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作品内容

「君が僕と結婚したまえ、アンドレア」美しき顔に傷を持つ古城の主ブレーズの有無を言わさぬ申し出に、アンドレアは絶望した。彼女の従姉妹が酔った勢いで彼と便宜結婚の約束をしてしまい、それを取り消すために訪れたというのに、身代わりの花嫁になれとつめ寄られてしまったのだ。こうして1年間、愛なき結婚生活を送ることになったアンドレア。私欲のためなら妻をも強引に娶る冷酷な城主ブレーズを最初は憎もうとするが、彼の傷に隠された純粋な心を知って――。

詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

幻のシャトオのレビュー

平均評価:3.9 9件のレビューをみる

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高評価レビュー

山口先生のハーレクイン最高!
最初は疑心暗鬼で契約結婚をするつもりの2人が、いつしか心を通いあわせて恋に落ちます。絵の柔らかな感じが話にもよく合っていて、読んでいて幸せな気分に。
原作をうまく消化させながら、山口先生の温かな絵柄と雰囲気で話が進むのは最高でした。山口先生は展開や話の構成がすごく上手い。ヒーロー、ヒロインだけではなく周りの人も丁寧に書いてくれるので、そこも好感が持てます。
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5件
2020年1月11日
良かった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインの叔父さん叔母さんがヒロインを受け入れてくれたのとは対照的なヒーローの過去でした。シモーヌが本当はいい人だったような感じですが、ヒーローの気を引くためにした行為も子供をワザと怖がらせたり放置するのも立派な罪でしょう。
いいね
0件
2025年11月20日
もっとロマンス要素が欲しかった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ハーレクインで山口美由紀さんが担当した前の作品が良かったので購入したけど、総合的には前作の方が良かった。
今回は過去の事件のあれこれがあったりで、後半はページが足りなくてバタバタ詰め込んだ感じに。結果、ロマンス要素もさらーっと流れてしまった印象を受けた。ヒーローとヒロインの間にもう一個か二個、ときめくエピソードが欲しかった。
ヒロインを育てた叔父叔母のエピソードやら、屋敷を変えようと奮闘するヒロインが放つ明るい空気、ヒーローが時折見せる優しさ、可愛い甥っ子の様子、物怖じしない下宿人や気のいい使用人たちと試し読みの時点では、非常にいい雰囲気で進んでいたので、ラストへ向けての期待が大きすぎたか。

ヒロインのライバルは、甥と別れた時の笑顔からすると本当はいい人にしたいのかもしれないが、やってることがアレでは最後に可哀想な人感とか出されても微妙。嘘の伝説を甥に吹き込んで脅かす。思い出のソリを壊す。事実と反対のことを告げてヒロインを追い出そうとする。このあたりは序の口だけど、甥の閉じ込めは、あの時、甥が歌わなかったら一晩放置もあり得たのでは?
ヒーローの気持ちを確かめるためとはいえ、ただ浮気するだけでなく、よりによってヒーローの弟とというところも、個人的に受け入れにくい。浮気を告げてヒーローが怒った場合、よほどのことがないと破談確定。ヒーローは弟ともこじれて完全に家を捨てそうなんだが。自分本位の考えなしで酷い。
ただ、ヒーローとどういう経緯で婚約してたら、ライバルが浮気したあとのヒーローの態度に繋がったのかわかりにくく、ここのあたりはもう少し補足が欲しかった。ヒーローの性格的に関係を続けるために怒りを自制しただけかもしれないし、諦念かもしれないし。ただ、そのままヒーローと結婚したとしても、浮気相手が弟ではそのことを思い出す機会も多くて、嫉妬しようがしまいが、結局うまくいかなかっただろうな、この二人。

しかし、一番理解不能なキャラはヒーロー弟かな。借金を作って保険金目当てで自宅に放火するような馬鹿なのはわかるが、妻の妹であり兄の婚約者の女性と寝るとはどういう神経なんだ。しかも兄には結婚していないと後見人にはさせない? その上、兄の心に、自 殺を止められなかったという心の傷まで負わせる死に方をするとか最悪な弟だった。甥には真相を教えたくないというヒーローの言葉が改めて響いた。
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1件
2020年3月27日
同情なら 僕には必要ない
無料分のヒーローブレーズのこの言葉に惹かれて購入しました。これって、愛してくれと言っているのと同義。本人は気付いていませんが。事は、借金返済の目処が立たず、保険金を目当てにした火災による弟の焼死が齎したものでした。ブレーズは結婚していないと甥のフィリップの後見人になれない だからヒロインアンドレアの従妹クレアと婚約した。しかし当の本人クレアは酔っていて覚えていない だからアンドレアは、彼女の両親がくれた幸せな生活の恩を返すために身代わりを引き受けた。呪われているというシャトウ(なんでシャトーじゃないのかな)の天辺の曰くつきの部屋を子供部屋にするという企画を軸にして 人間模様が展開される。秘密はかなりある。その一つ一つをじっくり解いていくにはページ数が絶対的に足りないのは文字数を見ればわかるが、アンドレアの人間性の温かさ優しさで ブレーズの心を開かせていくことに重きを置き付随してフィリップも懐かせてしまうという展開にしている。これらは上手く出来ていてなかなか申し分は無い。アンドレアの伯父たちの「永遠に家族だ」「お腹にはハッピーがいっぱい詰まっているんだよ」という暖かな家族を彼女からブレーズに伝わっていくのに感動する。しかし、この物語のキーマンであるのはフィリップの叔母シモーヌ。彼女を登場させずにこの物語は成り立たないので登場しているが、作中うまく作用していない。おそらく原作では 彼女の働きはもっと多いはずである。彼女の抱えているものは このシャトウの本髄であり、ブレーズの正体をも握っている いわば ここにいるけれど 過去の亡霊なのだから。(生きています)それが伝わってしまうから残念だけれど、家族を作り上げていく物語はジンと胸に響きました。
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1件
2020年1月16日
お城
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 不義の子と言われて命さえ危うくなるような生家の城から離れて暮らしてきたのに、運命の悪戯か弟を失い自身も傷をおい、続いて父母までも亡くして。翻ってヒロインは両親を亡くしたあと素敵な叔父一家で育ち、その家の従姉妹のために、一肌脱ぐことに。ミュージカル仕立てのように感じるのはユニークな歌のせいでしょうか。城の悲惨な言い伝えや宜しくは無い人間関係で暗いものになりそうなところも救われていて。
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0件
2021年9月3日

最新のレビュー

良いお話だった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ブレーズと弟のジャンポール(故人)、ブレーズの元婚約者で嫉妬して欲しさにジャンポールと寝たシモーヌ、破産寸前だった家業、ブレーズに唆されて酔っ払って結婚宣誓書かかされて脅されてるクレア、クレアを助けるために乗り込んできたアンドレア、来る予定じゃなかったのにいきなり連れて来られてるブレーズの甥フィリップ、ブレーズを大切にしてるのに今いち理解されてない使用人ガストンとクロチルド、謎に出入りしてる謎のアランはホットコンデンスミルクをエンピツでかき混ぜて飲むし、何かにずっと怯えてるフィリップ、何かをずっと秘めてるシモーヌ、それぞれの思惑と事情と過去の伝説が複雑に入り込みすぎて正直、かなり情報量が多くて読んでる間ずっと困惑します笑。終盤まで「あれ?これってHQなんだよね?」と首をひねりながら読む羽目に。ヒーローとヒロインであるはずの二人の気持ちのやり取りもあるにはあるけど、最大の謎であり一番のヒントである「死んだジャンポール本人が弱くてクズ」なことに誰一人、まったく微塵も触れないまま最後の最後に種明かし〜!って流れなので読んでる方が俯瞰で物語を楽しめないところが残念。ひたすらアンドレア目線でアンドレアと一緒に振り回されることになります。ただラストの、あんだけ複雑な育ち方をした上に悲惨な火事に遭い悪い噂を流されて財産すらなにもないのに、アンドレアの愛だけは真っ直ぐに信じてめちゃくちゃ素直になるブレーズが最高に良かった。本当に良かった。そこが大大高得点です。あのシーンでアンドレアを突き放して「もう出て行っていい」とか言ってたら全力で☆1を叩きつけるところでしたが、謎解きの楽しみがヒント少なすぎていまいちだったことを差し引いても、ラストが良すぎでした。
いいね
0件
2025年12月9日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

偽りの結婚から…
広報:あずき(シーモアスタッフ)
ブレーズとアンドレア、シモーヌの三角関係から塔の秘密、甥のフィリップなど引き込まれる要素がたくさんあって最後まで一気に読んでしましました。サラ・クレイン先生のストーリー構成に感服です!山田美由紀先生のコミカルできれいな雰囲気もストーリーとマッチしていて読後感が素晴らしかったです。

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