年下ボーカル・ギター担当のバンドマンで無表情猛禽類の鳥原(攻26歳)とそのバイト先の居酒屋の明るいノンケ店長明楽高志(受32歳)の、年下攻に年上店長が迫られてぐるぐるモダモダするお話です。
単行本のプロトタイプ版の同人誌掲載分で、人物紹
介と巻末おまけ漫画まで43頁ありますがヤマシタ先生が沢山の台詞と細かいコマ割りでキャラへの愛情たっぷりに描いてくれているお陰で頁数以上の満足感があります。攻の鳥原が普通にカッコいい男で、周りの人物も魅力的だし、笑いも台詞もセンスがよくって、この世界観いいなぁと思いました。特に抵抗してきた明楽(あきら)さんが、あらら、となるシーンが萌えます(2人の会話もタップリで、愛しく面白い)。最近のヤマシタ先生の作品は非BLで、そちらも読んでいますが、短い頁数に凝縮されたこの作品、好きです。ヤマシタ先生の作品が好きな人なら、購入しても損はないと思います!
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