け屋敷の後の変なハイテンションで、ひゃっはーってしながら、よっしゃもういっか〜い!ってなる感じの、おすすめ作品。
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