278ページ、1冊表題作(描き下ろし後日談12p付)。
久しぶりに作者さんの作品を読みましたが、読了して、、
え!?
もう終わり〜?
そうだ、そうでした。
そういや作者さんの作品て、こんな感じだったかも。
雰囲気がす
ごくあって、調和の良い静かな映画を観ているような読み心地。
気持ちの変化や状況の描写が丁寧です。
いかにもBL(≒ボーイズのTL)ではなく、絡み描写目的ではない。
ですから、そっち系が好きな方には評価低いかも。
絡みはなくても、それからのお話も読みたかった〜。
とはいえ、すでにたっぷりページ数で1,5冊分近い!
続刊はないのかな。。
後ろを見たら、なんと、6年越しでの単行本。
最初は読み切り短編?
2話目とは3年の間があいてました。
そういえば、以前読んだ時は白黒の作画が印象に強かったですが、本作も前半は黒いベタ塗り多めですが、後半から割合が減り、見やすい絵になってました。
プラトニックもオッケーな、静かな小説や音楽を楽しむような、そういう雰囲気の良いのが好きな方には、ぜひオススメ!
ところで表紙絵、いいなぁ〜。。
作者さんは絵の勉強をされている方なのかな?
他作品もそうですが、カラーイラストでの色使いというか、まとめ方、調和がすごく良い〜。
中身の作品みたいに、静かで穏やか。
互いの色の邪魔をしない。
反対色を使っていても効果的で、バランスを崩さない。
イラスト(絵画)として、額縁に入れて、壁に飾りたくなるような。。
もっとみる▼