プリズンアルカトラズから脱獄した2人の少年、凶暴児のナギと知能犯のコージ。
刑務所側の組織に人工知能開発のデータ収集のためわざと泳がされているとも知らずに、
2人は感覚や感情を共有する神経錠でつながれたまま、外科医を探してひ
たすら逃げ続けます
最初は反発し合ってばかりの2人でしたが、お互いの神経を共有したり、お互いの生まれ育った街に逃げて相手を知ったりするうちに、いつしか絆が芽生え出して……というようなあらすじ。
設定や話自体は面白くてすごくイイんですが、見せ方がちょっと…という感じでしたシリアス続きで流れていく展開はどうしても中間のツラツラ感が否めなかったです。
でもラストの怒涛の展開はヨカッタ
恋人(この言葉じゃ安いですが)のような関係になってしまい、ナギに命の危機が迫った時、2人が選択した道…感動しました
SFならではの道です(笑)
そして最後のメリケンサック…いいなぁ
「これで元通りの面だ」、全ては元通り、今度こそ自由に、外へ、2人で。
余談ですが、この話あさのあつこさんの小説「No.6」にもの凄く似ている気が…。(知っている人は参考までに)
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