これは名作です!定期的に読みたくなります。その度に温かくもあり切ない涙が流れる。緒川先生の才能の奥深さを感じ取れる作品です。緒川先生の作品が好きで他にも読んでいますが、一番心の深い所に刺さり、何度も思い出しては読んでいるのが今作です。本当に
買って良かった。家族と結び付きたいのに、どうしても歩みよる事ができない春樹。仕事で疲れきって人にも自分にも優しく出来なかった主人公に凄く共感し、泣く事もあります。そんな春樹を変えてくれた存在の仮のパパ。最初読んだ時この終わり方が最高にベストだと思いました。ところが読めば読む程、冷たかったはずの春樹に共感していき春樹の幸せを心から願わずにいられなくなっていきました。読み手の家族関係や好み、心理状態によってエンディングへの意見が分かれると思う。春樹の思いが通じる時が来て欲しい。いつか違う形の幸せを掴んで欲しいと思います。続編本当に希望します!紙の本でも持っておきたい。めちゃくちゃ好きな作品です。
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