ゴミ屋敷に住んでいる孤独な女性と、前科者の男の話。
職場のいざこざから傷害事件を起こした男が、出所後生活に行き詰まり、藁にも縋る思いで訪ねて行った先は、誰もいない打ち捨てられた廃屋だった――。
「よろこびのうた」より、かなり読みやす
いです。
明るく爽やかな読後感。
シンプルで美しい絵。見事なストーリー展開。
物語全体に漂う、ほのかな寂寥感もすごく好き。
彼女の孤独が自分にはわかりすぎて少し辛かった。
タイトルは私が一番面白いなと思った部分。
桐の恨みがああいう形で終わるとは…。なんか可笑しくて笑ってしまった。
本当に面白かった。おススメです。
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